2010年11月03日公開|メルセデスベンツ
このようなベンツのクーペを購入される方は、かなりジェントルな走りを楽しまれる方だと思います。
当然メインカーであろうはずもなく、ちょっと夫婦でドライブになどといった使い方をされるのだと思います。
私のように高速道路やワインディングに行くとすぐにガツガツ走ってしまうような無骨物には似合わない車です。
以前ジャガーのW6コンバーチブルを所有していたことが有りますが、古いとは故12気筒の5.000ccですからアクセルを日と踏みすれば怒涛の加速をしますが、ジャガーらしくジェントルに運転することは非常にストレスとなりました。
まだまだ余裕を持って此処一発の速さはあるけれどその牙を隠して紳士的に運転をする境地には達していない未熟者です。
私のことはさておいて、
クーペという車は非常に贅沢な車であると思います!
2シータースポーツのように硬い足回りで武装をし見まがえながら運転する必要もなく、かといってセダンのように峠道でサスの柔らかさに振り回されることもなく、いざとなれば4人乗ることも可能です。
特にこのお車は後部座席のスペースもきちんと確保されているので大人4名でも日帰り程度なら十分使用可能です。
このクラスのクーペでこれだけのスペース確保が出来ている車は稀です。
ある程度のスポーツ走行も念頭に置いた車がクーペですから、シートも当然サイドショルダーのしっかりしたバケットタイプのものが装備されています。
B ピラーも無くかなり大きいドアのためシートベルトの取り付け位置はかなりフロントシートより後方になってしまいしかも位置が低くなってしまう為に、このようなガイドバーが装備されています。
これによりシートベルトは適切な位置で装着できる為、クーペに多いシートベルト装着時の違和感も感じることはありません。
当然後部座席にも影響はありません。
こんなところもやはり”さすがベンツ”です。
磨き前膜厚は107μ、磨き後膜厚は106μですので、前日のベンツに引き続きたった1μの研磨で仕上がってしまいました。
本当に新車の納車クオリティーにムラが無くすばらしいことです。
このようにコーティングにご入庫いただく我々磨き屋はもちろんですが、お客様にとってはもっと安心することだと思います。
先日の友人のポルシェの新車とは大違いです(又ネタにしてゴメンナサイ!)。
Mercedes-Benz メルセデスベンツ E350 クーペ AMGスポーツパケージ コーティング終了
素材がいいと安心して施工を進めることができ磨き屋にとってはありがたい限りです!
ただ見た目の大きな変化がわかりずらいためお客様に、
「あんまり変わらないね?」
といわれるのがいつもご納車のとき心配になったりしますが、幸いなことにいつも取り越し苦労で終わっています。
施工しているものは磨いていくことで、塗装の肌が変化していくのを段階的に見てしまっているために、当初の記憶が薄れ変化に対して鈍感になりがちですが、お客様は施工前と施工後しか御覧になっていないために逆に我々プロよりもその違いにおきずきになられるようです。
恐る恐るお車をご確認いただいて開口1番、
「オー凄い綺麗になって艶も最高だね!」
とおっしゃていただけることが我々の悦びです。
本来ならば自信を持って御覧頂く様にならなければいけないのですが、まだまだ未熟者で其処までの自信を持つことができません。
すでに施工いただいているお客様のなかには、
「いつも自信満々で望んでいるよ」
とお感じの方もいらっしゃるかもしれませんが、実はビクビクなのです!
幸いなことに、
「こんな程度なの?」
とか、
「これじゃねー!」
というようなお客様の落胆のお声を頂いていないのは幸いです!
これに甘んじることなく胸を張って納車点検に望めるよう切磋琢磨していきます。
施工コース:マーベラスフィニッシュ ガラスコーティング+02磨きコース(軽度の磨き)+ホイルガラスコーティング
施工料金:100.275円税込み(輸入車割り増し磨き10%・新車割引磨き10% 適応)
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