今年の4月に新車でご購入され施工させていただたいたお車ですが、残念なことに事故に遇われてしまいコーティングの補修施工でご入庫いただきました。
側面に衝突されてしまいドアとリアフェインダーを板金されたためにコーティングの補修箇所は、隣接パネルであるフロントフェインダー・トランク・リアバンパー・ルーフも対象になり計6箇所となります。
これは本来ですと保険事故の場合ここまでの施工が可能ですが、今回は間に車屋さんが入っていてこのことを知らずに板金箇所だけで示談してしまったそうです。
なぜ板金箇所だけでなく隣接パネルまで本来は補修範囲に入るのか?
補修されたパネルは当然補修をしてないパネルに比べきれいになっています、そうすると周りのパネルから浮いたような状態になります。
これはコーティングにおいても同じことが言えるので、それを調整するために隣接パネルを磨き肌感が合うように調整しコーティングも古い所と新しい所を目立たないようにグラデーションします。
写真で見る限りきちんときれいに板金塗装はされています。
かなり近づいて見てもなかなかの仕上がりに見えます。
しかし強い光を当てて見ると意外とこんなにも傷が入っていました。
塗装屋さんもきちんと磨いたつもりであるとは思いますが、磨き屋との磨きに対してのクオリティーの考え方や方法が違うためこのような状態になってしまっています。
とわゆえこれはかなり程度のいいほうで、肌調整もきちんとできています。
使用している照明は違いますが、明らかに映りこみのレベルは変わっています。
細かい線傷もまったく見当たりません。
ちなみにこの照明はコーティングのむらなどを確認するための専用のものです。
新車のときはノーマルの足回りでしたが、半年の間に車高が落とされていました。
アイバッハのコイルスプリングにモンローのショックアブソーバーが装着されています、なかにはコイルを切って車高を落としている車も見かけますが、性能も悪くなり査定も落ちてしまいますのでこのようなきちんとした改造(改良)が望ましいです。
新車で持ち込まれたときは、AMGスポーツパッケージなのになぜノーマルホイルなのだろうと思っていましたが、納車時にホイルだけ間に合ってなかったのだそうです。
やはりホイルが変わるだけで車の雰囲気は大きく変わります。
Mercedes-Benz メルセデスベンツ E350 クーペ AMGスポーツパッケージ コーティング補修終了
170万円もかけて板金修理されたそうなので、それに見合うだけのコーティング補修をしなければいけないと真剣に施工させていただきました。
板金屋さんの腕もよかったので隣接パネルはいじらなくても補修されていることは見ただけではまったくわからなくなりました。
板金修理は、”地獄の沙汰は金次第”という格言はかなり当てはまります。
施工コース:マーベラスフィニッシュ ガラスコーティング(2パネル)+02磨きコース(2パネル)+ホイルガラスコーティング(1本)
施工料金:36.062円税込み
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