2010年04月29日公開|トヨタ
プリウスの納車後1ヶ月の新車の202です。
昨年は1台プリウスの202でお客様にご迷惑をおかけしましたが、今は202専用コンパウンドがありますのでしっかり仕上げることが出来るようになりました。
テールゲートをあけて後ろから見ると何か宇宙船のコックピットを連想させられます。
毎回ハイブリッドを洗車等の移動で動かしてみると、どうしても車を動かしている感覚とは程遠い感じがします、正直怖いと感じます。
モーターだけで動いているときの静かさや、突然エンジンが始動するときの唐突さが人間の意志とは無関係に作動するところが宇宙船のような感じを受かるのでしょう!
ダッシュボードの素材の模様も今までの車の模様とは違い近未来的です、プリウスのデザインとはよくあっていると思います。
とてもモダンな色ずかいです、これはすごく好みです。
ボデイの202の色とこの内装色のバランスはすごくいいと思います、ただ汚れには非常に気を使わなくてはいけませんが、逆にこれくらい汚れが目立つ内装色ですとかえってきれいに乗るように気をつけざろうないのでいいかも知れません。
特にドアの内張りのデザインが無視質な感じでかなり好みです。
何でついたかはお聞きしませんでしたがかなり深そうな大きな傷です、細かい傷もそこそこありますが、磨きに出されることを決めていらっしゃったので納車以来傷がつかないように洗車はされないようにされていたそうです。
ここの所202の新車を何台か磨かせていただきましたがその中ではダントツに傷は少ないお車です。
ディーラーさんもかなり苦労して納車磨きをされたのだろうと苦労が伺われます、それでもこれだけまだ傷が残ってしまうのですから本当にこの202という塗装は厄介です。
正直トヨタもいい加減この202の塗装はやめてほしいものです。
磨き前膜厚は113ミクロンでした。
磨き後膜後は111μで、研磨膜厚は2μでした。
ボンネットの深い永い傷もきれいになくなっています、細かいスクラッチもなくなっています。
ただしこれはカメラでの映像ですので100パーセント傷がうっているわけではありません、水銀灯に照らしてよく見ると多少の傷は残ってはいます。
ただしこの程度は自然光や蛍光灯の下ではまずほとんど見えることはありません。
なぜ傷が残ってしまうかは02コースでの研磨限界を超えた傷に関しては取りきれない傷は残ってしまいますが、傷のエッジ(角)は丸く処理するのでほとんど見えなくはなります。
この残った傷を処理するには202以外の塗装でしたら強いコンパウンドやバフを使うことで処理が可能ですが、この202に関してはその手法は通用しません。
202で深い研磨を行うには3000番のペーパーを掛け弱いコンパウンドとバフを使い磨きで熱を入れないようにし手磨き傷が入らないように、少しずつ何回も研磨を繰り返すことをしないと処理は出来ません。
それでも100パーセント傷を取りきることは202では至難の業です。
TOYOTA トヨタ プリウス コーティング終了
何とか苦労しながらも納得のいく仕上がりになりました。
ここの所プリウス以外の202の新車を施行してきましたが、明らかにプリウスと比べると磨きやすさが違います。
プリウスの場合仕上げの研磨の段階でもちょっとプレス圧やコンパウンドの切る時間に誤差が出るとすぐにオーロラマークが出て艶びけを起こしてしまいます。
確証はありませんが、我々の業界では鉄板の材質と厚み・塗装の焼付けの甘さが原因だといわれていますが、磨きを行ってみるとまさにそれが原因ではないかと思われます。
きれいに磨き上げたときの202の光沢はすばらしいものがあります。
トヨタもこの美しさにやめることが出来ないのでしょう。
ただしこの状態を継続的に維持していくことはオーナー様にはストレス以外何者でもないとは思います、少しでもこのストレスから開放されるには、硬い少しでも硬いガラスコーティングを施行する以外ないと思います。
淡色車ならばまず気が付かない程度の些細な傷でも202では目立ってしまいますから本当に日々の管理は大変です。
施工コース:マーベラスフィニッシュスーパーガラスコーティング+02磨きコース(軽度の磨き)
施工料金:81.270円税込み(新車割引・持ち込み引き取り割引・濃色車割り増し 適応)
メーカー別
月別バックナンバー