2011年01月07日公開|メルセデスベンツ
2011年初のベンツはAクラスからのスタートとなりました。
車磨き研究所での施工車ランキングでは、圧倒的にベンツの数が多いのですがAクラスは年間で2~3台程度しかありません、しかも黒となるとたぶん始めてのような気がします。
ただAクラスの黒はC~クラスとは違いオブシディアンブラックではなくコスモスブラックという色だそうですが、色目自体はそれほどの差は有りませんがぱっと見はソリッドブラックに見えるような比較的メタリックが少なめの塗装のようです。
ベンツマークが無ければパット見はフィットやビッツに外見は似てはいますが、価格は約二倍の300万円ですがよく見ると外装のつくりや素材にもだいぶ違いが有り価格なりのつくりをしてあるところはさすがベンツです。
エレガンスグレードはこのようにレザーツインシートが装備されています。
但し残念ながらレザーは本皮ではなく人工革のようですがこの価格帯ではこれは妥協しなければいけないかもしれません。
考えようによっては、Aクラスは足車として使用されることが多いので、本皮のようにメインテナンスが必要ない分だけ車格的にはこの方が良いのかも知れません。
本来ならば灰皿のあるべきところがドリンクホルダーにすることができるようです。
コンパクトクラスなのでスペースに限りがある中これは有効利用の良い例ではないでしょうか。
お客様には大変失礼ではありますが、新車といては正直ありえないような傷の状態です!
ここのところベンツの塗装のクオリティーが下がってきていることは触れてきましたが、ここまでくると某国産メーカーと変わらないレベルになってしまっています。
いくらベンツブランドの中ではいくらエントリークラスとは故これはちょっとひどすぎます。
確かに上級グレードと塗料自体が違い塗装が軟らかいのも事実ですがかといってこれでいいのかということは別問題です。
磨き前膜厚は95μです。
しかし磨き後膜厚は94.1μで、以外や0.9μの研磨だけで仕上がってしまいました。
幸いなことにあれだけ目立っていた傷もほとんどがオーロラよりもちょっときつい程度の本当に浅いスクラッチ傷だったようです。
はじめに見たときの感じですとこれだけ初期膜厚が薄いのに3μ位は研磨しないといけないのかと思いましたがこの程度の研磨厚で済んで一安心です。
0.9μの研磨でここまで傷は無くなり、本来のベンツの新車のクオリティーにすることができました。
これでオーナー様も一安心だと思います。
同じ黒でも輸入車特にドイツ車の塗装は国産車に比べ非常に磨きやすいため、予想以上にスムーズに仕上げることができました。
Mercedes-Benz メルセデスベンツ A180 コーティング終了
はじめの状態からは考えられないほどの完璧な仕上がりにすることができました。
本当はご使用になられるのが女性ですしましてや黒で足車としてのご使用なので、本当は今回施工いただいたマーベラスフィニッシュではなくスノーガードなどを施工されたほうがお手入れは楽なのですが、“黒の艶をより鮮明にしてほしい”とのご要望でしたのでランニングコストはかさみますが、見た目重視でマーベラスフィニッシュの施工となりました。
車磨き研究所のガラスコーティングの中では一番リーズナブルな価格帯のコーティングですが、親水性のコーティングとしては艶に関しては数ランク上のコーティングと対等の輝きを放ちます。
施工コース:マーベラスフィニッシュ ガラスコーティング+02磨きコース(軽度の磨き)
施工料金:77.700円税込み(新車割引磨き10%・輸入車割り増し磨き10%・濃色車割り増し磨き10% 適応)
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