2011年06月23日公開|メルセデスベンツ
かなり久々のGLKです。
前回のお車も左ハンドルだったので調べて見ると、やはり左ハンドルしか設定がないそうです。
そのためか販売台数は非常に少なくある意味非常にレアなお車です。
車高もそれほど高くなく、国産車で言うとフォレスターのような全体の形なので、SUVとしてはかなりシティーユースに振ったお車だと思います。
但し非常に心配なのが、ルーフレールのアルミニュウムの酸化腐食です。
メッキに比べ表面が塗装されていたりコーティングされていることで皮膜があるうちは非常にきれいな状態を保てるのですが、この保護膜がなくなると恐ろしい勢いで腐食し始めてしまいます。
特に他の金属が接触している場合にはその腐食スピードは3倍以上の速さで腐食し始めます。
ルーフレールと言う性格上ルーフラックを装着する可能性がありますが、その際取り付け部分がステンレスやスチールなどのものは避けたほうが無難かもしれません。
ベンツに限らず輸入車の多くはメッキパーツを多用したり、とにかく光物が多いのが特徴ですが、意外や本国仕様のものはほとんど光物は付いていない場合が多いようです。
ではなぜ日本使用のものばかりこれほど光物が多いのか?
これは日本人の嗜好性が、光物が多いほど高級感を感じるからだそうです。
これは日本に限らず東南アジア全般にいえることのようです。
但しだからといって耐久性に問題があるものを多用するのはどうしたものか?
とは感じます。
トリム類もアルミニュウムです。
外部と違いそれほど腐食は心配しないでもいいのでこれは問題ないと思います。
ウッド好きのベンツにしては珍しいチョイスですが、外部のデザインも含め相対にスクエア的なデザインなのでこの素材の使い方はマッチしています。
ベンツの言うところの小型SUVですので、上級車種との差別化のためか、非常にシンプルな内装です。
しかし本来は車の内装はこのくらいのほうが飽きが来ないのでいいと思います。
最近のドイツ車はちょっと派手になりすぎ、逆にドイツ車が国産車をまねている様にも感じてしまいます。
シートも標準ではファブリックとなりますが、こちらのお車はラグジュアリーインテリアパッケージを装着していますので、全席本革となりその他の特別装備もかなり豪華な内容ですが、価格は34万円だそうですのでかなりお得なパッケージだと思います。
この写真の傷がこのお車であった傷の全てです!
まったく傷の無い新車はありえませんので、この様に2箇所だけと言うのはかなり優秀で程度がいいと思います。
しかしなぜか傷は左側リアドアにまとまってあったことは偶然の一致ではなく、ストック中もしくは陸送中に付いた人為的物だと思います。
気はつけてはいるのでしょうが、それでもこのくらいのことは起こりえます。
無事に2箇所の傷は完全に取り去りました!
水銀灯で照らして目を皿のようにして探しても傷は何一つ無いはずです。
オーナー様車庫に入れられたら一生懸命探して見てください!
Mercedes-Benz メルセデスベンツ GLK300 コーティング終了
よくシルバーのお車は、
“傷も目立ちにくく、汚れもあまり目立たない”
しかし磨いたりコーティングしてもあまりかわりばえがしない!
とおっしゃる方が多くいらっしゃいますが、それは大きな勘違いと言えます!
DIYなどでは塗装の下処理はまずきちんとは出来ません。
その状態でポリマーやWAX苦労をしてガラスコーティングを施工しても確かにそれほどの効果は期待出来ません。
又簡易施工店やGSなどもやはりコーティング前の下処理がほとんど効果が無いために、確かにさほどの変化しかありません。
しかし塗装をきちんと磨き上げ、クリアーの透明感を作り出してあげれば、シルバーはメタリックの量も多いので“きらきらとメタリックが反射”し、他の色とはまったく違う光沢感が作り出されます。
いつもよりちょっと財布の紐を緩めて見てください!
きっと今までとは違う光沢とともに大きな満足が得られると思います。
車両クラス:クラスLL
施工コース:マーベラスフィニッシュ・スーパー ガラスコーティング+02磨きコース(軽度の磨き)+ガラスホイールコーティング
施工料金:131.775円税込み(新車割引磨き10%・輸入車割り増し磨き10% 適応)
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