2011年05月30日公開|メルセデスベンツ
久々のベンツです。
コンパクトクラスとしては国産車より約100万円ほど高くなりますが、車本来の作りとしては100万円の差であればそれ以上のものを手に入れることとなると思うのですが、意外と販売台数は少なめです。
この車格に300万円は高いのか、この値段を出せば国産車では一気に選択肢が広がり装備などで比較してしまうと太刀打ちできなくなってしまいます。
しかし使われている素材や根本的作りの質などを見比べれば明らかにAクラスのほうが上なのですが、車に対して求めているものが違うと言うことなのでしょう。
たとえばこのウッドパネルにしても一瞥しただけで本物のウッドパネルとわかります。
見た目の派手さはまったくありませんが質感の高さは誰が見ても感じると思います。
シートも当然同じように質感は高いです。
この価格ですのでさすがに本皮ではなく合成ですが、中央部のファブリックと相まってカチッとした質感を作り出しています。
国産車のシートとの違いは、見た目よりのその座り心地に在ります。
硬いスポンジやスプリングを使用しているために、座った瞬間は少し硬さを感じるかも知れませんが、数時間または数百キロ乗り続けたときの体の疲労感の少なさは想像をはるかに超えたレベルにあります。
磨き前膜厚は101μ、膜厚は国産コンパクトクラスと大差はありません。
しかし塗装の硬度が倍以上違いますから傷の入るレベルには大きな違いがあります。
硬い以上傷は入りにくく、仮にはいっても深い傷になりにくくなります。
つまり多少に傷が入り磨きを何回か繰り返さなければいけない場合でも、膜硬度が硬いため傷が浅いので研磨膜厚は少なくて済むので、残存膜厚にあまり神経を使わなくとも磨きが行えるという事になります。
こちらのお車は長期在庫車だったのか新車としてはかなり傷が在りましたが、色が白のため写真に写るほどの傷の深さはありませんでしたが、この程度で済んでいるのも塗装が硬いおかげです。
かなりきっちり磨きましたが研磨膜厚は2.3μです。
此処までハードに磨いても2.3μですから、これからお乗りになっていく中で同じような傷が付いたとしてもこのくらいの研磨膜厚で済みますから、後5回くらいは同じレベルの磨きを行なっても大丈夫と言うことになります。
3年に一度磨き&コーティングを施工しなおしたとしても15年は大丈夫なことになりますので、車自体の寿命が来るまできれいな状態でメインテナンスが可能と言うことになります。
硬い塗装ならではの利点です!
Mercedes-Benz メルセデスベンツ A180 エレガンス コーティング終了
かなり小傷のダメージは多かったですが、
きっちり磨き上げきれいな塗装面にリセットできました。
白のボディカラーは水垢汚れが気になりますが、ガラスコーティングを施工することで水垢ができる引っ掛かりがなくなりますのでほとんど水垢は出来なくなります。
但しディーラーコーティングのように下地処理として磨きを行わずにコーティングをしてしまう場合は、塗装面の凹凸がそのまま残ってしまっているために、幾らコーティング処理を施してもコーティングがその塗装面にしたがって形成されてしまうために、多少の効果はあったとしても、
磨き処理をしたものと比較した場合その効果は雲泥の差があるのは当然のことです。
それ以外にもガラスコーティングを施工する場合磨き処理が要となる理由があります。
ガラスコーティングはポリマーとは違い艶を反射で作るのではなく、クリアーな透明性により塗装の深みを出すことにより艶を作り出しています。
つまり塗装自体の艶を上げるための磨き処理を行なわなければほとんど効果は期待できないことになります。
これでもまだあなたはディーラーコーティングを選択しますか?
車両クラス:クラスM
施工コース:マーベラスフィニッシュ ガラスコーティング+02磨きコース(軽度の磨き)+ホイール・ガラスコーティング
施工料金:93.450円税込み(新車割引磨き10%・輸入車割り増し磨き10%・ソリッド割り増し磨き10% 適応)
メーカー別
月別バックナンバー