今年1度コーティングを施工させていただいたお車が再施工のため入庫いたしました。
実はこのお車は去年新車でご購入された際、レクサスのコーティングを施工されたそうですが半年ばかりで塗装がくすんで見えるほどのイオンデポジットが出来てしまい、イオンデポジットの除去と再コーティングのご依頼を頂き光触媒コーティングを施工させていただきました。
その後ボンネットに飛び石を受けて再塗装をされたのでコーティングも全面やり直すこととなりました。
このときは少しでも飛び石からボデイを守りたいとのご希望でマーベラスフィニッシュガラスコーティングを施工いたしましたが、レクサスのコーティングほどではないですが今回イオンデポジットが出来始めておりました。
はじめのイオンデポジットはコーティング剤が酸性雨やカルキなどによりとかされて固形化したものと思われましたが、今回の場合はコーティング剤が無機珪素なのでそう簡単に溶けるものでは在りませんがところどころにコーティングにまで食い込んでいる形跡がありました。
お客様に使用状況やお手入れの仕方や保管状態等をお聞きして原因を探りましたところ、洗車に問題があることが判りました。
通常洗車はいつも決まったスタンドで手洗い洗車を行っているとのことでしたが、こちらのスタンドでは洗車用の水は地下水を使用しているところでした。
このスタンドのある地域の地下水は硬水でイオン濃度もかなり高い地域でした。
たかが水と思われるかもしれませんが、硬度が高くイオン濃度が高い水はへたな薬品よりも塗装に与えるダメージは強力な場合があります。
このようなことからとにかく無機で強い幕を形成できるコーティングで保護をすることにいたしました。
まだ出来はじめでしたのでコーティング層の部分で食い込みはとまっておりました。
磨き上げることできれいにイオンデポジットも処理できひと安心です。
レクサス GS450h
とにかくすべてにおいて優れた性能を持ったコーティング剤を選択いたしました。
車磨き研究所で秋より新たなラインナップといたしましたハイモースコートに決定しました。
ハイモースコートはケイ素の膜とフッ素の膜とのWコートのコーティング剤です、硬度も9Hとコーティング剤としては最高の硬さを誇り、油でさえはじくほどの撥水角110度と言う滑水に近いほどの八水力を併せ持っております。
更に念には念を入れガラス層の部分をダブルコートすることにいたしました。
ハイモースコートでのガラス層の部分のWコートは初めての試みの為、意匠性がどのようになるかが心配でしたが深みのあるいい光沢に仕上りました。
施工コース:ハイモースコート＋ガラス層Wコーティング＋02磨きコース(軽度の磨き）
施工料金:196.875円税込み
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