2011年02月23日公開|メルセデスベンツ
ここからしばらくベンツのお客様のご予約が続きます。
ベンツの場合会社登録のお車が多いので、3月決算にあわせてご購入される方が多いのだとは思いますが、市場ではまだまだ不景気の話を聞く中で車両の入れ替えができる方もたくさんいらっしゃることは驚きです。
但し去年と比べ車磨き研究所のベンツの施工は代数的には極端な変化はありませんが、Cクラスの占める割合は圧倒的に多くなってきました。
いくら業績がいいとしてもCクラスとEクラスでは300万円ほどの価格差があるのでそこを節約されているのか、現行Cクラスは先代に比べだいぶ室内スペースも広くなったのでCクラスで十分と判断されたのかなどと色々なことを考えてしまいます。
ベンツのお客様はお忙しい方が多いのでなかなか突っ込んだお話もできませんが、今度どなたかにお聞きして見ようと思います。
磨き前膜厚は137μでした。
磨き後膜厚は135μで、研磨膜厚は2μで仕上がってしまいました。
やはりソリッドの白はメタリックやマイカに比べ膜厚が厚いようですがその理由はわかりませんので、3月にヤナセの本社でオートパーツの方とお会いするのでその理由をお聞きしてきたいと思います。
一時期ベンツの新車の程度がかなり悪いときがありましたが、こちらのお車は傷らしき傷はまったく無いいい状態でした。
理由は想像の範囲ですが、長期在庫車が無くなり状態が良くなったのか、一時の程度の悪さにPDIやディーラーでの納車磨きの内容に改善があったのかのよような理由ではないかと思います。
どちらにしてもお客様にとっては良い状態のお車で納車されることはうれしいことなのでいいことだと思います。
我々磨き屋にとっても非常にうれしいことで、本来ならば新車は傷が少ないことが前提で新車割引をさせていただいているので、傷が多いと使用過程車と同じように時間がかかってしまい赤字仕事になってしまうこともなくなります。
新車の場合いくらお持込いただいたときの状態が悪かったとしても、ほとんどお客様はそのことに気づかれてはいませんので施工前の点検のときにその状態をなかなか正直にお伝えすることはできません。
せっかく納車され意気揚々とされている所に、
「傷だらけですね、かなり程度が悪いです!」
とはなかなか事実であってもお伝えすることはできません。
下手をすると購入されたディーラーと険悪な関係になられてしまうかも?
などとも考えてしまいます。
ご納車の時には磨き屋の照明環境でお引渡しをして点検いただきますので、程度が悪かったからといってそれなりにしか磨きを行わなければ一目瞭然でその作業のレベルが見えてしまいますので、お持込頂いた時の程度のに関わらず仕上がりは新車を施工した完璧なレベルまで到達させなければいけません。
ですからご入庫した新車が程度がいいと“ほっと”してしまいます。
Mercedes-Benz メルセデスベンツ C200 CGI BlueEFFICIENCY アバンギャルド コーティング終了
カルサホワイトのきれいな白の塗装がさらに引き立ち、とても透明感のある空気さえも滑ってしまいそうな滑らかさで、硬い光沢を放っています!
この光沢はコーティングの性能だけでは到達することはできません。
磨きに因る塗装の細かな凹凸を処理し光の反射率を上げてやることでしか実現できません。
簡易施工店やディーラーなどでは、
「当店のの使用するコーティング剤はすごい艶ですよ!」
などとコーティング剤による艶を宣伝するようですが、基本的には純度の高い良いガラスコーティング剤ほどコーティング剤自体が艶を作り出すことはありません。
あくまでも下地の塗装の状態をより鮮明にさせるためのものですから艶を上げるには根本的に磨きで塗装の艶を上げなければ艶が出ることはありません。
磨きもろくにしていないにもかかわらず艶が出るコーティング剤は、ほとんどその艶はフッ素や混入させた有機物による反射に因る艶でその艶が長続きすることはありません。
このようなコーティング剤はガラスコーティングと銘打っていても実際にはポリマーに毛の生えたようなものでしかありません。
本当の艶は時間と手間をかけきちんと磨き上げなければ手に入れることはできません!
車両クラス:クラスM
施工コース:マーベラスフィニッシュ・スーパー ガラスコーティング+02磨きコース(軽度の磨き)+ホイールガラスコーティング
施工料金:109.200円税込み(新車割引磨き10%・ソリッド割り増し磨き10%・輸入車割り増し磨き10% 適応)
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