車磨き研究所では施行車両の約7割をベンツが占めておりますが、以外と
Aクラスは少ないのです。
Aクラスの場合社用車や奥様のお車に使用されることが多いようで、比較的管理がなおざりに考えられているようです。
そうは言いましても乗り出しで300万円を越える車ですから、せめてコーティングだけは施工されて大事にお乗りいただけたらと思います。
オプションの革シートが装着されています。
当然人工皮革などではなく本革シートです。
磨き前膜厚は96μ、磨き後膜厚は95.1μでした。
たった0.9μで仕上がってしまいました。
さすがベンツです、エントリークラスのAクラスですらクオリティーに手を抜いていません、しかし塗装膜厚は一気に薄くなってしまいます。
いつも膜厚を測っていて疑問に思うのですが、ほぼどのメーカーもクラスが下がるに従い塗装膜厚は薄くなっていきます。
価格に応じてコストを調整されているのでしょうが、使用する年数に違いがあるわけではないので塗装の厚さに差をつけるのはおかしいのではないかと思うのですが?
当然はじめの状態が良いので、磨きあがりも苦労することなくこのように最高の仕上がりになりました。
遠く海を渡ってくるだけ国産新車よりも傷がつく確率は格段に上がるはずなのに、なぜか国産車よりもベンツのほうが新車でご入庫いただいた場合に圧倒的に傷が少ないのは不思議です。
考えられることは2つあります。
- 納車前の磨きのクオリティーの考え方に差があり、結果磨きのレベルが違う。
- 塗装自体の質に差があり元々傷のはいり方に大きな差がある。
どちらも当てはまるとは思いますが、どちらかというと原因は2番のほうが大きいような気がします。
当然国産ディーラーの営業マンも傷がある状態でお客様に納車するとなるとお叱りやクレームになることはベンツを扱う営業マンと変わりはないと思います。
しかしそれでも国産新車に傷が多いのは、塗装自体が柔らかく完全に傷を処理したとしても納車までの作業や洗車などで傷が入ってしまうのではないでしょうか!
Mercedes-Benz メルセデスベンツ A180 エレガンス コーティング終了
いつものように無事に作業を終了することができ、最高の仕上がりとなりました。
シルバーといえどもこのくらい艶々になればコーティングを施工した甲斐もあると思います。
今回お選びいただいたマーベラスフィニッシュ ガラスコーティングは低価格に設定されておりますが、こと艶に関しましては他社上級商品を超える艶を実現しています。
ただし完全無機のガラスコーティングではないため、耐久性は犠牲にし艶を追及したコーティング剤のため定期的なメインテナンスや再コーティングが必要となってきます。
ここは考え物で、1回の費用を抑え毎年のメインテナンスや再施工をお選びになることで、常にお車がリフレッシュされた状態でお乗りになられるのもひとつの選択肢ではあると思います。
ただし3年以上長くお乗りになることを考えますと、高いガラスコーティング剤のノーメンテタイプをお選びになられるよりはトータルコストでは高くなりますので、其処のところはよくお考え頂いてお選びいただきたいと思います。
施工コース:マーベラスフィニッシュ ガラスコーティング+02磨きコース+ホイルガラスコーティング
施行料金:66.150円税込み(輸入車割り増し磨き10%・新車割引磨き10% 適応)
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