2010年11月27日公開|ロータス
昨年コーティングを施工いただいたお車です。
サーキットでの走行会にも頻繁に使われているお車なのでかなり塗装にもダメージを受けていたことから磨きは04コースで施工され、コーティングも週末は走行会やツーリングなどで出ずっぱりのためなるべくメインテナンスに手間のかからないものとのことで、ガラスコーティング×光触媒コーティングのW コーティングで施工されていました。
ガラスコーティング×光触媒コーティングのW コーティングをお選びいただいた大きな理由はほかにもあります。
サーキット走行をしますと、一般道とは違い前走車や自身のタイヤかすがボデイにこびりついてしまいます、タイヤが熔けてこびりつくのでこれはなかなか落とすことは容易ではありませんが、ガラスコーティング×光触媒コーティングのW コーティングですとガラスコーティングが高温のタイヤかすから塗装を守り、光触媒がこびりついたタイヤかすを分解してくれるので簡単にクリーニングすることができます。
普通の使用条件であれば一年でメインテナンスの必要は車磨き研究所のコーティングではあまり必要はないのですが、いかんせん使用状況がハードなため01磨きコースでの再施工とすることとなりました。
01磨きコースはすでにコーティング施工済みのお車に対してコーティングをW コーティングするための今あるコーティングの表面を整えるための磨きとなり、施工済みのガラスコーティングを剥離するための磨きではありません。
ただしこれができるのは車磨き研究所での施工車両に限ります。
他社施工車両に対してのこのような施工はお断りいたしております。
これには理由があります。
ガラスコーティングには当然いろいろな種類のコーティング剤がありますが、コーティング剤により使用原料や混和剤がまちまちのためコーティング剤同士の相性があるため同じタイプのコーティング剤同士でなければ完全な密着をすることができず剥離の可能性があることが理由となります。
前回施工いただいた後カッティングシートによりなつかしのJPSラインといろいろなステッカーでドレスアップされています。
グッドイヤーのステッカーを貼った以上はとタイヤもグッドイヤーに変えられるというこだわりです。
JPSラインも多くの方のイメージではゴールドとお思いだと思いますが、実はベージュのほうがスタンダードなのだそうです、当然このお車はベージュのラインで貼られています。
お聞きはしませんでしたが、おそらくオイルもバルボリンのステッカーですからバルボリンを入れられているのでしょう?
エンジン内部には手は入ってはいませんが、スポーツクリーナーやアーシング サーキット走行には不可欠の老いるキャチタンクなどを装備しています。
シートはノーマルですが、さすがロータスでノーマルシートでもサーキット走行に支障はありませんが、シートベルトだけは4点式が追加されています。
これまたさすがロータスの助手席用フットレストです。
このような装備が標準でついているのはロータスくらいしか見当たりません。
非常に質素で小さなペダルなのですが、操作性のよさはぴか一です。
ヒール&トウのやりやすさは他車では比較にならない配置となっています。
スポーツカー屋というよりももともとはレース屋のようなメーカーですから当然といえば当然です。
ロータスというとサーキットの狼の吹雪裕也が乗っていたロータスヨーロッパの卓越したコーナリング性能が有名ですが、これは漫画の中の話だけではなく現実にロータスを超えるコーナリング性能を持つ車はほとんどありません。
世界の名だたるスーパーカーの中にも足回りのセッテングはロータスに依頼している車は数多く存在します。
公表はされていませんが、現行GT-Rも実は足回りはロータスのセッティングによるものです。
GTーRがニュルで開発中の当時もロータスのテストコースには何台ものGT-Rが持ち込まれロータスによりテストセッティングを繰り返していたそうです。
しかし今までライトウエイトハンドリングマシンとしてのロータスも大きな変革のときを向かえ、フェラーリやランボルギーニたちスーパーカーのカテゴリーに入ろうとしています。
エリーゼも現行1.6Lの一車種のみとなりエキシージは後40~50台の限定車が販売され生産中止となります。
3年後にはロータスは完全にスーパーカーのカテゴリーに切り替えられ今迄のようなライトウエイトハンドリングマシンとしてのメーカーとしての終焉を迎えます。
それだけに今のこのエキシージのようなファンなお車は末永く大事にお乗りいただきたいと思います。
施工コース:マーベラスフィニッシュ・チタンコンビネーション ガラスコーティング×光触媒ボデイコーティング
施工料金:61.278円税込み(メインテナンス割引30% 適応)
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