W211の白のツーリングワゴンは非常に色と形のバランスがよく決まっています。
E550となるとなんとなくオーラがありE350と外見上はさほど違いは無いのですが、見た瞬間にこれは550だなと判ります、不思議なものです。
このお車は後期モデルの為AMGエアロなどが標準装備となったタイプです。
AIRマッチクDCサスペンション装備車なので乗り心地はハードからソフトまで幅広い走行条件で最高の乗り心地を提供します。
E350と乗り比べて見るとその差は歴然です!
アバンギャルドSやAMGパッケージなどで使われるアルミペダルですが、質感機能性共に非常に優れています。
アバンギャルドSのエンブレムによりW211の後期型であることがわかります。
やはりバンパーなどエアロパーツ類はAMGパーツが付くと車がしまって見えます。
買うなら俄然アバンギャルドでしょう!
磨き前膜厚は130μ、磨き後膜厚は127μでした。
研磨膜厚は3μです。
使用過程車ですので当然新車の磨きに比べ研磨膜厚は多めですが、ベンツの塗装は硬いため傷が多少入っていても浅い為にそれほど多く研磨する必要はありません。
これはベンツに限らずドイツ車に共通するところです。
過去に2度ほどコーティングを施行されているそうですが、その際の下地の処理が甘かったと思われ、肌感がぼけてしまっています。
コーティングも効果が持続しなかったらしく、途中からWAXをかけられていたらしくそれによるスクラッチがかなり付いてしまっています。
柚子肌は02磨きなので残ってしまっていますが、クリアーによる歪みはかなり解消することが出来ました。
これにより明らかに光の反射が以前とは違ってきますので、艶感は別物となってきます。
洗車WAXに寄り付いていた細かいスクラッチや線傷もほとんど処理がされ、水銀灯で照らしてみても傷を見つけることは困難なレベルまで磨き上げられました。
Mercedes-Benz メルセデスベンツ E550 アバンギャルドS ツーリングワゴン コーティング終了
パネルリブの部分にもかなり劣化したWAXかすがこびりついていましたが、その部分もきれいに処理してコーティングまで終了しました。
WAXやポリマーはそれなりのメリットはありますが、そこのところはどうしても避けては通れないのが最大の難点です。
特に白の場合はそのかすが変色して目立ちますので、WAXやポリマーでお手入れをされる際にはリブ部分のかすはその場できちんと処理していかないと逆のその部分の汚れが目立ち、かえって車がやつれて見えるようになってしまいます。
基本的なことですが、ガラスコーティング施行車両にWAXやポリマーを施行する必要はありません。
どころかWAXやポリマーを上掛けすることで弊害を起こすことのリスクが高まりますので、どうしてもそのような施行をなさりたい場合は専門店で1回ご相談されてからにしたほうが無難だと思います。
無機系ガラスコーティングと有機系コーティングは全く別物ですので其処のところはお間違いないようにしてください。
施工コース:マーベラスフィニッシュ ガラスコーティング+02磨きコース(軽度の磨き)+ホイールガラスコーティング
施行料金:122.010円税込み(輸入車割り増し磨き10%)
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