2011年06月15日公開|メルセデスベンツ
昨年の10月に施工させていただいたお車ですが、先月事故に遭われてしまわれました。
この写真はそのときの事故の状態です!
お客様がわざわざブログ用にとメールで送ってくださいました。
ありがとう御座います。
事故現場は中央道相模湖PA内に駐車していて起こったそうです。
オーナー様はパーキング施設付近でコーヒーを飲まれていたそうです。
すると1台の1BOXがほとんどアイドリング状態のような速度でパーキングエリアに入って来たそうです。
「やけにゆっくりだなー?」
と呑気にその車を見ていると、駐車中のAMGに向かってのろのろと進んでいきます。
するとあろう事か、オーナー様の目の前でその車はAMGの左側面に“ドカン”当たってしまいました。
原因は居眠りだったそうです。
眠くて眠くて耐えられずに何とかパーキングまでたどり着いたのはいいですが、駐車する前に完全に眠ってしまったようです。
この状態でよく本線を走っていたものだと驚きです!
衝突の衝撃で目が覚めたドライバーは車の横っ腹に突き刺さっているのですからびっくりしたことでしょう。
さらに車から降り相手の車を見たときには冷や汗ものだったことでしょう!
「べ・べ・ベンツ!」
「しかもAMG?」
「これ一体幾らの車、修理代どのくらいかかるの?」
「この車の持ち主は誰、何者!」
此処は想像ですがおそらくこんな感じだったのではないでしょうか。
駆け寄るオーナー様を見て一安心だったと思います。
オーナー様はどこから見ても役員風の品の好い方だったので胸をなでおろして安心されたと思います。
しかしこんなことがおきるのですねー!
皆さんも眠いと感じたら無理せずすぐに休憩を取るなり仮眠するなり早めの対処を心がけましょう。
“無理は禁物”
事故の内容が内容ですし、お車も2.000万円近いお車ですので基本的には板金箇所は無く全てパネルでの交換修理だったそうです。
さすがにこのクラスのお車の塗装は仕上がりもすばらしいものでした。
磨き傷やメタリックの静電気に因る立ち斑もまったくありません!
購入された神奈川のディーラーでの修理とのことでしたが、いい仕事をされています。
今回の補修範囲はフロントバンパー・ボンネット・左フロントフェインダー・左フロントドア・左リアドア・左リアフェインダー・左サイドロッカーとなります。
当然つながっているルーフシェル(ピラー)やドアミラーも補修します。
ただ一箇所だけボールペンの玉くらいの物咬みがありました。
しかし3パネル塗装して一箇所ですからこれはしょうがありません。
クリアー部分の物咬みでしたので磨きで直せるので問題はありません。
蛍光灯のラインが切れている部分に#3000のペーパーをかけて物を取り除きます。
このペーパーはウールよりも柚子肌を切っていかないので、塗装の肌感が周りと変ってしまうことはありません。
後は磨き上げて完成です。
おそらく目を皿のようにして見ても物咬み跡や、肌感の違いは判らないと思います。
Mercedes-Benz メルセデスベンツ CLS63AMG コーティング補修終了
お客様は肌感や艶感が既存パネルと変ってしまっているためにうまく補修前の状態に戻るかを大変心配されていましたが、ばっちり現況復帰です!
当然ラインで塗装されている部分と、補修で塗りなおしている部分では、塗装方法も塗料も違うので100%同じにすることは現実的には無理なことです。
そのために車磨き研究所では保険対応のコーティング補修の場合は、
補修されたパネルに隣接するパネルまで磨きとコーティングを再施工します。
つまり多少でも肌感や艶感に開きがあるものを隣接するパネルで暈かし・グラデーションして違和感の無い仕上がりにもって行きます。
補修により幾らきれいになっても、その部分だけが浮いたような状態ではほんとの意味での現況復帰にはならないからです。
お引取りの際にはお会いできなかったので仕上がりのご感想をお聞きできなかったですが、わざわざメールでご感想を頂きありがとう御座いました。
ご満足いただけたことが何よりでした!
とても行き届いた管理をされていらっしゃることに驚きました!
こらから又大事にAMGライフをお楽しみください。
PS・もしも乗り換えされることがおありでしたら一声おかけください。
車両クラス:クラスX
施工コース:マーベラスフィニッシュ・プレミアム ガラスコーティング(補修6パネル)+02磨きコース(補修6パネル)
施工料金:保険会社対応のため非公開
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