2012年01月28日公開|トヨタ
カムリというとあまりピンとこない方が多いのでは?
初代のセリカ カムリから始まりすでにこれで9代目となるロングセラーです!
初代ではカローラの上級車種程度の設定が、今ではマークXと同クラスの高級車となっています。
しかも車格的にはクラウンよりも大きいという驚きの進歩?
主に北米市場向けの車となっているよですが、その人気はベンツのEクラスをしのぐ勢いだそうです。
ただし国内での人気はマークXとかぶり、ほとんど売れていないようですが・・・
初代からのコンセプトは全く違う方向に切り替わっていますから、なぜカムリという名前だけは使い続けるのかは疑問です。
逆に車格に対しての名前のイメージダウンをしていると感じますが・・・
なぜかトヨタは過去の名前にこだわります?
86のように・・・
レザーパッケージとは知らず、内装を見てびっくり!
カムリなのに革シート?
もしかして高級車?
やはり私も昔のカムリのイメージしかありませんでしたからびっくり!
非常にきれいな表面処理がされた革なのですが、逆にそれが人口革に見えてしまいます。
“国産車のなめしはぼろい”
という先入観がいけないですね・・・
かなり変わったトリムのガーニッシュを使っています。
模様的にはカーボン調ですが、色が変わっています。
斬新なデザインではありますが、車格的マッチングを考えるとちょっと微妙かも?
質感自体は悪くありません。
センターコンソールも悪くないですねー!
トヨタの車もここまでくればいいのですが・・・
やはり海外販売を主目的としているだけあって、変なゴテゴテ感はありません。
全部の車種このくらいの作りにはしてほしいものです!
トヨタ得意のハイテクメーターですが、此のカムリに関してはそれほど違和感はありません。
おそらくデザインがシンプルめになっているからでしょう。
何年たっても何台みてもやはりハイブリットにはなじめません。
ここに何万ボルトもの電流が走っているというだけで、エンジンルームに触ることは怖く感じます。
欧州のハイブリッドの主流のようにあくまでも補助的なレベルであればいいのですが、モーターだけで走行するあの感覚はいつまでたってもなじめません。
音がしない怖さです・・・
反対にそれを快適と感じる方も多いそうですから、人間の感性は色々ですね!
やはりカローラ店展開の新車は程度最悪!
ボディ全体線傷だらけです・・・
しかもこの218は耐スリクリアー苦労するのは目に見えています。
しかしこの線傷どこで着くのでしょうか?
メーカーラインで着くとは思えませんから、PDIもしくはディーラーとしか思えません。
しかも傷のつき方から見て、明らかに洗車傷!
タオルならまだしも、“たわし”で洗ってる?
と聞きたくなるレベルです!
カローラ店社員教育はどうなってるの?
これ平気でお客様に売る神経はトヨタが教えるの?
はっきり言って輸入車だったらこのお車カムリ400万円近い車輛にこのクオリティはあり得ない話です。
トヨタクオリティーて何?
壊れなければいいのかい・・・
膜厚は123μこの車格ではまあまあの膜厚です。
ボンネット以外はそれほど苦労もせずに磨き上げることができました。
しかし洗車の際に砂を咬み込んだと思われるレベルの傷が数か所あり、さすがにこの深さは国産車の塗装でも02コースの磨きでは残ってしまいました。
しかしこのように水銀灯を当てた状態でも、このくらいの距離では傷は見えません。
202と同じ耐スリクリアーですが、マイカの分傷は見えづらくなっています。
この部分は特にひどく、どうしても取れない傷がかなりありました。
しかしほかの部分の傷は処理できて、ここだけできない・・・
不審に思い膜厚を測ってみると部分的に300μ以上の膜厚が?
つまり補修がされている!
しかし塗装クオリティーからいってこれはラインでのことと思われます。
この傷クリアーの上ではなくて下の様な?
かなりの深さのある傷に見えますが、指触では引っ掛かりはありません。
傷の深さも範囲もいくら磨いても変わらないのです?
この作業中ポリッシャー傷が入っても磨きで消えていくのに、既存の傷は全く変わりなし・・・
となるとやはり有色部分!
やはり傷が多かった分研磨厚はそこそこ必要で、磨き終了後膜厚は119μでした。
研磨膜厚は4μとなります。
この研磨膜厚は部分的な膜厚であってすべてのパネルが同じ膜厚な訳ではありませんが、膜厚自体の誤差は15μ位です。
あくまでこれは全体研磨量の目安であって、傷の無い部分はもっと少なく、傷の多い部分や深い部分はこれを超えるところもあることになります。
TOYOTA トヨタ カムリ ハイブリッド レザーパッケージ コーティング終了
202にと比べると艶の感じは微妙に違いはありますが、他社のマイカブラックに比べるとかなり深みのある艶が特徴のようです。
今回お選びいただいたマーベラスフィニッシュ・スノーガードとの艶の相性は抜群です!
納車の足で雪の中をお持ち頂き、お引き取りの際も雪と、残念ながらきれいな状態で家へのお持ち帰りはできませんでしたが、帰りの高速道路でしこたまエンカルを浴びたとしても大丈夫!
そこがスノーガードの真骨頂です!
ただしまだ完全硬化には至っていませんから、早めにスチーム等で洗い流しだけはしてください。
悪天候の中2回の往復ご苦労様でした。
まだまだ雪の季節エンカルの脅威はありますが、安心してお使いください。
車輛クラス:クラスL
施行コース:マーベラスフィニッシュ・スノーガード ガラスコーティング+02磨きコース(軽度の磨き)
施工料金:89.113円税込(新車割引磨き-10%・お持込お引き取り割引-10%・濃色車割増磨き+10%・特殊塗装(耐スリクリアー)割増磨き+30% 適応)
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