ハリアーのハイブリッドです、なぜか車磨き研究所ではハイブリッドのお客様は少なく接する機会が少ないため、工場内の車両移動もビクビクです。
車を動かすだけなので根本的にはどれでも同じはずなのですが、ハイブリッドの静かさが怖さに結びついていくのだと思います。
エンジンルームの中は所狭しといろいろな装置で埋め尽くされています。
ここまで複雑になると素人では理解すら難しく、DIYメンテなど完全に不可能です。
特に高圧電流が流れておりますので我々車業界の人間でもエンジンルームに手を出すことは嫌がります。
驚いたことにカーナビ画面にエネルギーモニターなるものが現れいろいろな情報をドライバーに伝えます、もうここまで来るとスタートレックのコックピット感覚です。
私が無知なだけかもしれませんが、いわゆるデフの部分がモーターになっているようです。
減速制動時にはブレーキとモーターで充電機能が働きエネルギー回生システムが作動するそうです。
全く理解不能です。
ぱっと見のメーターレイアウトは結構スポーティーですが、よく見るとハイブリッドなので見慣れない計器があります。
操作パネルなどのデザインはなかなかのものですが、400万円を超える価格の車の割には素材感に不足を感じます。
もっともハイブリッドの複雑なシステムにお金が掛かってしまう為しょうがないといえばしょうがないのかもしれません。
磨き前膜厚は117μでした。
最近国産車の新車も多数ご入庫いただいておりますが、正直これで新車としてお客様に納車するの? と感じるレベルのスクラッチやひどいものでは線傷までもが入った車が多かったのですが、今回ご入庫いただいたハリアーは非常に程度のいいお車でした。
ほとんどのお客様は磨きやコーティングはなさらないのですから、ディーラーもこのくらいきれいな状態でお客様にお渡しするべきだと思います、いい加減売ればいいという客を馬鹿にした態度は改めるべきではないでしょうか!
磨き後膜厚は116ミクロンでした。
バフのすべりもよく非常に塗装表面の状態もよく1μの研磨でバキバキに仕上りました。
オプションのホワイトマイカということもあるのでしょうか、クリアーもなかなか硬い感じで国産車ですがドイツ車並みに安心して磨くことが出来ました。
TOYOTA トヨタ ハリアー ハイブリッド E-Four コーティング終了
今回初めて新車ご購入時にコーティングを施工されたそうです。
お客様からよくお聞きする言葉として、最近多いのは「なるべく永く乗るつもりなので出来るだけきれいな状態を維持したい」
このようなお考えの方が増えています。
確かに塗装が紫外線劣化をする前に保護膜を作り塗装にバリヤーを張ってあげることは、非常に有用です。
現在水性塗料といってはいますが、実はクリアーの部分だけの話で色のついている部分の塗料はいまだ油性のものが使用されています。
油性塗料は油分が抜けてしまうと急速に劣化し始めます、ガラスコーティングは塗料の粒子よりもさらにナノレベルの膜のため油分の抜けを防ぐ効果もありますので、このような理由からも出来れば新車購入時に施工をされることは非常に有用です。
このたび大奮発で施工していただきましたので一生懸命施工させていただきました。
お引取りの際のお客様の笑顔が我々スタッフには何よりの悦びでした!
安全に楽しく永くお乗りになれることを願っております、ありがとうございました。
施工コース:ハイモースコートガラスコーティング+02磨きコース
施工料金:123.039円税込み(新車割引・持ち込み引き取り割引 適用)
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