2010年11月05日公開|メルセデスベンツ
このAMGスポーツエディションはかなりレアな固体で100台限定のようです。
すでに詳しい資料がないために詳細については不明ですが、おそらくご購入時の価格は1.900万円ほどになると思います。
これは考え方にもよりますが、セダンはいくら高くても1年で半値10年で大体ただとなります。
明らかに消耗品です、1年で約200万円の減価償却です。
それに対してスーパーカーなどは値落ちの激しいものでも10年たっても新車時の1/4程度は価格が残っていますし、人気のあるものでしたら半値以上の値段が付きます。
それを考えるとスーパーカーを買うことよりも高級セダンを買うことのほうが贅沢な買い物といえるのではないでしょうか?
このステッププレートはAMGスポーツエディションの装備品だと思われます。
ドアを開けるとAMGの文字が青くほのかに浮かび上がりますが、アルミのプレートとあいまってとても綺麗です。
貧乏性の私ならプレートの保護シートをはがす勇気はありません。
ついつい売却時の査定を考えてしまいます。
本物のAMGでも19インチですが、AMGスポーツエディションのホイルは20インチのようです。
車体重量がありますから35扁平率のタイヤは設置面はほとんど空気がないのではと思うくらいつぶれています。
縁石にこすったわけではないようなリムの細かい傷がありますが、おそらくちょっとした段差を越える際にもあまりのタイヤの厚みの無さにリムが干渉してしまうのでしょう。
タイヤ交換時の請求書は恐ろしいです、何せ275/35R20のPZEROですから30万円くらいかかると思われます。
リアガラスは当然電動サンシェードは付いていますが、サイドガラスにも電動サンシェードが付いています。
このお車はリアガラスをブルーメタリックミラーフィルムを貼っていますので、サンシェードを閉めてしまえばリアの内部は外からは全く見えなくなってしまいます。
Sクラスのこの流れるようなウッドのラインは質感とあいまって非常に綺麗で高級感を感じさせます。
個人的にはブラックウッドよりこちらのほうがSクラスには似合っているような気がします。
これは純正品ではなくお客様が後付で装着されたリアモニターです。
広い後部座席でマッサージ機能をオンにして映画を見たら、其処はもうリビングと比較してもなんら遜色のない快適空間です。
今までコーティングは施工されていなかったと思われ、新車から3年経過にしてはかなり傷は入っています。
ベンツの場合他のお車よりも車両の状態がはっきり2タイプに分かれます。
仕事でも使用される足車はかなり程度が悪く、洗車もGSなどにまかせっきりのお車と、週末しかお乗りにならずご自信で洗車をされて車庫保管の程度のいいお車と二分されます。
前者の場合は大抵3年でお乗換えになるために車の程度はあまりおきになされないようです。
今回ご入庫いただいたのは、3年で本来入れ替えの予定でしたが後2年お乗りになられることにされたそうなので、できる限り綺麗にされたいとの理由だそうです。
磨き前膜厚は200μです。
水性塗料でこの厚さは驚異的な膜厚です。
さすがこのクラスとなると塗料などケチってはいません。
かなり傷の症状は重症だった為4μの研磨となり、磨き終了後の膜厚は196μとなりました。
ベンツの塗料は国産車とは硬さのレベルが違いますのでこれだけの厚さをスポンジバフで削ることはかなりハードな仕事です。
国産車メインで施工されている磨きやさんでスポンジバフでこれだけの研磨をしようとすると、全く歯が立たないか磨きによって入れてしまった傷が処理できなくなるかどちらかになってしまうと思います。
なぜ車磨き研究所では可能なのか?
全体の施工台数の7割近くがベンツが占めますので、古いも新しいもベンツの塗料の特性を知り尽くして居ります。
又現在ベンツが使用している粉黛セラミック塗料についての情報もメルセデスベンツ社より提供されている為に、専用のコンパウンドを塗装の状態により選択できるように5種類用意しています。
なぜ専用のコンパウンドが必要なのかは、塗料が特殊な為一般的なコンパウンドの研磨剤の粒子形では傷を入れてしまいその傷を磨ききることができなくなる為です。
このように車磨き研究所ではベンツに限らずメーカーや塗料色などにより最適なマッチングを引き出す為に現在では30種類を超えるオリジナルコンパウンドを用意しています。
これらが他店専門店とクオリティーの違いやペーパーからの施工を可能にしている大きな要因です。
多くの磨きやさんが国産の耐スリ・スクラッチシールドとは違う理由で手をこまねくベンツのオブシディアンブラックですらこの通り綺麗に磨き上げられました。
黒の色がより鮮やかに光沢を放っています!
オブシディアンブラックは綺麗に磨き上げれば重圧感と深みのある201とは又違った非常に綺麗な色です。
Mercedes-Benz メルセデスベンツ S550 ロング AMGスポーツエディション コーティング終了
どうですかこの黒光りするMercedes-Benz メルセデスベンツ S550 ロング AMGスポーツエディション のオーラは!
今回ご依頼いただいたコーティング剤は、はっきり言って耐久性は余り問題とはしていません。
如何に艶を引き出すかに特化したコーティング剤です。
基本的な考え方としましては1年毎に再施工していただいて、常に最高の状態でお乗りいただくことをお勧めしております。
当然ランニングコストは高くなりますのでコーティングの価格を限界まで引き下げ少しでもお客様のご負担を減らす為の料金設定となっております。
前にも書きましたがベンツのお客様は2タイプいらっしゃりその多くは足車として使用され、言い方は悪いですが普段は乗りっぱなしの状態の方が多い為、いくら硬い耐久性のあるコーティングを施工しても傷が入ることは防げません。
そのため、
「どうせ傷が入るのなら安くて艶のいいコーティング剤を毎年施工したほうがいいな!」
というような理由で、ベンツのお客様には圧倒的な人気を誇るコーティング剤です。
このようにコーティング剤は使用される環境や求められる機能などにおおじて選ばれることがベストだと思います。
施工コース:マーベラスフィニッシュ ガラスコーティング+02磨きコース(軽度も磨き)+リアバンパーのみ04磨きコース+ホイルガラスコーティング+車内丸洗いクリーニング+車内光触媒コーティング(プレミアム)
施工料金:254.132円税込み(輸入車割り増し磨き10%・濃色車割り増し磨き10%・ロング割り増し20%・ホイルインチアップ割り増し20% 適応)
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