本当によくベンツは売れています。
先週もお客様からE350BlueTECを2台ご購入のお問い合わせをいただきました。
当然車磨き研究所で新車のベンツを販売できるわけではないのでディーラーにご紹介という形でフォローさせていただきました。
なぜ今ベンツが売れ始めたのか?
理由は簡単です、各クラスに補助金やエコカー減税・免税の対象車が出来たことです。
国産車も売れていないといいますが補助金や減税・免税対象の場合はかなり買い替えが進んでいるようです。
最近までは高級車オーナーの方はそのような市場動向を目にしながら、この景気低迷状態の中世間体もありなかなか1000万円の買い替えに躊躇されていたそうです。
これを裏付けるかのように、かなりの割合でベンツからの乗り換えによりアウディは売れ上げを伸ばしていたそうです、これはベンツに買い換えるには世間の目が厳しいけれどもアウディであればそれほど目立たないのでという理由だそうです。
このC200もそのような理由から今買い替えに決断されたそうです。
磨き前膜厚は117μ、磨き後膜厚は115ミクロンでしたので、研磨膜厚は2μでした。
大いなる決断で買い替えをされたお車ですから、買ってよかったと思っていただけるようにがんばって最高の仕上がりになるよう磨きこみました。
すばらしくきれいな仕上がりになりましたが、ベンツを磨いていると我々の腕が良いのか車が良いから仕上がりがいいのかが自分でもわからなくなってしまいます。
Mercedes-Benz メルセデスベンツ C200 BlueEFFICIENCY アバンギャルド コーティング終了
ベンツという車はかなり好き嫌いがはっきりしている代表的な車の1つではないでしょうか?
私の友人でも楽にベンツのSクラスが買える経済的力はありますが国産以外は乗らないという方が何人かいます、理由を聞いてみると、
「装備が何もついていない、殺風景、発進加速が遅い、よく壊れる、修理代が高い」
などの不満を上げることが多いです。
逆にベンツにお乗りの方になぜベンツなのですかとお聞きすると、
「高速道路で安心して飛ばせる、長距離を運転しても疲れない、長く乗っても貧乏臭くない、事故のとき安全、作りこみの質感が違う」
などを上げる方が多いです。
これを見ていて判ることは、両者が車に求めていることが全く違うということではないでしょうか。
これを私の偏見で意見しますとこうなります。
国産車派
- 装備が何もついていない。=ろくに使いもしない装備はいらないそれでコストを上げられめくらましされている。
- 殺風景=派手な流行の内装は飽きが早く来るだけ。
- 発進加速が遅い=高級車にシグナルグランプリの必要は無い。
- よく壊れる=トヨタ的メインテナンスフリーのほうが反って変、器械はメインテナンスをするものできちんとメインテナンスをすればうわさのようには決して壊れない。(つまりそれなりに維持コストは掛かる。)
- 修理代が高い=確かにその通り。
ベンツ派
- 高速道路で安心して飛ばせる=200km/hでクルーズコントロールをセットしたままでも怖くない安定性。(その暴走性が嫌われる大きな理由。)
- 長距離を運転しても疲れない=500kmくらいノンストップで走行してもさほどの疲労感も無く腰も痛くならない。
- 長く乗っても貧乏臭くない=モデルチェンジのサイクルが長いのであまり古臭さを感じない。(新車を買った不が安いほど維持コストがかかる車種もある。)
- 事故のとき安全=現実はわからないですが運転しているときの車体の剛性感が全く違うことで安心感がある。(ちなみに私は名古屋高速で120km/hで走行中吐血をし意識を失いコンクリートウォールに激突したことがありましたが怪我は何一つしませんでした、高速隊の方も「国産車なら間違いなく死んでいただろう」とおっしゃっていました。)
- 作りこみの質感が違う=革やウッドの質感が明らかに違う、馬車の歴史を感じる。
人それぞれの感性があるのでどちらの意見もそれなりの根拠はあると思いますが、たとえばベンツと比較するとすればレグサスになるのだと思いますが確かにステイタス性ではベンツに引けを取らないだけになったとは感じますが、運転する楽しさはほとんど無い車だと思います。
逆を言うと其処が誰にでも楽に運転できる乗り手を選ばないすばらしさではあると思います。
この様に書いているとベンツ擁護派のようですが、15年前までは1番嫌いな車でした。
しかし友人のブローカーに「食わず嫌いで判断してはいけない」といわれ試しに70万円のど中古のベンツを購入してみました、結果は国産車派の意見にもあるように壊れまくり新車が買えるほどの修理代をつぎ込む羽目となりました。
しかし乗れば乗るほど愛着がわいてきたり、ベンツ派の意見にあることを全て実感することが出来ました。
それから私の車に対しての価値観は大きく変わってきました,それがよかったかは微妙なところではありますが1回きりの人生ですのでいろいろ試してみるのも良いのではないでしょうか?
施工コース:マーベラスフィニッシュ ガラスコーティング+02磨きコース(軽度に磨き)+ホイルガラスコーティング
施行料金:89.250円税込み(新車割引磨き10%・輸入車割り増し磨き10% 適応)
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