2011年12月25日公開|メルセデスベンツ
久々のベンツSクラスの新車です!
ここのところSクラスはご無沙汰でしたがだいぶいろいろの変更があったようです。
ついにSクラスにもBlue EFFICIENCYが採用になり、
7速オートマチックミッションも搭載されました。
ECO化も進んだうえで306ps・37.7kg/mものパワーを実現させているのはさすがベンツです。
トヨタのように車としての乗り味や操縦感を犠牲にしてまで安易にハイブリッドに進まないのは欧州メーカーの意地ですね!
ここ等辺の内装は目に見えた大きな変更はありませんが、
やはり王道の高級車のつくり方です!
これを見てレクサスはベンツを超える高級車といっているのですかね?
もっともGT-Rも自身でスーパーカーなどと言ってしまうバカさ加減ですから・・・
ある一部だけが突出して優れていることは決して最高の高級車でもスーパーカーでもありません。
トータルでバランスが取れ、それにふさわしいオーラを持ってこそのピンなのです。
国産車のように自身でピンという前に市場がそれをピンと認めているのかを確認したほうがいいのでは?
たしかにレクサスは今までの国産車のハードルを越えたかもしれませんが、
所詮欧州高級車のまねごとにすぎません。
それを示す例としてアメリカではそこそこ売れていてもヨーロッパでは全く人気がありません。
同じようにGT-Rも確かに走行性能ではフェラーリ・ランボルギーニ・ポルシェを超えているでしょうが、スーパーカーの定義は速さの問題ではなく、内装・外装・操縦性などのトータルされたオーラにより生み出されるものです。
やはり海外での評価は車としては非常に高性能なことは認めても、
スパーカーとしては全く認められてはいません。
たとえばBMWの7シリーズがベンツを超える高級車とは言いませんし、ランボルギーニもフェラーリを超えるスーパーカーとも言いません!
つまり自分たちの立ち位置がはっきりしているのです!
レクサスもGT-Rも素晴らしい車であるのは事実です、
しかし個々に立ち位置があいまいで独自のステータスを確立しようとしないことに問題があると思います。
ただ対抗心で何よりすごいと自画自賛するのではなく・・・
ただし今回ベンツのカタログを調べていて気が付いたのですが、
Sクラスといえども350ではシートは標準では革シートではないのです。
革シートはオプションです!
このクラスこの価格でファブリックシートを選ぶ人っているのでしょうか?
安めの価格で釣り上げて、オプションつけさせて価格を釣り上げる、結果利益はしっかりとれる方式の様な?
ベンツもせこい商売になってきたような・・・
さすがベンツ、ましてやSクラス傷は全くありません!
先日のレクサスも驚異的程度の良さではありましたが、本国のラインアウトからディーラー到着まで少なくとも4か月近い旅を経てこの程度を維持していることはそれ以上といえるでしょう。
輸入車の場合たしかに多くの車はPDIでの補修を受けてはいますが、その補修跡すらわからないようにして出荷するその技術も大したものです。
このPDI補修は輸入を行っているインポーターによりそのクオリティーには大きな違いがあります。
残念ながら高級ブランドほど丁寧で、大衆車クラスはかなり雑です・・・
本来であれば価格とは関係なくきちんとした出荷がなされなければならないのですが、
国産車同様輸入車も利益幅におおじた作業クオリティーとなっているのが現状です。
最近気になるのはベンツの膜厚の薄さと柚子肌です・・・
水性塗料や粉体セラミッククリアーなど高級塗料で非常に硬いので、耐久性的には問題は無いのでしょうが、やはり質感的には以前の厚い塗装のころのほうがより重圧感があったと思います。
磨き前膜厚は122μとクラウン並みの膜厚です。
此れだけ程度がいいと磨いていてもポリッシャーの抵抗感は感じません。
まさに滑る様にバフが回転していきます!
すべりのいい塗膜はバフの回転速度を上げて磨くことができるため、必然的に作業時間が短くて施行ができます。
すべての車の塗装がこのくらい程度が良ければ磨き屋も儲かるのですがねー・・・
表面の不純物と、多少の凹凸の処理だけですみますので、研磨膜厚はたった1μです。
しかしそれだけでも磨く前との艶は雲泥の違いが出ます!
Mercedes-Benz メルセデスベンツ S350 Blue EFFICIENCY コーティング終了
他のクラスでも設定のあるベンツの中では定番色のイリジウムシルバーですが、Eクラスと比較したとしても深みや艶は全く質感が違います。
それに磨きをかけコーティングを施すことで他車とは別格の存在感を醸し出します!
今回度してい頂いたコーティング剤はベンツオーナーの方には絶大な人気のマーベラスフィニッシュですが、ガラスコーティングとしては比較的古参のものではありますが、
艶と反射光沢とを持ち合わせた質感がベンツにはとてもマッチします。
ただし耐久性はあまり重要視していないコーティング剤ですので2年ごとの再コーティングの必要性がありますが・・・
ここのところベンツの売れあげ台数も激減している中で、Sクラスのご購入はある意味勇気のいる決断だと思います。
景気低迷で消費を避けているだけではさらなる悪化を招くだけですので、節約も必要ですがほどほどに消費もしましょう!
車輛クラス:クラスX
施工コース:マーベラスフィニッシュ ガラスコーティング+02磨きコース(軽度の磨き)
施工料金:95.550円税込(新車割引磨き-10%・輸入車割引磨き-10% 適応)
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