2011年08月13日公開|レクサス
車磨き研究所でははじめてのレクサスCT200hとなります。
サイズ的には大きくも無く小さくも無く非常に使い勝手の良いサイズです。
いまこのクラス・デザインのお車は他社も非常に好調なようで、BMW X1やアウディA3などがライバル車種となってくると思います。
価格的にも良い勝負なのですが、どちらを選択するかは求めるものにより変ってくるようです。
先日も在るお客様が、レクサスCT200hとアウディA3で迷われていましたが結果レクサスを購入したそうです。
購入理由は、装備の充実とスペースが家族会議で優先されたそうです。
ご主人としては、運転したドライビングフィールでは圧倒的にアウディだったそうですが、運転を楽しめるのは運転するご主人だけのことなので、あえ無く意見は却下されたそうです。
家族会議での意見の優先度の良い例ではないでしょうか、1BOXが売れるのはこのような理由によるのでしょうね!
個人的にはいまだハイブリットにはなじむことが出来ません。
エンジンとモーターの切り替わりのタイミングに違和感を感じてしまいます。
今後国産車は更にハイブリットの構成車種は増えていくのでしょうが、全てをハイブリットかするのだけは止めてほしいと思います。
幾ら性能が向上したとしても、ガソリンエンジンのファンな走行フィールには構造的にイコールにはならないですから、そこを求めるユーザーがいることも尊重してほしいと感じます。
トヨタ系のハイブリット車の多くはこのシフトレバーを採用していますが、前後進の配置は逆の方が使いやすい気がするのですが?
通常のA/Tの場合後退する場合パーキングから下に降ろしてきてドライブに入れる癖が付いたいることと、前進する際もシフトレバーを前に倒すことで進行方向と操作が一致した方がわかりやすい気がするのですが?
メーカーや車種によりシフトレバーの基本的操作方法に差が有ると、乗り換えした際などに操作を間違う危険性が高まるようなきもします。
やはり国産車の常として操作スイッチはてんこ盛りです!
しかし狭い中に目いっぱい詰め込まれたような配置ではないので、操作方法に迷うほどではありません。
このくらいでしたら私でも使いこなせそうです。
国産車のナビゲーションの配置は輸入車と比較すると優れている場合が多いと思います。
収納したときの収まりや、ポップアップしたときの視界性等はこのクラスではあきらかに国産車の方が上でしょう。
輸入車によってはこのクラスですとナビがオンダッシュしか付けれないものさえあることを考えると国産車だからこそという部分も認めるところです。
やはりパドルシフトが付いています。
これはすでに一時的流行を越えて当たり前の装備となってきました。
しかしあくまでA/Tのパドルシフトはすばやいギアチェンジが可能になるわけではありません。
ハイブリッドといえども基本的メーターレイアウトは普通ですが、表示される内容がいまひとつ理解できません。
若い方なら順応性が高いのですぐに理解できるでしょうが、年配の方は意味がわからずにお乗りになっている方もいらっしゃるのでは?
シートの素材は非常に良い感じです!
やはり国産車は革シートよりもファブリックの方が似合いますし、センスもよく仕上がります。
この質感などは輸入車と比較すれば桁外れに良い出来です。
アルカンタラ調で非常に落ち着いた雰囲気を作り出しますが、どうせならドア内張りもこの素材だったらもっと引き締まった感じになったのではと感じます。
しかし理解に苦しむのは、助手席部分のダッシュボードトリムだけがバンブーになっていることです?
なぜ一箇所だけなのでしょうか?
車のデザインの基本はジオメトリーですから、中央で無い部分で一箇所だけインパクトの強い素材を入れると全体がアンバランスとなってしまいます。
一点豪華主義は国産車のよくないやり方ですが、レクサスといえどもまだこの感覚から抜け出せないようです。
赤いボタンがG-Linkのボタンですが、これは非常に有用なシステムです!
ドイツではメルセデスがかなり昔からシステム化していました、警察や救急車よりも早くメルセデスのヘリコプターが現場に到着するという話は有名です。
日本は狭い国ですのでそこまでは必要ないでしょうが、このシステムにより助かった方もたくさんいらっしゃると思います。
いまはまだ国内ではレクサスなど限られた車種にしか適応されていませんが、出来ればこのような人命に関わるようなものは全ての車に装着して欲しいものです。
さすがレクサス、塗装の状態は最高の状態です!
ほとんど傷らしきものは見当たりません。
塗装肌の状態も他の国産車とは比較になりません。
使われている塗料自体も他車とはグレードがまったく違うレベルのものを使用されているのは一目瞭然です。
塗装システム自体は他車と同じ3ウエット方式ですが、
細かい作業の手の入り方がまったく違うのは間違いありません。
このクオリティーはベンツのSクラスと比較しても遜色ないレベルです!
磨き前膜厚は115μ、膜厚自体は一般的塗装膜厚です。
そもそもほとんど傷はありませんが、写真では写らないスクラッチのヘアーラインはさすがにありましたのでそれを磨き上げました。
良い塗料では有りますが、ドイツ車ほどの硬さはありませんので軽い磨きでもこの程度の研磨厚にはなってしまいます。
磨き終了後膜厚は112μ、研磨厚は3μでした。
LEXUS レクサス CT200 h コーティング終了
塗装自体が高品質なことは非常に重要なことですが、そこに磨きを施しコーティングを行うことですばらしい光沢を放っています。
今回のコーティングは、“国内最高級と評価されているハイモースコート”です。
このすばらしい艶は特殊なフッ素が作り出しています。
非常にレクサスの塗料発色や肌感とマッチしています!
よくお問い合わせのなかで、
「シルバーや白は磨いたりコーティングしてもあまり大きな変化は望めないのでは?」
といわれる方が結構いらっしゃいますが、
このお車を見てもそうお思いになられますか?
かなり劣化が進んでいたとしても、こちらのお車の様に程度の良い新車だとしても、
磨きさえきちんと行なえば、
施行前と施工後では色が変ったかと思うほどの、艶・光沢・深みを手にすることが可能です。
但しこれを手に入れるためには簡易施行店のような艶出し磨きでは絶対到達することはできません!
又コーティング剤の持つ艶でもこのレベルになることは出来ません。
但しシリカ純度が低くポリマー成分の多いコーティング剤では、
ちょっと見は非常に艶や光沢感がありように感じる仕上がりになるものもありますが、
これはあくまでコーティング剤が化学的作り出した艶ですから耐久性やメインテナンス性には大きな問題があります。
単純に低価格なものは耐久性とランニングコストに問題があり、
高性能の純度の高いものは高価格となりますが耐久性は高くランニングコストはほとんどかかりません。
どちらがお徳かは火をお見るより明らかです!
車両クラス:クラスM
施行コース:ハイモースコート+02磨きコース(軽度の磨き)+ホイルガラスコーティング(フルコーティング)
施工料金:124.741円税込み(ご紹介割引-10%・お持込お引取り割引-10%・新車割引磨き-10% 適応)
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