2010年04月03日公開|スバル
新型レガシィのツーリングワゴンです。
どの車種でも最近はモデルチェンジのたびに大きくなっていきますが、レガシィもかなり大きくなった印象を受けます。
最近疑問に思うのですが、ECOといいながらなぜ車は大きくなっていくのでしょうか?
大きくなればそれだけ資源を使うことになりますし、技術の進歩で燃費も改善されてきていますから従来どおりの大きさにとどめれば更に燃費はよくなるはずです。
このようにECOといいながら逆行している部分を感じます。
ダッシュボードの操作パネルもかなり洗練されたすっきりとしたデザインです。
欲を言うならシルバーの色と素材感をもうちょっと工夫すればなお好いと思います。
運転席とのデザインのバランスもなかなかのものです。
最近の車はスターターボタンとハドルシフトの付いたものが非常に多いですが、これはあまり意味が無いような気がします。
磨き前膜厚は120μでした。
納車から約3ヶ月が経過して頻繁に新潟などの雪国に営業車としてお使いになられているお車ですが、傷に関しては使用状況から見ると非常に少ない状態でした。
ただ鉄粉に関しては非常に多い状態でした。
早めに磨きコーティングの施工を決めていただいたので、まだダメージの少ないうちに処置できましたので せっかくの新車の塗装を傷めずに済みました。
鉄粉は食い込んだまま放置していますと驚くほど速いスピードで塗装を劣化させていきます。
鉄粉なので当然錆びていきます、その錆が塗装の中のメタリックを錆びさせることにより塗装の劣化がすすみ曇りやイオンデポジットのできるホールを造ってしまいます。
ソリッドやマイカでも塗装の中に水の入るホールを作ってしまう為イオンが進入して塗装を劣化させてしまいます。
鉄粉を除去しコーティングを施工することで6H以上の硬度のあるものでしたら鉄粉をある程度はじき返してしまうので鉄粉の付着を防ぐことも出来ます。
6H以下のものでも塗装の上に1枚皮膜が出来る分鉄粉の塗装への食い込みの深さを浅くすることが出来ますので、劣化をかなり防ぐことが可能です。
鉄粉はどこで付くのかといいますと、一番多いのは雪国でのチェーンなどから出るもの、鉄道の線路から飛散してくるもの、ブレーキダストから飛散するものなどが主なところだと思います、このような環境からは車が走行する以上は鉄粉の食い込みを避けることは出来ません。
このような状況から車を守る為にはコーティングは非常に有効な方法です。
SUBARU スバル レガシィ ツーリングワゴン 2.5 コーティング終了
スバルというと割りとローカルなイメージの方もいらっしゃるようですが、これは大きな勘違いです。
好みの問題はあるでしょうがかなりきちんと作りこまれています。
この時代の車ですから当然コストダウンもしている部分もありますが、某メーカーのような客を馬鹿にしているかのような露骨なことはされていません。
磨いていて感じたことですが、塗装もかなりきちんとした塗装がされています。
膜厚を見ても国産車としては厚いほうですので、磨いていても安心して磨くことが出来ました。
鉄板はかなり薄い高張力鉄板ですが熱変形も少なくいい素材を使用しているのではないでしょうか?
引取りに見えたお客様も完成車両を御覧になりご満足いただけて何よりでした。
非常にきれいにお乗りいただいておりましたからこれで更にメインテナンスの手間が省ける分、更にきれいにお乗りいただけると思います。
今回は施工いただきましてありがとうございました。
施工コース:マーベラスフィニッシュスーパーガラスコティング+02磨きコース(軽度の磨き)
施工料金:72.440円税込み(新車割引・持ち込み引き取り割引 適応)
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