Cクラスでは定番色のカルサイトホワイトです。
標準色ですがベンツらしい高級感のある白色です。
個人的にはグリルの大きなベンツマークよりエレガンスの従来どおりのベンツマークのほうが好きですが、現行モデルになりボデイラインや顔だけではベンツらしさの表現が弱くなったためこのようなデザインに変えたのかなと思っています。
磨き前膜厚は131ミクロンでした。
磨き後膜厚は129ミクロンでしたので、研磨膜厚は2ミクロンです。
施工者ギャラリーをよく御覧になられている方の中には、「アレッ?」ときがつかれた方がいらっしゃるかもしれませんが、上級グレードのEクラスよりもCクラスのほうがなぜか塗装膜厚が厚いのです。
実は理由は簡単なことで、塗料の種類も違えば塗装方法も違うのでEクラスは膜厚がCクラスよりも薄くてもCクラスよりもグレードの高い塗装がされているそうです。
実際磨きを行っているとバフのすべりや塗膜の切れ方に多少ではありますが確実に差があります。
Mercedes-Benz メルセデスベンツ C200 BlueEFFICIENCY アバンギャルド 磨き前
とは言うもののCクラスも紛れも無くベンツですからそこらへんの車の塗装とは比較にならないほど安定した塗装ですので、安心して磨くことが出来ます。
不安定な塗装はバンパーなど樹脂に施された塗装を磨いてみると一番わかりやすいです。
塗料の良し悪し塗装方法の良し悪しではなく塗装に対してのメーカーの考え方がその部分に出ていると思います。
ベンツの場合新旧やグレードを問わずバンパーにペーパーをかける磨きを行っても不安を感じたことはありません、素材もしっかりしていますし塗装も完全に密着しています。
国産車の場合は同じ施行を行うのはほとんど博打のような恐ろしさを伴います、某メーカーの車に関してはペーパーがけからの施行依頼を頂いても樹脂塗装部分に関してはお断りをさせていただくしかないほど素材も弱く塗装密着も甘いつくりをしています。
いつも国産車メーカーのバッシングをしている様になってしまっていますが、コストをかけるところとコストをカットしていいところの考え方があまりにも欧州車と違いすぎるためにこのようになってしまっています。
ほとんどメインテナンスフリーで走る国産メーカーの技術力はすごいと思います、逆にこの技は欧州車では真似は到底出来ないと思います。
このすばらしい技術を表面的な車作りでは無く、もっと本質的な車の基本に応用していただけたらすばらしい車が出来るのにと感じます。
30年位前までのの国産車は魅力的な車が沢山どこのメーカーにもあったと思いませんか?
施工コース:マーベラスフィニッシュガラスコーティング+02磨きコース(軽度の磨き)+ホイルガラスコーティング
施行料金:74.550円税込み(輸入車割り増し・新車割引 適応)
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