2011年07月15日公開|ポルシェ
またまたレアなスポーツカーのご入庫です!
実は2年ほど前にハイモースコートで施工いただいているお車です。
今回フロントバンパーを飛び石での塗装剥離で再塗装されたため、思い切ってボデイ全体のコーティングの再施工をさせていただくこととなりました。
私も知らなかったのですが、ボディの飛び石でもガラスの破損のように車両保険の適応ができるそうです、しかも等級変動なしで!
但し適応条件等はあるようなのでご利用の際は、ご加入の保険会社にお問い合わせください。
今ではポルシェ911も997が当たり前となってしまいましたが、ことGT3となると話は別です。
新車販売されていた当時はこの涙目がカッコ悪いと感じていましたが、今では返って911のなかでは個性的な分好きになってしまっています。
嗜好的に変な形が好きかも知れません?
マセラティ3200GTのドロップテールもかなり好きですから!
確かに性能的には997のGT3と比べるとかなり低いかもしれませんが、まだこの当時のポルシェは乗せられている感もさほどなく、自分のコントロールの範囲でしか乗りこなせない乗り手を選ぶ車ぽさがあったように感じます。
必要か必要でないかとかは関係なく、この様にフルロールゲージは心をくすぐります!
このでかい消火器も気分はGTドライバーになった錯覚をさせてくれます!
品よくこの様な装備が似合うのは、ポルシェ以外はないでしょう。
これも必要かどうかの問題ではなく“どうだ”といわせるPCCBカーボンブレーキディスクです。
はっきりいってしまえば、サーキット走行しないのであればランニングコストがかさむだけで公道では無用の長物、無駄の局地ですが、ポルシェやフェラーリにとってはドレスアップアイテムとしては定番商品です。
数年でワンセット交換数百万円は私の選択ではありえません!
というか買えません。
マニホールドからテールエンドまでチタンマフラーが装着されています。
アイドリング状態ではノーマルマフラー程度の音量ですが、ひとたびアクセルを踏めばチタン特有の乾いた甲高い爆音が鳴り響きます!
“羊の皮をまとった狼”状態です!
もっともポルシェである時点で羊ではありませんが。
管理のかなりきちんとしたオーナー様ですので、購入されて2年が経ちますが傷は非常に少ない状態です。
「乗らないんでしょポルシェだから?」
とお思いになられるかもしれませんが、このオーナー様は結構お乗りになり年に1万kmほどは走っているようです。
それから考えるとかなりの管理上手です!
あった傷もほとんどが洗車スクラッチレベルの浅い傷ですので、02コースの磨きで十分傷は処理できました。
ポルシェの塗装はドイツ車としては軟らかい塗装ですが、それでこのくらい傷が少なく洗車されているのはたいした腕の持ち主です。
もっとも過去に何台もポルシェを乗り継いでこられた経験がお有りだからという部分は大きな要素ではあると思います。
“つぼを心得ている”ということです。
PORSCHE ポルシェ 996GT3 クラブスポーツ コーティング終了
スピードイエローがひときわ引立つ光沢です!
ポルシェのデザインの要であるRが因り一層強調されます!
私の中ではポルシェ買うなら絶対スピードイエローGT3という気持ちが更に高まる仕上がりです。
残念ながら買えませんけど!
どこから見てもGT3はかっこいいですねー。
車両クラス:クラスX
施工コース:ハイモースコート+02磨きコース(フロントバンパーのみ04磨きコース)
施工料金:196.446円税込み(リピーター割引20%・形状割り増し磨き20%・ソリッド割り増し磨き10%・輸入車割り増し磨き10% 適応)
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