2010年06月10日公開|ダイハツ
車磨き研究所では珍しい登録直後の新車の軽自動車です。
驚いたのは傷の少なさです、1パネルに1本在るか無いかでした。
ベンツの新車といい勝負です、国産車でここまで傷の無い新車は見たことがありません。
実はこれには訳がありました、通常軽自動車はモータープールなどに何ヶ月も在庫されたものが各ディーラーのオーダーにおおじて配車されるそうです。
当然雨染みもつきますし傷の入るリスクは大幅に高まります。
このお車はそうした在庫車両ではなくオーダー生産でラインアウト後すぐに納車されている為にほとんど傷が入るリスクがないとのことでした。
これには裏技があり受注生産のようにメーカーにオーダーを入れ出来立てほやほやの車をお客様にお乗りいただく方法があるそうです。
今回このお車はそのようなやり方でご購入されたそうです。
ちなみにご購入先は飯田市のスマイルさんですのでご興味のおありの方はお問い合わせしてみてください。
実際軽自動車といえども高いものは200万円もするものもありますからそれで砂利敷きのモータープールに放置されていた車では悲しすぎです。
なんとドアが90度の角度まで開きます。
乗り降りはめちゃくちゃしやすそうですが、このお車の横に駐車するのは遠慮しておきます。
イルミネーションボタンを押すと天井とセンターコンソールのフロント部分とリア足元の3箇所が青いライトが点灯しますきれいですが何の為にあるのかは、というか何の必要性があるのかは、おじさんには理解できません。
リアシートのスペースの広さには驚かされました。
下手な普通乗用車よりも確実に広いのではないでしょうか、軽自動車にはあまり接する機会が何年もなかったのでこれほど快適な車内になってきているとはぜんぜん知りませんでした。
シートのデザインもコンビのカラーでおしゃれになっています。
メーターもおしゃれになっています、車は軽自動車で十分なような気がしてきました!
ダッシュボードのセンスもすっきりしていますし素材感も消して悪くはありません。
正直ダイハツの印象はダサイというイメージでしたが考えを改めます。
磨き前膜厚は120μでした。
普通乗用車並みの膜厚が在ります、ダイハツは昔から塗装に対しては非常にレベルが高いメーカーでしたがこの膜厚もその1部ということでしょう。
研き後膜厚は118μ、研磨膜厚は2μでした。
いくら傷が無いとは故ガラスコーティングを施工するためには下地の処理は必要不可欠です。
いくらダイハツの塗装はいいとは故軽自動車の塗装ですからやはりかなり柔らかい為、ちょっとした研磨でもこのくらいは一瞬で研磨されてしまいます。
DAIHATU ダイハツ タント エグゼ コーティング終了
塗装の色もなかなか面白い色です。
マジョーラカラーのように見る角度や光の加減で色がグラデーションして見えます。
その塗装がキラキラするところにコーティングのツルッとした艶が加わりなかなかのものです。
軽自動車でここまできれいな車はなかなかないと思います!
めったに軽自動車を磨く機会が無かったので今回はなかなかいい勉強になりました。
鉄板の厚みが薄いので熱の回りが早くなりますが逆に冷めるのも早い為独特の磨き方が必要なことが発見できました。
方法は企業秘密ですので公開はいたしません。
バンパーなど樹脂部分は非常に素材が薄いため少し磨くだけでもかなり恐ろしいです。
傷を入れてしまうと磨きで取ることは困難だと思いますので傷を入れないようにオーナーの方は注意が必要です。
施工コース:マーベラスフィニッシュ・スノーガード ガラスコーティング+02研きコース(軽度の研き)
施工料金:50.400円税込み(新車割引磨き10% 適応)
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