2011年04月23日公開|フォルクスワーゲン
最近の傾向として同じ色の施工車両が続くことが多いようです。
まったくの偶然ですが、白と黒が順番に続いていきます。
又施工車両の色もなぜか偏った色のご依頼になっています。
圧倒的に多いのがやはり黒ですが、次は白となります。
色別に見る販売数と此処まではあってきますが、これで順当にいけばシルバーとなるのですが、ベンツのお客様を除きシルバーのお車のご依頼はほとんどありません。
白や黒は汚れが目立ちやすいこともありコーティングの施工を考えられる方が多いのだと思いますが、おそらくシルバーの車を選ばれる方は傷や汚れが一番目立ちにくいことが選択理由と思われるので、
あまりそれ以上のクオリティーは求められないのだと思われます。
白や黒は磨きにより色目自体にはっきりと変化が出ますが、確かにシルバーの場合は色目の変化は余りありません。
しかしメタリックの反射の仕方に関しては他の色よりもかなり違いがはっきりし、
メタリックの反射による光沢感のアップによる意匠性の違いは歴然としています。
この違いがお判りいただければもっとシルバーの施工車両も増えるのかなと思います。
フォルクスワーゲンというとメーカー的に大衆車メーカーという印象が強いですが、その中でもポロは特にその印象が強い車ですが、価格が200万円ちょっとということを考えても非常に作りはいいと思います。
価格は輸入車ですので国産同クラスに比較すれば高いですが、車格的に言えばヴイッツやフィットと同じクラスになると思いますが、素材や作りはコストダウンを感じさせないしっかりとした作りがされています。
口調の吹き出し口一つとってもメッキのリングを入れることでまったく印象が違って見えます。
操作パネルも非常にシンプルでは在りますが、安っぽさはまったくありません。
空調スイッチなどの素材や処理の仕方も国産車の高級車よりもいい作りのように感じます。
この様にきちんと作られていることが、
輸入車販売では圧倒的台数を誇る大きな要因ではないかと感じます。
ドアの内張りなども特に変わった素材などは使われずに、シボの打ち方もオーソドックスなものですが、全体の印象は非常にきちんとした作りに感じさせます。
ドアノブなども金属ではなくプラスチックですが、
表面処理のメッキの質感などはいかにも金属に見えるうまい処理がされています。
これに比べると国産車の処理の仕方はいかにもプラスチックにシルバーの処理をしたようにしか感じさせない安っぽい加工の仕方ですが、この様なところは見習ってほしいものです。
新車で購入されてまだ1年が経っていませんが、
洗車によるスクラッチ傷と思われる傷はかなり入ってしまっていました。
但しソリッドホワイトという色のおかげと、非常に丁寧に扱われているようですのでダメージはそれほど深くありませんでした。
新車時にポリマーコーティングが施工されていたようですが、
すでにその効果はまったくなくなっていました。
洗車をしてみると撥水はまったく機能しておらず塗装に水が吸い込まれていくような水の流れ方になってしまっています。
このコーティングは有償だったそうですが、この時点でガラスコーティングを施工してあれば現在の傷の状態は防げたと思いますし、
納車から半年程度で再コーティングの必要も無かったと思います。
磨き前膜厚は135μとこのクラスとしては非常に厚めの塗装がされています。
ソリッドなのでメタリックに比べ塗装は厚目にはなりますが、
国産車の同車格の塗装と比較すれば30~40μほど厚い塗装となります。
この様なところもきちんとお金を掛けて作られていますので、ヴイッツやフィットに比べれば価格が高いだけのことは十分に在ります。
本来のエコとは一つのものを大事に長く使うことだと思いますが、
国産車のただ安く作られただけの車ではその耐久性はありません。
先日もいらしたお客様と話をしている際にお客様が、
「エコ換えって何だ、単に燃費がいいとかの理由で車を買い替えることがいかにもエコで、環境に貢献しているように宣伝しているけれど、資源を消費して生産するためにCO2を排出しているのではまったく逆なのに!」
「メーカーが車を大量消費させるための戦略にまんまと乗っていることに気づくべき!」
まったくその通りだと思います。
ほとんどの傷は無くなりましたが、洗車の際の砂などのかみこみに因る深い引きずり傷は数本残ってしまいましたが、
水銀灯の下で目を凝らして見ない限り発見することはできません。
フォルクスワーゲンの塗装は輸入車の中ではかなり硬い部類には入りますが、ソリッド塗装の場合は多少軟らかめのようで、そのため洗車に因る傷が多く入ってしまっていたのだと思います。
結果5μの研磨となりましたが、もともとの塗装厚が厚いためまだまだクリアーは40μ程度は残っていますのでこの程度の研磨ではまったく問題はありません。
Volkswagen フォルクスワーゲン ポロ TSI コーティング終了
ソリッドホワイトのお車が続きますが、
フォルクスワーゲンのキャンディホワイトも透き通るようなきれいな白です。
ご指定いただいたコーティング剤が、マーベラスフィニッシュ・スノーガードでしたのでテロンとした飴のような光沢を作り出します。
まさに色の名前のキャンディーホワイトにぴったりの艶感です!
お客様のお住まいの地域は冬の間かなりの量のエンカルが撒かれる地域ですが、このマーベラスフィニッシュ・スノーガードは名前の通りに雪国仕様ですので、
エンカルに対しての強い防御性も兼ね備えています。
一般地用のガラスコーティング、
特に撥水系のフッ素を使用しているものは酸に弱いものですと、高速道路で浴びるエンカルでも1週間以上洗車せずに放置してしまえば撥水の機能層であるフッ素は跡形なくなくなってしまう事もあります。
車磨き研究所のガラスコーティングのラインナップは、撥水・親水問わず耐酸性性能を持たせたものを価格別にご用意しています。
市場に出回っているほとんどのガラスコーティング剤は一般地用のものですので、ほとんど耐酸性能力は期待できません。
耐酸性能力と非常に優れた透明性からくるすばらしい艶感をお試しください。
今まで施工されてきたコーティング剤とは,
まったく違った性能と光沢を実感できること請け合いです!
車両クラス:クラスS
施工コース:マーベラスフィニッシュ・スノーガード ガラスコーティング+02磨きコース(軽度の磨き)
施工料金:66.339円税込み(お持込お引取り割引・ソリッド割り増し磨き10%・輸入車割り増し磨き10% 適応)
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