2011年10月15日公開|トヨタ
新車から丁度1年が経過したお車です。
さすがにまだ新しいので塗料自体の劣化や痛みはほとんどありませんが、いたずらか何かで擦ったようなかなりハードな傷が数箇所出来てしまっています。
傷の部分に爪を当ててみると、多少ですが引っかかり感がありますから最悪下地迄到達している可能性も無くはないですが、傷の幅が割りと広い傷なので断面の凹凸が反射で下地の様に見えているだけの可能性もあります。
どちらにしても磨いて見なければ結論は出ません。
しかし最近こちらのお客様のお車もそうだと思われますが、
いたずらによる傷や当て逃げの被害に遭われるケースが増えています。
当て逃げはわざとやることはほとんど無いとは思いますが、いたずらは自分の意思で行なっているのは間違いないことですが、
こんなことをやることで何か得があるのですかね?
このようなことをしてすっきりするのですかね?
何の目的で行なっているのかが皆目理解できません!
中には酔っ払いが勢いでやったりというのはあるかもしれませんから、出かけて駐車する際の場所などを気をつけるとかの予防法くらいしかないのも実情ですね。
しかし毎回トヨタの車、特に1BOXとSUVに強く感じますが、あえてなぜこのような素材・色・質感に作るのでしょうか?
なんか最近はわざと安っぽく見せる為にやってるの?
と思うほど他社や他国の車との格差が広がっているように感じます。
儲かっている会社なのですから、役員や社員だけでなく、
いい加減お客様や下請け会社にも利益還元してもらいですよね!
このてのメーターもトヨタの得意とするところですが、確かに始めてみるときはハイテクぽい感じがしてそれほど悪印象はないですが、数回見てしまうとすぐに飽きが来てしまいます。
もっともファミリーカーなのでユーザー自体が其処までの事を求めていないといってしまえばそれまでかもしれませんが。
とは言ってもせめて車両価格並みの素材や質感にはしてほしいものです。
最近1BOXには良く見られる暗幕タイプのカーテンですが、これはなかなかいいですよね!
しかし純正品だとかなりお高いらしいですから、サンゲツあたりでオーダーするのも手かも知れません。
このリアモニターがたびたび遊びに来られるお客様達との会話に登場します。
このモニターの主な使用目的は、移動中に子供や奥さんがDVDを鑑賞するための装備の場合が主だと思われます。
つまりお金を出して買ったお父さんは、DVD鑑賞時間中はただの運転手になってしまい、前席と後席は同じ空間を共有してはいても走行中の時間は共有されておらず、
いわゆる車内別居状態になってしまいます。
これをたとえてあるお客様が、
「お父さんはタクシー運転手だから!」
とおっしゃっていましたが、行楽シーズンなどの1BOXを見ていると確かにその様な家族が多いのは確かです。
中には、
「アウトドアのときなどは家族で夜DVDで和めるから便利だよ!」
という意見も有りました。
其のときは、
「それもそうだな。」
とも思いましたが、よく考えてみればあえてアウトドア キャンプや釣りなど自然に親しむ為に行っているはずなのに、
家にいるときと同じ時間のすごし方をしても意味無いじゃん・・・
テレビゲームや携帯メールなどもってのほかです!
最近の若いお父さんを見ていると,子供に物を与えることが優しさの表現のようになってきていることは気になります。
年寄りの小言でした!
最近お客様にもかなりペイントプロテクションフィルムが浸透して来たようで、連続でここのところご注文を頂いております。
やはり一番多いのはドアカップです!
今回はドアカップ4箇所とリアバンパーの上部の、荷物の出し入れの際に傷になりやすい部分に施工いたしました。
この部分はバックの下やダンボールの底面部など比較的傷のダメージが強い部分が当たりますので、いざ傷が入ってしまいますと国産車の場合は特に樹脂部分の塗料密着が弱い為、磨きでは取りきれないここが多いですのでペイントプロテクションフィルムでのガードは効果絶大です。
リアバンパー上部の場合施工範囲はお客様のご指定いただいた範囲で施工いたします。
料金につきましては極端に広範囲でなければ一律10.500円税込みで施工いたします。
トップ部分は水染みなどもなく非常にいい状態でした。
今年は花粉黄砂などがひどかったので、ダメージを受けてしまったお車が多かったですが、これはオーナー様のこまめなお手入れの賜物だと思います。
磨き前膜厚は113μでした。
これが冒頭でも触れた、いたずらと思われる傷です!
