2010年08月04日公開|メルセデスベンツ
工場内で動かしてみて感じたのですが、車格の割りに小回りが利かないのが印象的でした。
たしかにFFなのでハンドルの切れが悪いにはしょうがないとは思いますが、Eクラスで曲がりきれるところが切り替えしが必要になるのはどんなものでしょうか?
もう1点が見切りの悪さです、慣れれば気にならないのかもしれませんが、サイドミラーに対しての後方のボデイとの見切りや距離感が独特でついハンドルを切るのが遅れがちになります。
奥様がお乗りになられることが多いクラスですのでこの2点はちょっと気になりました。
車体価格370万円の車としてはあまりにもシンプルすぎるメーターだとお思いになりませんか?
確かにベンツはコテコテしないデザインが売りの1つであるのはわかりますが、あまりにさびしすぎる感じがします。
庶民層の私には質実剛健・機能性だけでは370万円はとても高く感じてしまいます。
ある意味Sクラスを購入するより心に余裕がある方でないとBクラスでは満足できないのではないでしょうか!
確かにベンツらしい張りのいい皮を使いシートもお金がかかっていますが!
あまりにもシンプルです。
いやみで無くここまで虚飾の無さに徹する車作りは国産車では到底勇気が無くてできないと思います。(価格に対して)
又ご購入されるオーナー様の車に対しての割り切りのすごさは真似できるものでは有りません。
革シートに何か液体をこぼされたようでしみができています。
幸いなことにしみこんでいるだけで、革の素材自体が変色をしているわけではなかったので、イオン洗剤を使用して染み抜きをすることでキレイニすることが出来ました。
ただ処置が早かったので、汚れは跡形なくなりましたがあまり長期間放置すると素材事態が犯されてしまうこともありますのでご注意ください。
クリーニング施工後車内光触媒コーティング・プレミアムを施行いたしました。
又このような汚れをつけてしまったときの予防にとのことでご注文いただきました。
車内につく汚れの多くは有機物による汚れが多い為、光触媒コーティングを施工することで酸化チタンの酸化還元反応により汚れの成分の有機物の分子結合を破壊し汚れの染込みやこびり付きを防ぎます。
又においも有機物ですので、芳香剤などで臭いをごまかすのではなく根本的に臭いを除去することが出来ます。
傷もそこそこありましたが、イオンデポジットが出来始めていたので今回早めに施行をご注文いただいたので大事に至る前に処置することが出来痕跡を残さずにすむと思います。
ベンツといえどもこのクラスとなると一気に膜厚は薄くなり、磨き前膜厚は85.5μでした。
このくらいの膜厚になってしまうと、あまり深いダメージの傷やイオンデポジットなどが出来てしまうとハードな磨きを繰り返すことは出来ませんので、早目の処置が大事になってきます。
磨き後の膜厚は83.5μでしたので研磨膜厚は2μでした。
このくらいならばあと数回磨きをおこなっても塗装に影響は無いので、早目の処置は大事です。
症状が進行してから磨きを行っても、イオンデポジットのクレーターのあとが残ってしまうほど重症ですと、又そのクレーターにイオンデポジットが発生しやすくなり塗装の傷みは非常に進行が早くなってしまいます。
車も体も異常が出る前の予防が1番大切です!
そのためには無機系コーティングを施工されることが1番だと思います。
早めの処置が出来たので、新車並みの研磨厚でも傷とイオンデポジットはほぼ跡形なく処理することが出来ました。
ただし傷は数本かなり深いものがありそれは残ることにはなってしまいましたが、1番問題の出来始めのイオンデポジットはきれいになりましたので、これでコーティング処理をすることで今度はこのようにはなりにくくなると思います。
Mercedes-Benz メルセデスベンツ B200 コーティング終了
一部の深い傷を残して全体の印象は新車と変わらない状態となりました。
早めの処置のおかげです。
ランニングコストをかけることを嫌いそのまま放置すればあっという間に車はやつれていってしまいます、そんなやつれてしまった車に乗っていても気分はパットしないのではないでしょうか?
ある会社の方がおっしゃっていましたが、
「人はなんだかんだ言っても、先ずは外見で印象を判断するので、服装の身だしなみと車をきれいにしておく事は人と接する仕事ではまずきっかけを作る意味で1番大事なことだ!」
といわれていました。事実そちらの会社では、其処のところを気をつけている社員ほど成績がいいという事実もあるそうです。
人ごとではなく我々も気をつけないといけないと肝に銘じました。
施工コース:マーベラスフィニッシュ ガラスコーティング+02磨きコース(軽度の磨き)+ホイルガラスコーティング+車内染み取りクリーニング+車内光触媒コーティング・プレミアム
施行料金:147.525円税込み(輸入車割り増し磨き10%・濃色車割り増し磨き10% 適応)
メーカー別
月別バックナンバー