2011年02月27日公開|メルセデスベンツ
どうもメルセデスベンツの白は売れに売れまくっているようです。
確かに125iという限定モデルのお買い得車がありますが、全てがそうではない所を見ると何か他に大きな要因があるのでしょうか?
エジプトに端を発した世界的民主化運動の高まりにより、世界各地に紛争の火種が飛び火したことで、世界経済は原油や金など先物市場が高騰する中経済的にも不安要素が山積みとなってきています。
その様な先行き不安が山積みの中、車磨き研究所のお客様は最近の購入主体はCクラスですがこの行動力はどこにそのパワーの源があるのかが教えていただきたくなってしまいます。
当然経済力に裏打ちされているのはわかりますが、それだけではない気がしてなりません。
なかなかベンツのお客様とは長話をする機会もありませんので、ここら辺のお話をどなたか聞かせていただけないでしょうか?
このグリルも現行Cクラスが出た当時は、ベンツマークが大層過ぎてなんか品が無く感じましたが、見慣れると感覚が麻痺してくるのか違和感をまったく感じなくなってきました。
現行になりかなりベンツの今までの押し出しはスタイル的にはおとなしくなったため、このくらいグリルで主張していいバランスかもしれません。
こちらのお車はまったくというほど傷も無く、肌調整も納車磨きの段階でほとんど完了している状態のため、車磨き研究所でのいつものような新車特有の塗装の補修磨きの必要は無く、コーティング施工時の艶をアップしてあげるだけの作業ですんでしまいました。
確かにこのレベルのお車の場合、当然手はかからない分楽なのは事実ですが、ここをこうしなければというようないつもの苦労が抜けてしまうとそれはそれで物足りないものです。
Mercedes-Benz メルセデスベンツ C200 CGI BlueEFFICIENCY アバンギャルド コーティング終了
パール塗装であれば比較的白のお車でも艶は簡単に出すことは可能ですが、ソリッドの白はかなり技術を必要とします。
今磨き屋さんの多くはポリッシャーにギヤアクションやダブルアクションのものを使われます。
昔からあるシングルアクションのものに比べ、技術的には熟練が必要ないためにアルバイト程度のものでも磨くことが可能です。
但し磨くことができるということと、磨き上げることができるのとはまったく別問題です。
良く有ることとしてギヤアクションやダブルアクションで磨くことで線傷は取り除けているのに、良く見ると針で叩いたような傷が入ってしまっている車を非常に多く見かけます。
これは一見たいしたことがないような気がしますが、たいていこの傷の深さは10μを超えるものがほとんどのため、
一回入ってしまえば普通の磨きでは修復不可能です。
クリアーを吹き足したとしても消えることはまれです。
今ソリッドの車が少ないことも在って、このような傷はメタリックやマイカの反射でほとんどわからなくなってしまうため、施工者自身も傷をいれていることに気づいていない場合が多いようです。
しかしこのお車のようにソリッドの塗装の場合は誤魔化しが効きません!
水銀灯などで照らして見なくても良く見れば点々と傷が入っていることがわかります。
このような状態になってしまうとソリッドカラー独特のとろりとした艶はでず、
反射の強い艶になってしまいます。
ソリッドカラーのお車こそ磨き屋の技術とコーティング剤の持つ性能を端的に表現してきます。
当然こちらのお車は叩き傷も無く磨きに因る艶にプラスして、
コーティング剤の持つ深みのある艶が加わり本当にすばらしい艶を放っています。
今回施工いただいたマーベラスフィニッシュ・スーパーは固い艶感や濡れたような艶感など下地の特性にあった艶を正直に表現します。
耐久性には多少劣りますが、特に艶をお求めになられる方にはお勧めのガラスコーティング剤です。
車両クラス:クラスM
施工コース:マーベラスフィニッシュ・スーパー ガラスコーティング+02磨きコース(軽度の磨き)+ホイルガラスコーティング
施工料金:105.000円税込み(輸入車割り増し磨き10%・ソリッド割り増し磨き10%・新車割引磨き10% 適応)
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