約5箇所に同じようなダメージで傷が入っていました。
しかしこんなことやって自分が悲しくならないのですかね?
間違いなく悲しいのはオーナー様ですからできるだけのことはやってみます。
やはり下地までは到達はしていませんでした!
深い部分は場所がわかっていてよくよく見れば傷が残っていることが判るところもありますが、
通常の状態ではまったく傷は見えません。
これはあくまで今回のご依頼の02コースの磨きでの作業で傷を処理しました。
更に追加で部分傷取りのオプションまで選ばれれば、残っている傷もまずなくなっていたと思われます。
さらなるクオリティーを求められるお客様はご依頼の際にご指示いただければ、1箇所につき5.250円税込みにて傷取りをいたします。
トップの部分は程度は良好でしたので、スムーズに作業は進みきれいなバイオレットが引立ち水銀灯の写りこみもよりシャープになりました。
磨き終了後膜厚は110μ、研磨膜厚は3μとなりました。
磨き作業の最終工程として、
マフラーエンドのメッキの部分も磨き上げます。
施工前と施工後とでは“雲泥の差”です!
この部分はオーナー様も気になさる方は多いですが、メッキに錆が入り始めたりするとDIYではなかなか手が出なくなってきて更にみすぼらしくなるのを放置してしまう方が多い部分です。
中にはコーティング屋さんでこの部分にボディコーティングと同じコーティング剤をサービスで施工されているところもあるようですが、しないよりしたほうがましというレベルであるのが現実です。
というのは、マフラーエンドは非常に熱を持つところです。
お車によっては100℃をはるかに超える場合もあります。
しかしボディ用ガラスコーティングには常温での耐熱性能しかありません。
つまり1ヶ月もせずに跡形なく剥離してしまいます。
この部分にきちんとしたコーティングをご希望される場合には、
耐熱性のあるホイール用ガラスコーティングでないと耐久性は望めません!
ご希望の方は、ボディコーティングの際に追加でご注文を頂けば5.250円税込みにてコーティングいたします。
単発でマフラーエンドのコーティングをご注文の場合には別途磨き料金が発生いたします。
当日施工をお望みの場合には朝一お持込頂けば、夕方にはお引取りは可能です。
但し飛込みでのご依頼には対応しておりませんので、必ず事前のご予約をお願いいたします。
TOYOTA トヨタ ボクシーZS コーティング終了
何回もの繰り返しになりますが、いたずらで付けられた傷を除けば非常に程度のいいお車でしたが、
施工が終了してみると新車当時を越える煌めきを放っています。
この煌めきという表現は、艶と光沢を併せ持った輝きというような意味での表現です。
ベースコートのマーベラスフィニッシュ・チタンコンビネーションが柔らかな濡れたような品のある艶を作り出し、
トップコートの光触媒ボディコーティングがマイカの反射による光沢に更にチタンによる反射を付加していくために、弱い虹彩現象のような独特の光沢を作り出します。
当然意匠性だけでなく、光触媒によるセルフクリーニング機能も備わりますので、
なかなか洗車の大変な1BOXでも手間はかなり軽減されますし、当然洗車の頻度もいままでより少なくてもすみます。
もともと手入れの行き届いていたお客様ですので、更にいままで以上に大切にされることでしょうから、数年後にお車を拝見させていただくのが楽しみです。
但し駐車場所にはご注意ください!
車両クラス:クラスLL
施工コース:マーベラスフィニッシュ・チタンコンビネーション ガラスコーティング×光触媒ボデイコーティング+02磨きコース(軽度の磨き)+ルーマーペイントプロテクションフィルム(リアバンパーラケッジガード・ドアカップ×4箇所)
施工料金:142.791円税込み(お持込お引取り割引-10%・濃色車割り増し磨き+10% 適応)
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