2011年12月04日公開|ミニ
チョー久々のミニクーパーです!
ミニは比較的外装がモデファイされた派手な車が多いのですが、その中でほとんどオリジナルの状態ですし、塗装色もシルバーと比較的地味な選択がされていますが、個人的好みとしてはこのようなシックな雰囲気のミニが好みですね!
英国国旗などを配したものはちょっと・・・
というのも確かに現在もイギリスで生産はされてはいますが、現在でもミニといいう社名は使ってはいますが実際にはBMWの完全な子会社でありテクノロジーも独自のものではなくBMWそのものですから、実質的には英国車ではなくドイツ車という認識になってしまうからです。
しかしジャガーのように、先代からのイメージを残しつつ高性能化しようとしたX350型からの新たな試みは急速なオーナー離れを加速させましたが、ことミニに関してはBMWとなることで大成功を収めました。
また特徴的古いデザインを継承しようとすると一時的にはかなり好調な販売をしますが、ビートルのように一気に失速することもなくいまだに販売が好調なことはすごいことだと思います。
この状態を見てか昨今チャレンジャーやフィアット500をリバイバルさせたりと旧車のイメージ復活の傾向が強くなってきていますが、
このような動向は市場の閉塞感の表れかもしれません。
私のようなロートルにはある意味楽しく懐かしい思いもさせてはくれますが、逆の考え方の中ではメーカーの新規開発に対しての手抜きともいえるような気もします。
今回は紹介するとこてんこ盛りです!
まずはキーですが、作動方法は基本的にBMWと同じですが、やはり形は独特で丸い形がミニらしいところです。
選び始めたらオプションにはきりがないほどのラインナップです。
ここ等辺は商売上手です。
センターコンソールもかなり変わっています!
このクラスでは国産・輸入車問わずダントツに個性的です。
しかも質感が好いことに驚かされます。
車両価格300万円ていどの車ですから、実際かなりのコストダウンもされているのでしょうが、そんなことま全く感じさせないだけのセンスと仕上がりです。
500とは大違い!
やはりメーカーがBMWだからでしょうね!
メーターも独立したメータを配列し、
スピードメーターに至っては車輛中央部に壁掛け時計さながらのサイズで鎮座させてあります。
しかしその写真は削除してしまいました・・・
この雰囲気は好きな方ならはまっちゃうでしょうね!
ペダルのデザインもやはり手抜きはありません!
ここまで個性的なペダルは初めて見ましたが、操作性は?
ですね!
ただここまでトータルバランスにこだわる姿勢は○!
すべてのパーツが個性的です!
質感も高く何よりセンスが良い、これはBMWだからこそのものでしょうね。
しかし本家本元のBMWの内装は何であそこまでそっけないのですかね?
このような遊び後ごろももうちょっと取り入れてくれれば、“買い”という線も出てくるかも?
それだけではやはりBMWの選択は厳しいか・・・
当然のようにシフトノブも個性的です!
横から見ると中世の騎士のマスクか、ヒーローもののマスクのようにも見えます。
ここまで一つ一つのパーツを厳選してデザインしているこだわりがあるからこそ、この人気が継続しているのでしょうね!
昔のミニのようにさすがに給油口は2つありませんが、やはりデザインはノスタルジックさを残したデザインになっています。
すべてのパーツが必ずアールを取り入れた構成にしているところは徹底されています。
他車共用部品は内外装では一切使用されていないようですから、かなりのコストがかかっているのでしょうが、おそらくそこをオプションパーツでペーしているのでしょう?
最近の欧州車としては非常にメッキの質が高く、
国産車並みにしっかりしたメッキが使用されています。
というのも、生産は英国で行われているのでドイツのように環境基準が厳しくないためにこの質感が保たれていると思われます。
しかし外装パーツに多用されている未塗装樹脂に関しての品質は?
20年前のボルボのような色抜けを起こしてしまう素材が使用されています!
