Cクラスの中では比較的上級グレードに属するC240ですが、W202からの引継ぎエンジンのためW203では前期でこのエンジンは廃盤になりC230となりました。
C240というと排気量は2.4Lと思いますが、なぜか実際の排気量は2.6Lなのですがその理由はわかりません。
馬力自体は170psですのでそれほどパワーがあるわけではありませんが、実際乗って見るとエンジンフィールはかなりスポーティーな味付けで予想以上にきびきび走る車です。
このひょうたん型ヘッドライトも発売当時はなかなかなじめませんでしたが、現行モデルの無機質な雰囲気と比較すると味がありいい感じに感じます。
そこそこ年数もたっていますし、過去にコーティングも施工されていない割には深い傷はほとんどなくかなり神経を使われて管理されてきたお車であることがうかがわれます。
洗車による細かいスクラッチはそこそこありましたが、ベンツの硬いクリアーに守られていたためもあり簡単に処理できるレベルでした。
磨き前膜厚は111μでしたが、傷を落として磨ききってみても研磨膜厚は2μで済み磨き後膜厚は109μとなりました。
この当時のベンツ純正のETCは、受感部分がかなり大きく目立ちますがまだETC搭載者が少ないころですからこれだけでも結構ステータスを感じさせます。
本体部分にもベンツマークが入り採用されている機械も上級グレードのものを使用しています。
Mercedes-Benz メルセデスベンツ C240 コーティング終了
程度がよかったこともありスムーズに磨きも進み、ボデイは新車並の輝きに復元いたしました。
ただボデイがきれいになったために、くすみ始めたライトカバーが目立つようになってしまいましたが、今回はお預かりさせていただける時間がタイトだったために次回の施工時に持ち越しとなりました。
ライトカバーのくすみが気になられる場合、磨きとる以外にもヘッドライト用フィルムを張るのもひとつの方法です。
施工コース:マーベラスフィニッシュ・スーパー ガラスコーティング+02磨きコース(軽度の磨き)
施工料金:97.650円税込み(輸入車割り増し磨き10%・ソリッド割り増し磨き10% 適応)
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