2011年09月17日公開|スバル
SUVの走りともいえるフォレスターです。
スバルですから当然水平対抗4気等エンジンです。
このお車はXTですからターボ付きで230ps有りますから走りはかなり期待できます。
しかし昔からスバルの水平対抗+ターボモデルは燃費の悪さで定評がありますが、
今はどうなのでしょうか?
なぜか国産車はウッド調パーツとアルミ調パーツとのインテリアでの組み合わせがすきですが、質感色調ともアンバランスになっています。
新車での価格が300万円以内の車ですので、本物を使うことは無理なのは当然ですが、どうしてもこのようにフェイクを使い高級感を出そうとしますが、逆に安っぽいインテリアとなってしまっていることに気が付かないのでしょうか?
もうちょっと作りようがあると思うのですが。
しかしスバルは特にそうですが、このようなオプションのシフトノブなどは非常にセンスよく作られて、質感も非常に高いです。
インテリアすべてをこのようなセンスで作ればかっこよくなると思うのですが?
これもいいですねー
XTですと標準のようです。
これだけでもだいぶ車の印象は変ります。
最近は国産車でもステッチに色が入ったものが目立つようになってきました。
これは良い傾向ですね!
それほどコストも掛からず、かなり印象は変ります。
欲を言えばシート両側にも使ってもうちょっと太いステッチだと更にスポーティーかも?
このメーターも良いですねー
シンプルですがスポーティー王道です。
T社に比べるとかなりセンスが在ります!
中古車でご購入ということでしたが、鉄粉の付着はかなりのものです!
初年度登録からまだ1年半しか経っていないことからするとかなり多い付着です。
前オーナーの駐車条件の為か、販売されていた販売店の保管方法の問題か、または今回購入されてからのものなのか、どちらにしてもこのままの状態で放置されていれば、鉄粉の酸化から塗装はかなり傷みは早くなっていたと思います。
今回きっちり処理します!
まずは鉄粉クリーナーを使用して鉄粉を溶かして除去します。
それでも大きな鉄粉は残ってしまうので、それは鉄粉取り粘土で除去します。
中には鉄粉クリーナーは酸ですから塗装にダメージを与えてよくないという意見もありますが、
塗料に合った鉄粉クリーナーを使用して使用方法もきちんと決められた範囲内で使用すれば塗料を傷めるようなことはありません。
逆に鉄粉粘土での除去は、粘土内部に鉄粉を巻き込んでいきますからその鉄粉により余計な傷を入れていくことになります。
車磨き研究所では鉄粉粘土の使用のほうが塗料にダメージを与えると考えます。
磨き前の傷の状態はトップ部分はそれほど悪くは有りません。
しかし気になるのは、ボンネットに曇りがある点ですがいまのところ原因は不明です。
しかし色がシルバーということもあり、雨染みやイオンデポジットはほとんどできていません。
磨き前膜厚は 117μです。
と思いきや、側面はハンパ無い傷の量です!
最近このようにトップの傷は少なく側面は傷だらけという車が増えていますが、理由は不明です。
これはかなり難敵です・・・
トップを磨いていたコンパウンドでは歯が立たず、傷に引っかかったコンパウンドが焼き付きを起しますので、コンパウンドの変更です。
粒子が細かく角が少ない珪藻土の研磨剤を使用しているコンパウンドに変更して磨いてみます。
面白いように簡単に傷が消えていきます!
このコンパウンドはどうもスバルの塗料と非常にマッチングがいいようです。
たまにお客様から、
「技術的秘密をあまりにも書きすぎじゃあないですか?」
「あそこまでかいてしまったら簡単にまねされちゃいますよ!」
とご心配頂くこともありますが、それは大丈夫です。
明かしていることは一部ですので、仮に同じコンパウンドを使用しても、使うポリッシャーの種類や回転数・バフの種類やプレス圧の強さなど同じ磨きをするためにはクリアしなければいけない条件の方が遥かに難解であるため真似される心配はありません。
トップ部分の曇りの原因は補修塗装されていたことでした。
円の中の部分は細かい埃の粒子が有色塗料のなかに残ってしまっています。
曇りに見えた部分もメタリックの立ち斑と量の斑でした。
中古車なので補修があるのはしょうがないことですので、其のこと自体にあまり目くじらを立ててもしょうがありません。
車は走る為に存在し、走れば傷が付いたり事故にあったりはリスクを減らすことが出来ても0には出来ません。
だから私は基本新車しか買いません。
中古車を買う場合は価格に見合う内容であればそれ以上は望みませんし、失望することもほとんどありません。
だって中古車ですもん・・・
どこかで妥協することも大事なことです!
誰に向けて言ってるか判りますか?
磨き終了後膜厚は114μでしたが、これはボンネットの膜厚なので傷の多かった側面はあと+2μ程度は研磨されていると思います。
SUBARU スバル フォレスター XT コーティング終了
シルバーのお車は傷はほとんど目立ちません。
しかし目立たないだけで傷があればそれが原因で塗装の艶は減退しますし、
本来の色もくすんで違った色のように見えています。
しかし磨き上げることで傷を解消すれば、シルバー本来の輝きや色が鮮やかに甦ります!
シルバーの塗装はメタリックの反射に非常に因るところが大きいのですが、
傷に妨げられ反射が弱くなると一気に古臭さを感じさせます。
シルバーだからではなくシルバーだからこそ磨きが必要です!
車両クラス:クラスL
施行コース:マーベラスフィニッシュ・スノーガードガラスコーティング+02磨きコース(軽度の磨き)+スプラッシュビューウィンドゥコーティング(フロント基本セット×ライトポリッシュ)
施工料金:104.423円税込み(お持込お引取り割引-10% 適応)
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