2010年10月03日公開|プジョー
発売間もないプジョーの新型4シータークーペのRCZです。
今までプジョーのネーミングは必ず数字が用いられましたが、初めてアルファベットのみのネーミングとなるそうです。
雑誌などで紹介されているときから気になる車でしたので興味しんしんです。
走行性能スペックはフランス車なので期待はしていませんが(ゴメンナサイ)、この斬新なスタイルはほかの国の車ではありえないスタイルです。
過去を振り返れば、ルノー5ターボ・アルピーヌルノー・DS・2VCなど個性的な車が目白押しですが、比較的その中ではプジョーの印象は希薄でしたがこの車で一気に個性的な印象に変わりました。
辛口な評価で有名なオートカーのインプレッションでもかなりのべた褒めだったことがこの車の完成度の高さを窺わせます。
少しご紹介をいたしますので楽しんでください。
このボンネットの空き方などちょっとレーシングカーぽっくて遊び心をくすぐられます。
見様によっては上に被ったサンバイザーのようにも、シャワーキャップのようにも見えませんか?
ただのボンネットダンパーではなく、衝突時に衝突エネルギーを逃がす為に作動する役目も果たすダンパーのようです(たぶん)。
1.6Lのツインスクロールターボエンジンです。
パワーはたいしたことはありませんが、なかなか小気味いいフィーリングのようです。
イタ車やドイツ車ではないのでブイブイ言わせて飛ばす車ではないのでこのくらいで十分です。
この屋根とリアガラスの形状は、ほかの国の車ではありえないセンスです。
しかしそれがおしゃれに収まってしまうところは、さすがデザイン・センス・ファッションの国フランスです。
しかし板金とガラス交換は大変そうで係わることは恐ろしいです!
リアオーバーハングは非常に短いのにこれだけの長さのトランクを確保するデザインはたいしたものです。
容量は下手なセダンよりもあるかもしれません。
馬力は無いといっても200km/hオーバーの最高速がでる車ですのでダウンフォース確保のためにリア可動式スポイラーも装備されています。
一様4人乗りでは有りますが、現実的には大人が乗ることはほとんど無理だと思います。
あくまで非常用と考えたほうがよさそうです。
普通リアシートベルトは座席外側についていますが、この車は中央にあります。
これが又おしゃれでエンスー心をくすぐります!
フロントシートのヘッドレストとルーフのクリアランスはほとんどありません。
車磨き研究所の身長175cmのものがシートに座るとほとんどルーフとのクリアランスはありませんでした。
単に座高が高いだけかもしれませんが?
めちゃめちゃ好みの内装です!
シンプルですけれど質感もありレイアウトの仕方も絶妙です。
現代的では有りますが、古きよきスポーツカー全盛時代の雰囲気もうまく表現されています。
国産車もこのような真におしゃれなセンスを身につけてもらえれば、不調なスポーツカー市場や車離れの若者ももっと興味を持ってもらえるようになるのではないでしょうか?
ペダルも手を抜いていません!
材質もアルミで滑り止めなどはまるでAMGのようです。
国産車だときっとこのようなところは、
「手を抜くのだろうなー」と思ってしまいます。
この風景最高ではないでしょうか!
ステアリングもサイコーにかっこいいです!
メーター付近などうれしさのあまり涙が出てきそうです!
”正直べた褒めです”
アルファロメオのミトにも感激しましたが、その感激を軽くオーバーしていきました。
あくまで個人的偏見の感想です。
ご入庫いただいた前日のご納車だったそうですが、傷の状態はかなりひどいものでした。
ポリッシャー傷もあったことから、一応納車磨きはされたと思われますがこの状態でお客様に納車されるのはちょっと考えられません。
販売されたプジョーのディラーは1年ほど前に廃業されたFという会社から引き継がれたTというほかにも輸入車を扱われている会社ですが、このクオリティーの低さにはあきれ果てます。
お客様からお聞きした話では、旧F社のサービスの社員はほとんど退社してT社の社員に入れ替わっていたそうですが、たぶんそれが原因と思われます。
T社は幅の広いいろいろな産業界で展開をされている大きな会社ですが、ここまで大きくなった理由はこのような状態を見ると利益優先主義によるものと思ってしまいます。
車磨き研究所の別の事業部では、T社と間接的に10数年お付き合いがありますが、確かにかなり横柄な対応でどちらが客かわからないような対応を平気でします。
”人の振り見てわが身を直せ”
身にしみます。
磨き前膜厚は107μ、3回のスポンジによる磨き後の膜厚は104μでした。
研磨膜厚は3μでしたが、あれだけの多い傷の割には少ない研磨で仕上がりました。
傷は多かったのですが、幸いにも深い傷は少なかったので新車といえる仕上がりにすることができました。
ルーフの部分はソリッドの黒でしたので傷が残ることを心配しましたが、国産車の耐スリ塗装のようなことも無く比較的スムーズに作業をすることができほっとしました。
しかしボデイの形状がほとんどアールのためにかなり磨き難く、ポリッシャーによる磨き傷を入れないように注意して磨く必要がありました。
ホイルのガラスコーティングのご注文もいただきました、今回はディスク正面だけではなく裏側までの施行でご依頼いただきました。
車にホイルが装着された状態では施行できない為,馬をかいホイルをはずしての施行となりました。
そのほかにもサイドステップ部分へのルーマーペイントプロテクションフィルムのご注文をいただきました。
サイドステップの部分は特に革靴やヒールつきの靴で御使用が多い場合ちょっと靴底が当たるだけでもかなり深い傷がついてしまいます。
プロテクションフィルムを施行することでこのような傷から塗装を守り傷がつかなくすることができます。
施行場所はこのような部分に限らずドアカップやドアエッジなど当然ボデイのほとんどの箇所に施行可能です。
PEUGEOT プジョー RCZ 6AT レザーパッケージ コーティング終了
とても個性的なスタイルとカラーですが、バッチリ仕上げることが出来ました。
今回御注文いただきましたコーティング剤は、マーベラスフィニッシュ・プレミアム ガラスコーティングですが、このコーティング剤の見た目の特徴としては艶のやわらかさが特徴です。
多くのガラスコーティングはパリッとした硬い艶感のものが主流ですが、マーベラスフィニッシュ・プレミアム ガラスコーティングはポリマーやWAXのような柔らかいぬれたような艶感を表現します。
このお車の様にスタイルが丸い曲線の場合にはよりそのアールが強調されデザインが引き立ちます。
これだけテロテロの仕上がりになればただで際個性的なデザインで、ましてや発売間もないお車で台数も少ないですから目立ちまくることは請け合いです!
熱い視線を浴びながらフレンチ気分をご満喫ください!
施工コース:マーベラスフィニッシュ・プレミアム ガラスコーティング+02磨きコース(軽度の磨き)+ホイルガラスコーティング(フルコート)+ルーマー ペイントプロテクションフィルム(ドアサイドステップ2ヵ所)キャンペーン特価
施行料金:142.380円税込み(新車割引磨き10%・輸入車割り増し磨き10%・濃色車割り増し磨き10%・お持込お引取り割引10% 適応)
メーカー別
月別バックナンバー