今回のご依頼はライトカバーの磨きコーティングです。
比較的ベンツはライトカバーの曇りや劣化は少ないのですが、このお車はかなり深刻な状態になっていました。
幸いなことにライト内部の汚れや曇りは起きていないので、劣化したクリアーを剥離しレンズ面を磨き上げコーティング処理すれば新品のように蘇ると思います。
御覧の通りかなり状態は深刻です。
なかなかベンツでここまで症状が進行しているのは珍しいと思います。
まだ黄ばんでライトカバーまで劣化されていないので救われました。
さすがにベンツだけのことはありクリアーの厚みもそれなりに厚いので600番のペーパーからの施工となりました。
さすがに600番のペーパーは研磨力が強く削り粉を見ていると怖くなります、この粗いペーパー目を後三回徐々に番手を上げながら滑面を作っていきます。
4回目の最後の3000番のペーパーがけが終了しました。
ここまで来ると一安心です、古いクリアーは完全に剥離されカバーについていたペーパー目もほとんどきにならない程度に処理されています。
ここまでくれば終わったも同然です。
後は仕上げのスポンジバフでの磨きを行いコーティングを施工して終了です。
ライトカバーの磨きは施工前と施工後の変化が大きいので施工者側としても効果がてきめんにわかるのでやりがいがあります。
Mercedes-Benz メルセデスベンツ CLK320 ライトカバーコーティング終了
あれだけ曇っていたライトカバーもこんなに見違えるほどきれいになりました。
コーティングもガラスコーティング剤ですので簡易的なコーティング剤のように劣化して短期間に曇りを起こすこともありません。
ただし新品のライトカバーのようにクリアーを塗装しているわけではありませんので何年も耐久性があるわけではありませんので、定期メインテナンスは必要にはなります。
中にはスーパーハードクリアーを塗装するやり方もありますが、あまりお勧めは出来ません。
新品のときのクリアーのようにフレキシビリティーに欠ける物が多いので、熱や変形によりひび割れを起こす可能性が高くなります、更にそのようになってしまったときの剥離もかなり困難になるようです。
左の写真と目儀の写真の違いわ見比べてみてください。
ライトを点灯したときの明るさの違いはかなりのものがあります。
施工コース:ライトカバー磨き+ライトカバーガラスコーティング
施工料金:21.000円税込み
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