身内の方から譲り受けられたお車だそうですが、犬を乗せられていてかなり車内が汚れており、奥様がお乗りになるそうですがかなり神経質なので車内丸洗いクリーニングを施工してほしいとのお電話でのご注文をお受けいたしました。
当然今までもペットによる汚れや臭いなどでお困りの方の車内丸洗いクリーニングを施工させていただきましたが、今回はちょっとレベルが違いました。
お客様がお乗りになっていたのではないので書けますが、
”犬小屋と変わらない”
ほどの見たことも無い恐ろしいレベルでした!
どうですかこのレベル?
正直この状態で車にお乗りになられていたことは信じられないことです。
ファブリックの部分はいたるところが滲みだらけです、犬の糞尿なのか食べこぼしのしみなのかもわからないほどの汚れ方です。
お受けした以上は施工しなければいけません、作業を進めるに当たりカーペットなどをはずしまずは掃除機をかけますがすでにこの状態で蚤やダニに刺され体中がかゆくてしょうがない状態です。
犬の毛もとても掃除機で吸い取れるレベルではないためにゴムを使い扱き出しながらの作業です。
ごみの掃除は終了したので次はトルネーダーという器具を使用して洗剤でしみを洗っていきますが、濃い色の部分の滲みはとても太刀打ちできません。
車磨き研究所で使用しているイオン洗剤は、界面活性剤などを使用しない安全な洗剤ですがかなり洗浄力は強いのですが、まったく歯が立ちません。
フロアカーペットなどで油汚れがひどいときに使用するスチーム洗浄機でしみを取り除いていきます。
洗浄力は強いのですが素材をいためる可能性があるためなるべく使用はしませんが、ここまでの汚れではシートなどでも使用しなくては対処できません。
ほとんど滲みはなくすことができました!
しかしここまでの汚れをそのまま乗り続けていたことは恐ろしいことです。
悪戦死闘の車内クリーニングの結果をご覧ください!
完全にとまでは行きませんでしたが、車内丸洗いクリーニング前と比較すれば明らかにきれいになりました。
シートの滲みの犯人の正体はわかりませんが、おそらく犬の糞尿だと思いますが繊維自体がすでに変質していてこれ以上の処置は染め直さない限り無理だと思われます。
このあと保険として車内光触媒コーティングを施工してシートの奥深くにまだ潜む可能性のある臭いやダニ蚤などを抑制します。
光触媒はシートから染み出してきた臭いを分解していくことができますし、蚤やダニを直接的には殺すことができませんが、えさとなる物質を分解することで繁殖を抑え徐々に数を減らしていくことができます。
車の車内は密閉された空間なのでその環境が汚れていると非常に体に及ぼす影響も大きいと思います。
中古車などをご購入された場合、一見きれいに見えても依然どのような方がどのように使用されていたかはわかりません。
安心してお乗りいただくためには一度車内丸洗いクリーニングをされ、できれば車内光触媒コーティングを施工されることをお勧めいたします。
施工コース:車内丸洗いクリーニング+車内光触媒コーティング(スタンダード)
施工料金:68.250円税込み
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