2010年06月11日公開|メルセデスベンツ
品のいいブルーのお車です。
インディゴライトブルーという色です、インディゴですからジーンズ等に使用する染料のことですが確かに似た色です。
ベンツのボデイカラーの名前のつけ方は色の雰囲気と名前とのマッチングが非常にうまいと思います。
又このような中間色の設定は他社と比較して独特の色が多いのも車格を維持する為の差別化の1つなのでしょう。
磨き前膜厚は118μ、磨き後膜厚は116μでした。
研磨厚は狙ったように2μでした。
特に何も考えることも無くほんの少しだけある傷とコーティングを施工するための下地処理をするだけですがいつも決まってこの研磨厚で完成してしまいます。
ある情報によるとレグサスは全車種が耐スリ性スクラッチシールドになるそうですが、
何も今でも問題がある塗料にあえて変更する必要があるのでしょうか?
現状でも国産車の中では飛びぬけていい塗装なのですからメインテナンスに問題性のあるものを遭えて選択することは考え物だと思います。
Mercedes-Benz メルセデスベンツ C200 CG I アバンギャルド コーティング終了
きれいに仕上がりました、インディゴライトブルーの色も更に鮮やかになり高級感のある硬い艶を放っています。
新車の場合は施工前と比較して色が変わったと感じるほど変化は在りませんが、ほとんどのお客様が感想として言われるのが、
「こんなに鮮やかな色だったんだ!」
と感想をおっしゃいます。
これはいくらベンツといえどもメーカーや輸入元で行われるPDIでの磨き処理では流れ作業での言い方は悪いですがやっつけ磨き程度ですから塗装の細かい尖った波を処理するところまでは磨かれてはいません。
車磨き研究所ではその残った細かい尖った波を処理することで、光の屈折による拡散をなくし反射率を高める為施工前に比べると塗装の色が鮮やかに見えるようになります。
中古車の場合ではこの違いは驚くほど顕著に現れます。
これらの理由により使用過程車は新車に比べ塗装がやつれて見えますが磨きによりこれらの原因を全て処理していきますから磨きのコースにより程度の差はありますが、新車を越えた艶を取り戻すことが可能となります。
このような処理により生まれた艶は塗装本来の艶ですので、これなくして本当の艶が出ることはありえません。
どのようなコーティング剤を使用しても下地の処理がよくなければきちんとしたコーティングの仕上がりはありえません。
特に本物の無機ガラスコーティングであればコーティング自体の作り出す艶はほとんどありません。
どれだけ光が反射をせずにクリアーに到達できるかが艶の基準となります、つまり塗装の下地処理の状態により仕上がりが決定されてくることになります。
よく磨きはたいしたこともやらずに、
「家のコーティング剤はすごい艶ですよ!」
「本物の無機ガラスコーティングです!」
などと宣伝しているコーティングメーカーやFCなどがありますがこれはありえないことです。
下地の処理がきちんとされていないにもかかわらず、艶が施工前よりも格段に増しているとすればそれはコーティング剤の表面の有機物やフッ素による反射の艶ですから、WAXやポリマーのように摩擦により剥離したり紫外線劣化により艶は数ヶ月で低下していくはずです。
あまりいいこととはいえませんが3年ほど前に大手FCに家内の車のコーティングを施工していただいたことがありますが、半年で艶は無くなり同時に撥水もしなくなりました、洗車は手洗いのみで管理していてです。
先日あるカーショーにこのFCが出店されていてデモの施工を拝見しお話をお聞きしたところ、磨きは1工程しかも仕上げ用バフを使用しての磨きが基準とのことでしたので家内の車が半年で効果がなくなってしまったことも納得できました。
つまりこのFCのコーティングは下地処理により作られた艶ではなくコーティング膜の表面反射で作られた艶なので、艶を作っているものが無くなれば当然コーティングとしての艶や機能は失われていくこととなります。
正直この手のコーティング剤や施工店のほうが市場には圧倒的に多いのが事実です。
望まれるクオリティーや価格にもより決してこの選択肢が悪いわけでは在りませんが、きちんとした説明を受けられた上で選択をしないとご自身が期待した結果と内容に食い違いがでてがっかりされることとなりますので施工店からは詳しく説明をお受けになられることが大事だと思います。
施工コース:マーベラスフィニッシュ ガラスコーティング+02磨きコース(軽度の磨き)+ホイルガラスコーティング
施工料金:90.300円税込み(新車割引磨き10% 輸入車割り増し磨き10% 適応)
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