このアウディに限らず欧州車得にドイツ車に目立つのがメッキパーツの白ボケした滲みや腐食です。
ドイツ車でも古い車ほどこの症状はでにくいのは不思議と思いませんか?
日本車ではほとんどこのようなことはありません。
英国車やイタ車でもよほど古い物で無い限りはあまり見かけることはありません。
「高い車なのになぜこんなにも1~2年でこのようになってしまうのか?」
「コストダウンで手を抜いてケチっているのか?」
自然とこのような疑問がわいてきてしまいますが、実はそうではない理由があるそうです。
実はドイツという国は世界で最も環境汚染に対し規制が厳しい国だそうです、家庭の庭先での洗車に関してまでも規制がある国ですから工業に対しても規制が厳しいのは当然かもしれません。
メッキ特に金属に対してのメッキに関してはかなりの環境汚染の危険が高いそうです、そのためドイツでは製品自体の耐久性よりも環境負荷を低減することが優先されている為このような状態になってしまうことを承知の上で生産しているそうです。
グリルなど樹脂で出来ているものは腐食しずらいのは工法や材料に違いがあるからだそうです。
アウディに関しては欧州市場向けの生産車は、外装パーツにはほとんどメッキは使用されていないそうで、日本使用のものだけがメッキパーツを多用しているそうです。
これは日本人の光物を好み,それに高級感を感じる嗜好性に合わせたものだそうです。
日本より酸性雨の強い欧州でこんなに簡単に腐食してしまうメッキでクレームにならないのかと疑問に思っていましたが、この答えで納得できました。
確かにかなりひどい状態です。
如何に日本人が光物好きといっても、このようになってしまうものを良しとするのはいかがなものでしょうか?
もっともそのおかげでこのようにお仕事をいただけるのでわれわれとしては微妙なところです!
オーナー様ご自信でホームセンター等で買い求められたメッキ磨きで格闘されたそうですが、全く歯が立たずあきらめられたそうです。
Audi アウディ A4 1.8T メッキ磨き+メッキ用ガラスコーティング終了
どうでしょうか?
この輝き、同じメッキモールとは思えないほどの輝きを放っています。
本来ならば高級感を出す為のメッキモールも白ボケしてしまっていては逆にオンボロ感を出してしまいます。
車磨き研究所では磨き上げたメッキに対して標準施工で、ガラスコーティングを施行させていただいております。
本来ガラスコーティングは無機質の皮膜ですので通常は無機質の基材に対して密着し製膜することはできませんが、車磨き研究所の使用するメッキ用ガラスコーティング剤は無機基材に対して密着が出来る無機バインダー剤を配合したオリジナルコーティング剤ですので、メッキに対してもガラスコーティングを施行することが可能です。
ただしいくら特殊なバインダーが入っているといいましても、本来ならばガラスコーティングが出来ない素材に対して行っていますので耐久性は1年が目安となります。
このお車の場合ですと施行距離が10mとなります。
程度にもよりますが10mで約半日、20mまでは1日のお預かりで施行可能です。
朝ご入庫いただいて代車を無料でお出しいたしますので、夕方引き取りにいらしていただけば日帰り入院で施行可能です。
施工コース:メタルクリーン
施行料金:15.750円税込み
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