これは大いに改善の必要があると思いますね・・・
このボンネットの空き方は見ているだけでも楽しくなってしまいます。
ヘッドライトがマンマ抜けてしまうのは面白いですね!
これもこだわりなのでしょう?
基本ボディカラーはシルバー系ですので傷は写真で見る限りあまり目立ちませんが、
ルーフはソリッドの黒ですからこの通り傷だらけです!
ということは、実はボディも同じように傷が入っていて、“実は見えていないだけ”ということになります。
つまり見えない傷で塗装の艶が失われている!
ということです。
それと大きな意匠性の低下が、大量の塗装ミストです!
おそらく会社の駐車場でのことと思われますが、塗装ミストは外壁工事などの塗料が防護ネットを通り越し時には5~10km位飛散することもあるそうです。
すぐに発見できていれば工事業者により保険修理が可能ですが、遠距離より飛散したものだと特定するのは難しいかも・・・
驚くべきはこの膜厚!
なんとこの車格で178μもあります。
ここまで大盤振る舞いの車作りでメーカーの利益はあるのかな?
もっともオーナーにしてみればありがたいことですが!
塗装ミスト・傷ともにきれいになりました!
オーナー様はあまりこまめにお手入れはされていないとのことでしたが、
3年経過車としては非常に塗装の状態は良かったと思います。
駐車環境や、洗車のタイミングなどある意味運の部分もあるのかもしれませんが、シルバーの色や塗装クオリティーなどによるところは非常に大きいと思います。
磨き後膜厚は175μで、研磨膜厚は3μでした。
意外と少ない研磨膜厚で仕上がってしまいました。
因果関係まではよくわかりませんが、往々にして少ない膜厚の車は比較的リセットには研磨厚が必要で、厚い膜厚のお車ほどあまり研磨しなくてもリセットが可能なことが多い様な気がします。
ここ等辺の事情は今後検証していきます。
かなりきれいにされているお車でも、比較的マフラーエンドは汚れていることが多いです。
洗車の際に汚れやすいので避けているのか?
屈んで作業しなければいけないのでめんどくさがるのか?
こすってメッキに傷が入るのを恐れるのか?
理由は様々でしょうが、多くのお車はこのような状態が多く見受けられます!
こんなにきれいになりました!
このように走りも一つの売りである車は、リアビューのマフラーエンドは一つの顔でもあります。
幾らかっこいいマフラーでも汚れたままでは意味がありません!
マフラーエンドも磨き&コーティングコースの場合は通常施工で磨き上げます!
MINI ミニ クーパーS コーティング終了
ボディ前面に付着していた塗装ミストもきれいになり、傷でくすんでいたルーフの黒も磨き上げ艶が回復しました。
そこにコーティングを施工してあげると、この通り艶々のボディが完成しました!
エッジラインがほとんどなく曲面で構成された、トランジスターグラマーなボディがより曲線が強調されることで、
マリリンモンローのバストやヒップのようなセクシーさを発散させています!
ちょっと表現が古すぎ?
今なら倖田來未かな?
どちらにしても道行く車や人が“えっ”と振り向くような輝きを放っています!
比較的地味に見えていたボディカラーもここまで艶を放つようになると結構目立ちます。
逆にカスタマイズされていないことが、よりボディのラインと艶やかさをはっきりさせています。
御住まいの地域はあまり雪も降らない場所ではありますが、これでエンカル対策も万全です!
大量にエンカルを浴びたとき(高速道路)はなるべく早めにスチームだけは”さっと”かけてあげてください。
車輛クラス:クラスS
施工コース:マーベラスフィニッシュ・チタンコンビネーション ガラスコーティング×光触媒ボディコーティング+02磨きコース(軽度の磨き)+スプラッシュビューウインドウコーティング(フロント基本セット×ライトポリッシュ)
施工料金:110.970円税込(お持込お引き取り割引-10%・輸入車割増磨き+10%・濃色車割増磨き+10% 適応)
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