2011年05月29日公開|ホンダ
ハイブリッドカーでありながらかなり本格的スポーツカーらしさを持った外観です。
コンパクトクラスハイブリッドカーの今までのイメージ、かっこ悪い・燃費さえ良ければいい・走行性能が低い・価格の割りに内容が無い・運転する楽しさが無いなどの全てを覆す新たなハイブリッドカーの形です。
今回始めて目にするCRZに正直びっくりしました!
ハイブリッドカーなのにM/Tである?
この発想はハイブリッドカーの先駆者であるトヨタには真似できないホンダならではの発想です。
あくまで動力の要はエンジンであることがこのCRZのスタイルの価値を高めたことは間違いありません。
シビックタイプRが生産中止となり、
「ついにホンダもただ売れれば良いと言う車しか作らない、トヨタのようなメーカーに成り下がったのか?」
このときは国産車の行く先に絶望感を感じました!
しかしそれは大きな勘違いであることに気づき、
新たなホンダスポーツの誕生に期待することができるのでは?
と言う一筋の光明が見えてきたことはうれしい限りです。
私と同じようにアンチハイブリッドと言う方はいまだたくさんいらっしゃると思いますが、このCRZは一度試乗してみる価値は大有りだと思います。
“目から鱗が落ちました”
一瞥してもわかるように、今までのハイブリットとはエンジンルームの雰囲気がまったく違います。
エンジンを始動してみるとさらにその感覚は確信へと変化していきます!
エンジン関係はまったくのノーマルにも拘らず、
スポーツマインドたっぷりのエキゾーストサウンドが響きます。
「え!」
「これがハイブリッド!」
正直な感想です。
ステンレスのタワーバーが張り巡らされていますが、これはオーナー様がこだわりで装着されたものです。
エンジンを掛けてみるまでは、
「世の中物好きな人がいるもんだなー?」
などと思いながらこのタワーバーを見ていましたが、これで納得です!
やってみたくなりますね!
ハイブリッドカーでガソリンエンジンスポーツカーをかもる!
これは痛快かもしれません!
このシフトノブ一つ取ってみても、只者ではありません!
工場内の移動の為にシフトノブを握りギヤを入れてみただけで、シフトフィーリングのよさミッションのつながりそしてシフトノブの非常に握り心地のよさ。
ホンダが本気でハイブリッドカーで本物のスポーツカーを作ろうとした意気込みが伝わってきます。
もしかしたら雲の上のスーパーカーに乗り込んだときと同じ、いやそれ以上のカルチャーショックかもしれません。
最近フランス車などでは主流になりつつあるハンドル近辺にスイッチ類を集中させたタイプの操作パネルですが、これはちょっと集中させすぎのように感じます。
あまりにもコンパクトにまとめすぎ誤操作させやすい気がします。
そのため視点移動の必要もあり、視点停止時間も長くなってしまいそうです。
ちょっとデザイン先行過ぎるような気がします。
未来的なメーターです!
スターウォーズの戦闘機のコックピットのようです!
タコメーターとスピ-ドメーターを3D化することにより非常に斬新な印象を受けます。
価格としてはプリウスとそれほど大差は無いにも拘らず、質感デザイン共に比べ物にならないほど非常に良い出来です。
ホンダ会心の作といっても過言で無いと思います。
すばらしいの一言です!
ボデイデザインからくる開口幅の狭さはちょっと気になりますが、ハイブリッドとしては開口高さも低く抑えられ容量も十分取られています。
ほとんどハイブリットのマイナス面を感じさせません。
今回は色々なオプション施工もご注文いただき、スプラッシュビューコーティング・ライトポリッシュをフロント基本セットとリアガラスに施工させていただきました。
白くなっているのはガラス専用コンパウンドで、鱗や付着している不純物を研磨しそぎ落としているところです。
この後ウインドウガラスを洗い流し、専用の脱脂&定着剤で再度ガラスをクリーニングした後フッ素によるスプラッシュビューコーティングを施工します。
ガラ○やレイン○などに代表される簡易撥水コーティングと違い、
耐久性は100倍近くあり、夜間のぎらつきなども一切発生いたしません。
汚れの拭き取りや、ワイパーの使用すらまったく問題はありません。
撥水も非常に細かい撥水をするために、今まで嫌いだった雨降りの運転すら楽しくなるかも?
