トランクのスペアタイヤスペースも灯油で洗面器状態でした。
トランクマットもこのように立てると灯油が染み出てくるほどの状態でした。
なぜこんなことになったかと言いますと、ガソリンスタンドでポリタンクに灯油を入れてもらいトランクにしまってきたところ、途中で異臭に気づきトランクを開けてみるとそこは灯油のプールになっている始末で、なんとポリタンクのキャップがしまっていなかったそうです!
なんともお粗末なスタンドですが、現実高校生のアルバイトなどもいますので失礼な言い方かもしれませんが全面的に信頼することも考え物だとは思います。
結果としてこのようなことになればやはりご自身が一番損をしますので、スタンドに限らず何か作業を依頼された際は出来る範囲で確認することは大事ではないでしょうか?
まずはトランクをアルカリ洗剤で洗浄し少しでも油分を分解します、布製のものはどんなに洗っても洗剤成分が残留しますのでアルカリ洗剤は使用せずに、イオン洗剤を使用してトルネードガンにより灯油の分解とたたき出しを行います。
使用しているイオン洗剤は有機物を含まず当然有害性のある界面活性剤は一切入っておりませんが、イオンの力により灯油の分子構造を分解する力があります。
分解された残留物をトルネードガンの竜巻の力でしみこんでいる素材からたたき出します、これだけでもかなり匂いは消えました。
このお車の入庫中たまたま連日いらっしゃっていたお客様がいらして、初日には工場全体が灯油臭く「耐えられない匂いだな!」
とおしゃっておりましたがトルネードガンで施工後にいらしたときは「ほとんど気にならないくらい匂いがいないね!」
とビックリされていました。
念には念を入れて光触媒コーティングでダメ押しです。
通常光触媒は紫外線の当たる環境でしか働きませんが、蛍光灯からでるわずかな可視光で活性するものから暗所でも機能できるものまで当社には車内施工用のものでも三種類のバリエーションをそろえてあります。
1.可視光応答型でわずかな紫外線や可視光でも触媒機能を発揮します。
2.銀イオン含有型で暗所機能もあります。
3.金属イオン含有型(中身は企業秘密?)当然暗所機能もありますが、今まで密着が難しかった革やメッキにも施工できます。
今回はトランクがメインとなりますので二番の光触媒を使用してコーティングを施工いたしました。
光触媒というとまだまだご存知のない方もいらっしゃり、ご存知の方でも胡散臭い詐欺的な商品と言うイメージがあられる方もいらっしゃるとは思いますが、残念ながら私自身もすべて光触媒はまともな商品ですとは言い切れません。
まず全く効果のないような商品が売られていたり、適正価格の10倍以上の値段で取引をされていたり、光触媒の科学的根拠や理論をほとんど知らずに施工をしたりと業界全体の管理がされていないことが問題です。
ただまじめに取り組まれている方も数多くいらっしゃいますので、もし施工をお考えの方は安易に依頼をされずにご自信で多少知識をつけられてから質疑応答をすることで判断されることをお勧めいたします。
施工コース:車内丸洗いクリーニング+車内光触媒コーティング(銀イオンタイプ)
施工料金:52.500円税込み
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