2011年08月08日公開|ランドローバー
今年の5月に施工さてて頂いたお車ですが、ディーラーに1.000km点検に出された際に、ディーラーが誤まって工場内で他車と接触させてしまったそうです。
幸いでもありませんが、リアバンパーのみの破損だったそうなので板金が無かったのは不幸中の幸いです。
但しぶつけた車はマセラティのクワトロポルテだそうで、こちらもバンパー交換となったとのことです。
いったいこの2台のバンパー交換で幾ら掛かったのでしょうか?
想像するだけでも恐ろしいことです!
おそらくエンド価格なら3桁は間違いないでしょう・・・
有名な高級車専門ディーラーでもこのようなことが起きるのですから、
我々も心して気を付けなければいけません!
今回はディーラー負担の修理となり保険は使わない為、お客様納得の上で隣接パネルは再施工せず、交換塗装されたリアバンパーのみの再施工となります。
再施工しない部分は、このようにマスカーで全て覆ってコンパウンドの付着や傷が付かないように養生しての施工です。
正直高級車専門ディーラーの塗装としてはお粗末極まりないレベルです。
さすがに色だけはきちんと合ってはいましたが、この傷の入り方はひどいものです!
なぜ塗装したのに傷が入っているのか?
当然塗装はガンで吹きますから塗装しただけでは傷は付きません。
その後塗装表面を磨く際にバフでつけてしまった傷です。
しかしこのレベルの傷は磨くことで余計にひどくしているようなものです。
ここのところ補修塗装の仕上がりの状態を見ていると、ディーラーの仕上がりのひどさが目立ちます。
逆に一般の塗装板金店で施工されたものの方がはるかに程度は良い状態です。
なぜそうなるのか?
ディーラー内製の場合、塗装板金工は経験の浅い若い方が多いので技術的に未熟なことが多いようです。
外注の場合はまったく逆で、塗装板金工は熟練者が多いのですが、発注単価が安すぎ自身の工場でお客様から直に受注する施工と同じクオリティーのことが行えず、手間を省くことからこのような状態となってしまうようです。
結論から言えば、ディーラーは高いだけで内容が伴わないことが多く、一般の信頼の置ける工場にお願いしたほうが仕上がりは良いことのほうが多いと感じます。
バンパーなど樹脂パーツの部分は素材が柔らかいため、傷を取ることは困難な場合が多いのですが、今回傷は非常に多かったですが、致命的深さのバフ傷までには至っていなかったためきれいに磨き上げることが出来ました。
まだご納車から4ヶ月しか経っていないお車ですので、バンパーを交換した事実は消えることは有りませんが、
少なくても視覚的には新車となんら変らない状態に出来たことは何よりでした。
少なくともお客様に内緒で処理をしてしまったりしなかった誠意は大事なことだと思います。
RandRover ランドローバー レンジローバー スポーツ 5.0 V8 補修コーティング終了
何はともあれきちんと補修が終了できたことが何よりでした。
一般的には、なんに関してもディーラーが一番優れているとおもわれていることが多いようですが、コンピューターテスター以外ではディーラーより一般店やショップの方が技術や知識が豊富なことの方が多いのは事実です。
しかし全てのお店に当てはまるわけではありませんので、
その判断はお客様自身の知識と経験によって選ばれる必要があります。
なんでもブランドだけがいいわけではありません。
車両クラス:クラスLL
施工コース:マーベラスフィニッシュ・プレミアム ガラスコーティング(リアバンパー)+02磨きコース(リアバンパー)
施行料金:ディーラー支払いの為非公開
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