2011年06月19日公開|ロータス
こちらのお車も先月施工させていただいたお客様です。
1.000km点検でディーラーにご入庫されるついでにと、わざわざ県外から追加施工でお越しいただきました。
ありがとう御座います。
今回は多少お話させていただくことが出来色々お話をお聞きしましたが、なんとこのエリーゼを日常の足車として使われているそうです。
確かに見た目とは違い意外と取り回しはよく、運転もしやすいので乗り込みのきつささえクリアーしてしまえば意外と使い勝手は悪くはありません。
そしてスポーツカーとしては驚異的に燃費もよく、飛ばして乗らなければLー15km以上も可能なので下手な軽自動車よりもランニングコストはかかりません。
ご納車から約1ヶ月が過ぎ、その間まだ一回も洗車はされていないとのことでしたが、ボデイの汚れは通勤等で毎日使用され、なおかつ露天駐車であるにも関わらずほとんど汚れは目だっておりませんでした。
“マーベラスフィニッシュ・プレミアム ガラスコーティング×光触媒ボデイコーティングの威力と言えるでしょう”
車磨き研究所のセールス代理店であるライトウエイトで、ダイムラーの光触媒ボデイコーティングを施工してあるデモ車をご覧になられてこのコーティングにお決めになられたそうですが、
「期待通りの効果が得られている!」
とご満足をいただけているようでうれしい限りです。
それともう一つ、サイドロッカーをフル・ペイントプロテクションフィルムで施工していますが、飛び石の状態を確認して見るとかなり飛び石を食らっていましたが、フィルムのおかげで塗装はまったくダメージを受けてはおりませんでした。
当然フィルム自体も汚れは付着してはいましたが、洗車で簡単に洗い流せるレベルで傷等のダメージも在りませんでした。
“転ばぬ先の杖作戦大成功です”
と言うわけで今回の追加施工はまずはスプラッシュビュー・ウインドウコーティングです。
ゴムやプラスチック当然ボデイにもコンパウンドが付着しないように、きちんとマスカーで養生をしてあげての施工です。
ガラス磨きの大事なことは磨き方向が水の流れる方向に研磨してあげることです。
ボデイの磨きと同じで、研磨すると言うことは傷をつけていることにより研磨ができていることとなります。
幾ら微細なコンパウンドを使用しても、最終的には目に見えない細かな傷が無くなる訳ではありません。
そのため水の流れる方向に研磨することで、
傷の向きが水を撥水する際の抵抗に少しでもならないようにするための心配りです。
このことはこの後に行うコーティングに関しても同じことが言えます。
当然ボデイコーティングに関しても同じ理屈ですから、コーティング剤を塗りこみ始める方向と塗り終わりの方向を考えて施工しています。
多くのコーティング施工店ではこの部分の認識があまり無いようですが、汚れの付着やコーティングの耐久性にも影響を及ぼすことなので大変重要なことです。
以前あるケミカルメーカーの講習の際このことを指摘して見ると、
「確かにその通りなのですが、そこまでこだわられている施工店はほとんどありませんし、メーカーサイドからあまりうるさい施工方法を強要すると、“めんどくさい商品だな”と言う印象を受け売れ行きに影響するのであえてその様な指導はしないでいます」
とのことでした。
ここでも又利益第一主義の考え方に傾倒してしまっている業界の姿が垣間見えます。
いつになったらこの考え方で来たからお客様は“カーデティーリングはいんちきくさい”と言う印象が付いて回るかに気が付くのでしょうか?
スプラッシュビューコーティング施工終了後ブランクを開けた後に撥水試験を行ないます。
右の写真は霧吹きスプレーで数回水を噴霧した状態です。
使用環境に当てはめて見ると、雨降りと言うよりは濃い霧の状態程度の濡れ方ですが、非常に細かな撥水をしています。
この細かな撥水は簡易施工のウインドウコーティング剤ではとても無理なレベルです!
左の写真はそこに更に何回かスプレーをした状態です。
これが大体非常に弱い霧雨程度ですが、すでに水は流れ始めています。
非常にすべりのいい撥水ですので30km/hくらいでも雨は飛び始めていきます。
更にこのコーティング剤の最大の特徴は、その耐久性にあります。
コーティングを施工することにより今までよりはワイパーの使用は数分の一で済みますが、雨降りに間欠ワイパーを使用したとしても3年程度は間違いなく撥水し続けると思います。
価格は高いかもしれませんが、ランニングコストや視界性から考えると簡易施工コーティングよりお得なはずです。
もう一つの追加施工が、ヘッドライトへのプロテクションフィルムの施工です。
この施工による効果は、飛び石からライトカバーの破損を守るのと、ライトカバーの紫外線劣化による黄ばみを防ぐことが出来ます。
新車と言うこともあり、ライトカバーコーティングとどちらにするか迷われた結果、より長期的効果が期待できるプロテクションフィルムをお選びいただきました。
ご覧のように此処までアップにすればフィルムの端は確認可能ですが、50cmも離れてしまえばフィルムが貼ってあることはまったく判りません。
当然ライトの照度もまったく変りませんので暗さを感じることもありません!
このフィルムはクリアーですが、これ以外にもイエロー・ブルー・ライトスモーク・スモークなど色つきの商品も常時在庫しております。
但し色つき商品は多少の照度低下はありますのでご承知措きください。
施工済みのデモ車も御座いますのでお気軽にお立ち寄りください。
これで現在必要と思われる施工は全て終了いたしました。
後はペイントプロテクションフィルムのカットデーターがアメリカより送付されてからの、フロントフルラッピングとなります。
データー到着次第ご案内いたします。
2回にわたり多くの施工ご依頼を頂きまして、本当にありがとう御座いました。
今後をより快適な楽しいエリーゼライフをお楽しみいただくためのお手伝いをさせていただければと願っております。
車両クラス:クラスSS
施工コース:スプラッシュビュー・ウインドウコーティング(フロント基本セット×ライトポリッシュ)+エクセペル・ヘッドライトプロテクションフィルム(プレミアムフィルム)
施工料金:47.250円税込み
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