矢印の部分がプロテクションフィルムとの境部分となります。
この様に曲面が強い部分はフィルムを伸ばしながら貼り付けるため多少の糊ずれや糊斑が出てしまいますことをご了承ください。
サイドロッカーパネルもフルラップさせていただきました!
このお車のようにスポーツカースタイルのボディ形状の場合リアクォーターパネルが張り出しているためにフロントタイヤで飛び石のダメージを受けることはまず避けることは出来ません。
コスト的には再塗装するのとさほど変りはありませんが、
オリジナル塗装にこだわられる方は転ばぬ先の杖としてペイントプロテクションフィルムの施工をお勧めします。
ご納車になられてまだ一年が経たないくらいではありますが、
傷はかなり付いてしまっています。
確かにオーナー様の洗車管理の方法にも因るところではありますが、ホンダ車の最大の弱点である塗装の質の低さが一番の原因と思います。
塗装以外は国産車の中でも非常に良い車作りをしているのに、なぜ塗装だけは一向に改善されないかは我々業界の間でもしばしば話題となります。
“本田の7不思議”
磨き前膜厚は95μとかなり薄い膜厚です。
塗装自体がよくない上に膜厚まで薄いのでは車両の寿命自体をすら縮めてしまうことになってしまいます。
いい加減改善してくださいよホンダさん!
そうはいってもまだい年経っていない状況ですから、
傷はきれいさっぱりなくなりました。
しかしクリアーが軟らかいため傷はある程度の深さがあり、磨き後膜厚は91.9μとなりました。
コーティング未施工の場合今回と同じような傷が付いてしまうと、再度磨きを行えば膜厚は80μ代になってしまいます。
つまりその磨きが限界となり3回目の磨きは施工不能となってしまいます。
しかし今回硬いガラスコーティングを施工させていただきますので、塗装本体までの入る傷はかなり防ぐことができますからこの様な心配は必要なくなりますので、
特に軟らかい塗装や膜厚の薄い塗装は塗装の寿命を延ばすためにもコーティング特に硬いガラスコーティングの施工がお勧めです。
これも、
“転ばぬ先の杖”
HONDA ホンダ CRZ コーティング終了
超親水性コーティングのマーベラスフィニッシュ・プレミアムの艶のとろけそうな艶感が魅力です!
そこに今回光触媒ボディコーティングをWコートしたことで、
エッジラインはくっきりとする更なるおまけも付いてきました!
このCRZは非常に難しいプレス方法を駆使して作り出される独特のボディラインを特にリア部分に特徴があります。
その匠の技のボディラインも一層強調されるようになりました!
今回お選びいただいたWコートの威力は見た目だけではありません。
ポリマーやガラス(シリカ)のコーティングは汚れの付着を防ぐ効果はありますが、付いてしまった汚れを落とすことは出来ませんが、
光触媒によるトップコートをすることでセルフクリーニング効果も付加されています。
特にこれからの季節気になる虫の死骸の付着や鳥糞などですが、それらを分解することでそこから染み出しコーティングすら溶かしてしまう酸の流出を抑え、
塗装を傷めてしまうことを防ぐ効果が期待できます。
洗車の際も強固な付着ができなくなるために、
今までと比較して簡単に洗い流すことができるようになります。
このコーティング方法は車磨き研究所オリジナルの方法のため他店では施工できません!
その効果にご興味のあられる方はお問い合わせください。
車両クラス:クラスM
施工コース:マーベラスフィニッシュ・プレミアム ガラスコーティング×光触媒ボディコーティング+02磨きコース(軽度の磨き)+スプラッシュビューウインドウコーティング(フロント基本セット+リアガラス=ライトポリッシュ)+ルーマー・ペイントプロテクションフィルム(サイドロッカーパネル+ドアミラー)
施工料金:260.484円税込み(お持ち込みお引取り割引10%・濃色車割り増し磨き10% 適応)
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