2012年01月21日公開|マツダ
昨年11月に新車で購入され、12月に施工させていただいたばかりのお車ですが、左側面フロントバンパーからリアバンパーまでなんと6パネルの擦り傷のための、磨きによる補修にご入庫いただきました。
しかし幸いなことに傷の範囲は6パネルと広いですが、傷自体は浅い傷、写真でもほとんどわからないくらいのレベルでしたので、塗装補修というところまではしなくても、
02プラス磨きコースで十分対処できるレベルでした。
とはいっても、これだけの面積の磨き&コーティングですからそれなりの金額にはなってしまいますが、
“転ばぬ先の杖”
そうです、自損対応の車両保険 しかも免責0に加入されていたので迷わず補修に踏み切ることができました!
等級ガードに加入されていたかはお聞きしませんでしたが、おそらく加入されているのでしょうね?
でないと保険使用により3等級移動が起こると、
この程度の補修費ですと長い目で見ると実費での補修のほうが安上がりになってしまいますから・・・
最近では景気低迷の影響や保険料の値上がりなどもあり、任意保険未加入者が非常に増えているそうです。
更には無車検での違法車輛すら急増していて、事故の際にまともに相手からの賠償がされないことも多々起きているそうです。
そのような現在の状況を考えると、任意保険も入っているだけではなく、このような相手との事故などでもきちんと対処できるようなものに入っておくことが必要でしょう。
さもないと何百万もの新車を購入して事故になり、相手方が保険未加入もしくは賠償能力がない、さらには過失がほとんど相手方にあるにもかかわらず、修理代が取れずに自腹となってしまうこともあり得ます。
それでもご自身にそれを支払う能力があればいいですが、なかった場合には最悪廃車して、ごみのような車に買い替えてそれに乗る羽目にもなりかねません。
“任意保険は絶対加入”
加入内容も高い車にお乗りならばそれに従い内容も充実したものが必要です!
そこまでは払えない・・・
だとしたら、そのクラスの車を選択するのは間違いです!
失礼な言い方ですが、
“身分不相応”
ということになり、自分だけではなく、他人に迷惑をかけることになりますから!
何事もトータルのバランスが重要です。
奥様が運転していての擦り傷ですが、ここまで範囲が広いとその時はさぞ困惑されたことでしょう!
しかし幸いにもこの程度の傷ですから磨きで処理できて、オーナー様も保険屋さんもほっと胸をなでおろされたことでしょう。
これが板金修理となれば、コーテイングの再コーティングまで入れれば“40万円ほどの補修費”が必要でしたから。
保険屋さんから感謝状くらいもらいたいですね・・・
ちゃんと傷はきれいになりました!
全く痕跡は残っておりません!
これでまた新車の気分でお使いいただけます。
今回補修でのご入庫のついでに自費での追加施工もいただきました。
内容はドアカップのパイントプロテクションフィルムの施工と、ボンネットの磨き&再コーティングです。
ドアカップはわずか2か月しか経過しておりませんが、すでに数本の“爪傷”がついてしまっておりました。
ボンネットは、雪下ろしの際か、子供のいたずらかで数本の傷がついてしまっております。
残念ながら、ボンネットの傷は側面の傷との関連性がないとの保険屋さんの判断により自費補修となってしまいました。
塗装修理でしたら、フロントバンパーもしくはフロントフェインダーの隣接パネルということで保険屋さん負担で補修できたのですが、今回は磨きのみでの補修で済んだため隣接パネルまでの補修は対象外となってしまいました。
ただ塗装でボンネットも対象になったとしても、新車からわずか2か月でいきなり6パネル補修塗装となるよりは、1パネル分自費になったとしてもオリジナル塗装が残されたほうが結果としては良かったと思います。
ドアカップの傷は主に女性か子供・老人によるものがほとんどです!
女性の場合は爪が長かったり指輪などがありますから、かなり気を付けていたとしてもついてしまうことが多いようです。
子供に関しては、ほとんど防ぎようがありません!
私の場合は、子供が小さかった時はいっさい車に触れないように徹底することで防いでいましたが、子供は結構ストレスだったことでしょう。
この頃ペイントプロテクションフィルムがあったなら、自分の子供も無駄なストレスを感じる必要はなかったのに・・・
MAZDA マツダ プレマシー 20E 補修コーティング終了
新車の際にご入庫いただいた時と変わらないクオリティーで補修も仕上がりました!
やはり任意保険、自損に入られていたことが幸いしたいい例です。
特に若い方は、支払限度いっぱいにほしい車を買ってしまうことが多いようですが、それで保険未加入では本末転倒です。
高い車を買えばそれだけ修理代もかさむ、事故は幾ら自身が気を付けていたとしてもすべては防ぐことはできません。
お客様の過去の例で、500万円クラスの新車を購入されて、保険未加入・・・
そして事故!
最悪なことに過失はほとんど自分・・・
相手の賠償が当然優先されますから、自分の車の修理代まで資金が回らず、新車に中古部品を探して修理!
これでは何のための新車だったのか意味がなくなってきます。
支払いのために借金やローンを組む羽目になればさらに事態は最悪で、
せっかく買った車がただの人生の足かせとなっていってしまいます。
弊社を訪れる常連の若いお客様にはよく言うことですが、
“身の丈”
が大事!
背伸びしたものはバランスが悪く、はたから見ても決してカッコのいいものではありません。
というか、滑稽に写るでしょう・・・
任意保険は絶対加入!
車両保険も入っておきましょう。
それでこそ安心して、大好きな車を楽しめるのですから!
車輛クラス:クラスL
施行コース:マーベラスフィニッシュ・スノーガード ガラスコーティング(7パネル)+02磨きコース(自費補修部分ボンネット)or02プラス磨きコース(保険補修部分6パネル)+ルーマー・ペイントプロテクションフィルム(ドアカップ×4か所)
施工料金:19.101円税込(自費負担部分) 保険修理については非公開
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