2011年04月08日公開|メルセデスベンツ
こちらのお客様は、ご家族全員がベンツにお乗りといううらやましい限りのご家族です。
昨年にはお母様のBクラスを施工させていただき、今回はご長女様のお車を施工させていただくこととなりました。
御車のいれ変えの度にいつもご依頼いただくありがたいお客様です!
お嬢様はご家族の中でも一番車に対して愛着がおありで、見る目もかなりの観察眼をお持ちです。
車磨き研究所のエンスーなお客様と良い勝負の知識も兼ね備えています。
変な言い回しかもしれませんがこれもある意味“才色兼備”の一つかもしれません。
磨き前膜厚は104μ、磨き後膜厚は102μで、研磨膜厚は2μでした。
ベンツの新車は通常の国産・輸入車含めてトップレベルの納車状態ですが、このお車もほとんど傷といえるようなものは存在せず、
あくまでも細かな塗装波を調整するレベルで済みました。
ここの所ブログで新車の納車段階の傷についてかなり辛辣なコメントをしてきていますが、そのお車と価格的には変わらないかかえって安いくらいなのにどうしてここまで新車時の納車程度が違うのかと感じます。
まずはメーカーからの出荷時のレベルが違うのでしょうが、
一番の問題はディーラーでの意識の違いではないでしょうか?
ベンツだろうが国産車だろうが新車であることに変わりはありません!
なのに国産車の納車レベルが低いのはお客様を馬鹿にしているとしか思えません。
たぶんこんな程度ならいいだろう!
とか、
この程度の傷はわからないだろう!
とか、
とにかく収めてしまったものが勝ちみたいな考え方です!
たぶんお客様自体も傷を発見してもこの程度で文句を言うとクレーマーと思われるのではないかなど遠慮されているところもあるのでしょうが、
それが結局ディーラーがお客様をなめてかかる原因になってしまっているのではないでしょうか?
あくまで新車ですから傷が無いのが当たり前です!
但し何十人もの人が手を触れ納車までいたりますからまったく何も無いということはありえませんが程度問題です。
ミリ単位の傷やブツカミを言い出したら確かにきりが無くそれこそクレーマー的になってしまいますが、
明らかに人為的に付いた線傷や磨き傷などはきちんとクレームを伝え補修を指示するべきです。
Mercedes-Benz メルセデスベンツ A180 エレガンス
コーティング終了
ベンツならではのカルサホワイトのソリッド塗装も細かの塗装波を磨き上げ鏡面を作ってあげてコーティングを施工することで、
更なる輝きを身につけました!
いつもこちらのコーティング剤スタンダードなマーベラスフィニッシュをお選びになられますが、このコーティング剤は有機配合の複合ポリマー構造のコーティング剤のため、光の透過率はできるだけ確保した上でコーティングの表面反射もするように作られているために、
固い艶感と強い反射をするのでいわゆるパッキとした艶が売りのコーティング剤です。
但し微量ではありますが反射を作り出すために油脂系ではないですが有機物を添加しているために、紫外線の劣化影響は無機コーティングに比べ受けやすく、硬度もそれほど高くは無いため使用過程における摩擦により徐々に磨り減っていってしまいます。
しかし耐久性能をスポイルしてでも艶にこだわられる方には非常に魅力的なコーティング剤です。
価格も車磨き研究所の中ではスタンダードクラスですので、2年に一回程度の再施工を前提にすれば常に最高の艶を感じながらお車にお乗りいただけます。
これも一つの考え方だと思います。
ベンツのお客様の約三分の一はこの選択をされます。
おそらくリース購入の方が多いので、3年で入れ替える前提があることも大きな理由だとは思いますが!
耐久性よりもとにかく艶!
というお客様にはお勧めです。
車両クラス:クラスM
施工コース:マーベラスフィニッシュ ガラスコーティング+02磨きコース(軽度の磨き)+ホイールガラスコーティング
施工料金:74.760円税込み(新車割引磨き10%・ソリッド割り増し磨き10%・輸入車割り増し磨き10%・リピーター割引20% 適応)
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