2010年10月27日公開|ポルシェ
車磨き研究所では初お目見えのパナメーラです!
古くからの友人でもう何度もコーティングを施工していただいていますすが、今回は納車時にディーラーからのサービスでコーティングをしてしまった為ボデイコーティングは来年までお預けです。
この友人は根っからの国産党で、今まではレグサスのGSばかりを何台も乗り継いできていて、
「外車なんか品が悪くて絶対に乗らない!」
と言い切っていましたが、たまたまパナメーラの試乗に行って実際に運転してみると、
「今までGSがスポーツセダンとしては最高だと思っていたが、高速道路の高速コーナーでの安定性が桁違いに違った、これほど外車がすごいとは思わなかった!」
とほとんど衝動買いで買ってしまったそうです。
それは当然のことで、レグサスといっても所詮はクラウンからの発展系でセダンとしての居住性や乗り心地が最優先で開発された車と、ポルシェのように生粋のスポーツカーメーカーが作るセダンとでは走行性能は比較にならないのは当たり前です。
食わず嫌いで外車を敬遠していた人が、本来の外車の価値の一部だけでも正当に理解してくれたことは良かったと思います。
当然これは国産車にもいえることですが、残念ながら国産車の中に車としてのひきつけられる魅力のある車が少ないのは残念なことです。
昔の国産車のように、味のあるメーカーのポリシーを感じさせてくれるような車がたくさん作られることを切に願います!
その中でも新しいマツダの車やスバルはやる気を非常に感じる気になる車があって実車を見るのが楽しみです。
この足回りを見ればただのセダンでないことは一目瞭然です!
2トン近い重量ですから当然911などとは比べ物にならないごついパーツが使われていますが、そんな重量級スポーツカーでさえ個々まで作り込めるのは”さすがポルシェ”としか言いようがありません。
ただ個人的にはカイエンやパナメーラは違反だと思います!
以下にもポルシェらしいメーターのデザインですが、欲を言えばもうちょっと光物があったほうが高級感が引き立つような気がします?
なんとも独特のセンターコンソールです!
シフトレバーの左右にたくさんあるスイッチはかっこいいのですがあまりにも数が多くて迷ってしまいそうです。
デザイン的にはなかなか個性的でかっこいいと思います。
リアシートが二人乗りとしても此処もやはりかなり個性的な作り方がされています。
セダンといってもやはりポルシェですからスポーツ性を表現するデザインにかなり振っていると感じます。
座った感じはかなり好みの分かれるところだと思いますが、新しい高級セダンの形ではあると思います。
ポルシェなのにウッドを使っていることにはちょっと違和感を感じましたが、セダンなのだから当たり前か?
などと受け入れるのにワンテンポ必要でした。
面白いのはボデイは曲線を主体としたデザインですが、内装は直線を基調としたデザインになっていますが、内と外との違和感は感じさせません。
流石ポルシェデザインといったところでしょうか?
こんなところにポルシェのパナメーラへのこだわりを感じます。
ドアを閉めてしまえば見えないところにメッキモールが入っています。
これはかなり高級感を感じさせますし、作り込みの丁寧さを感じさせます!
恐ろしく広いトランクです!
ハッチバックスタイルにした恩恵でしょう。
まさにゴルフ場行きエクスプレスといったところでしょうか?
今回の施工の1つはホイルコーティングです。
ブレンボの強力なブレーキを装備していますので、ホイルダストはすざましいものがあります。
ちょっと掃除をサボってしまえば、ホイルは真っ黒になり落とすこともままならなくなってしまいます。
それを防ぐことが出来るのは、車磨き研究所のホイルガラスコーティングです!
超親水性の9H以上の皮膜でホイルを保護し、非常に高温になるホイルでも耐熱温度1,300℃を誇りますので熱でコーティングが傷むこともありません。
掃除はいたって簡単で、スチームをかけてやるだけで簡単に強力なブレーキダストの汚れを落とすことが可能です。
それほど汚れていないように見えてもホイル用クリーナーをかけてみると、これだけの鉄粉が紫色の液体となって溶け出します。
これを放置しておけば、ホイルの塗装に食い込んでどんどんホイル自体のアルミまで劣化させていってしまいます。
非常に強力なクリーナーですが、ホイルの塗装の状態に従って4種類のクリーナーを使い分けますので、クリーナーによってホイルをいためてしまうことが無いように注意をして洗浄します。
今回はホイルのコーティングだけではなく、キャリパーもコーティングいたしました。
当然キャリパーもきちんとクリーニングを行いコーティングを施工いたします!
このようにカラーキャリパーをお付けの場合にはいくらホイルがきれいでもキャリパーが汚れていては台無しです。
しかしホイル掃除以上にキャリパーの掃除は大変です、きちんと掃除しようとすればホイルをはずしておこなわなければいけません。
それはなかなか出来ません!
しかしキャリパーもホイル用ガラスコーティングを施工すればホイルと同じようにスチームだけで簡単にキレイニすることが出来る様になります。
”ホイルコーティングと一緒にキャリパーコーティングを施工なさることをお勧めします”
もう1つの施工はヘッドライトフィルムの施工です。
このフィルムはヘッドライト専用に作られた特殊なフィルムで、ライトの熱などによる劣化の心配もありませんし飛び石などによるレンズの傷も当然防ぐことが出来ます。
更にカラーも5種類あり、クリアー・イエロー・ブルー・スモーク・ライトスモークなどお好みによりお選びいただけます。
今回はブルーで施工いたしましたが、高級車らしさとスポーティー感を更に引き立て目立つこと請け合いです。
”品の良い仕上がりがブルーの特徴です”
更にドアカップにもペイントプロテクションフィルムのルーマーを施工しました。
すでに多少の傷も入ってしまっておりましたが、フィルムがクリアーと同じ効果をしますのでフィルムを貼ってしまうとあった傷も全くわからなくなってしまいました。
しかもフィルム自体が150μしかない非常に薄い素材で透明性も高いため、貼ってあることは言われなければわからないほど違和感はありません。
当然プロテクションフィルム施工後は爪程度の力ではフィルムのしたの塗装に傷が入ることはありません!
友人の車なのであえて本音を書かせていただきます!
正直新車でましてや1.500万円を超える購入金額の車で、いくらディーラーのサービス施工とは故この塗装状態は”ひどい”の一言です。
さすがにポリッシャー傷やオーロラはありませんでしたがボデイ全体にくまなく線傷が入っています。
納車時に見ては居ませんが、友人の過去の車の管理状態は知っていますのでこのような傷が納車後短時間でつくとは考えられません。
ましてはサービスコーティングといっても一様ガラスコティングが施工されているのですからなおさらです!
更にあきれてしまったのは下の蛍光灯が写りこんだ写真の特に右側を見てください、輪郭線がぼけているどころか大きく波を打っています。
此処まで塗装波が処理されていない車はポルシェどころか他メーカーでも見たことがありません。
仮に100歩譲ってメーカー出荷時はしょうがないとしても、インポーターのPDIでもこのまま補修されず果てには販売ディーラーさえもこの状態で納車してしまう神経はありえないことです!
ましてやコーティングで外注業者に依頼をしているのですからその際に肌調整の依頼をするのは当然のことだと思います。
車両価格が全てではないですが乗り出しで1.800万円からの金額をもらってこれは無いと思います!
”ポルシェセンターも地に落ちた”
正直な感想です。
皆さんも新車をご購入の際にはきちんと細部まで確認をされ納得できないことはきちんと伝えるべきです。
仮にこのようなサービス施工であっても社内的には有料施工として伝票は上がっていることなので遠慮をすることではありません。
施工コース:ホイルガラスコーティング(フルコート)+キャリパーガラスコーティング(4セット)+ヘッドライト・プロテクションフィルム ブルー(4箇所)+ドアカップ・ルーマー プロテクションフィルム(4箇所)
施工料金:83.985円税込み(リピーター割引フィルム関係除く20%・プロテクションフィルム キャンペーン割引30% 適応)
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