2012年02月23日公開|メルセデスベンツ
久々のベンツの新車のご入庫です!
ほぼ2か月ぶりとなりますが、ここまでベンツの新車のご入庫がなかったのは初めてかも?
たしかに年末あたりから輸入車ディーラーの仲間たちから聞く話は非常に厳しく、販売車輛の台数の落ち込みだけでなく、点検や車検の入庫台数すら減っているとは聞いていました。
このような状態ですから、当然販売車輛のディーラーコーティング注文数も激減していて、ほぼ半分くらいしか依頼がないとのことでした。
そのような状態の中ご依頼いただきましてありがとうございました。
いつみても合理的な作りで無駄はありません!
国産車の感覚で見ると、ただの“地味な車”とも見えてしまうほど、飾り気がなくそっけないデザインです。
しかしそれがドイツ車、メルセデスベンツの伝統でもあります。
しかしAクラスといえども決して薄っぺらい素材は使用されていないため、それなりの質感は作り出されています。
やはり国産車のコンパクトクラスとは格の違いは明らかです!
しかし価格が300万円近いことを加味するとかなり微妙なことは事実です・・・
写真はセンターコンソールにある肘掛ですが、前後にスライドすることで左の様な小物入れが出現します。
が、ここに入るものと言ったらタバコか携帯位なものですから、使い道あるのでしょうか?
このような収納スペースの作り方は、国産車のほうが数段上です。
このお車も驚異的に程度がいいお車です。
傷らしきものは一切見当たりません!
ただし膜厚だけは国産車並みの97.1μです。
しかし塗装硬度が国産車に対して倍近い硬さですので、
傷や摩擦などに対しての防御性能は比べ物になりません。
さすがにこれだけ程度がいいと研磨膜厚も1.5μで済んでしまいました。
しかし柚子肌だけはさすがにほとんど改善できませんでした。
というのも、現在のベンツの塗装は他社に比べ使用塗料の関係で、有色塗装部分の柚子肌が強くなっておりクリアーの磨きでは柚子肌の改善はほとんどできなくなっています。
ある意味塗装の意匠性を犠牲にして、塗装の耐久性を実現しているともいえるでしょう。
Mercedes-Benz メルセデスベンツ A180 コーティング終了
ここまで程度がいい新車ですと正直磨きのみでの意匠性の劇的変化は体感できませんでした・・・
しかしそれを補うのがコーティングのなせる業の一つです!
特に今回ご依頼いただいたマーベラスフィニッシュにつきましては、
スタンダードクラスのコーティングでありながら艶と反射光沢を併せ持つため、
ベンツのように強いエッジを持ちながらも曲線もあるお車には最適なコーティングです。
ただし、意匠性に特化したコーティングですので耐久性はそれほどないために、
2年に一回程度は再施行の必要性が出てきてしまいます。
今回こちらのお車は、近日オープン予定の車磨き研究所 大坂店(FC店)の社長が担当させていただきました。
自身もベンツに乗っており、大のベンツ好きですからかゆいところにも手が届く施行で、
非常にいい仕上がりとなりました。
今までなかなかご対応が難しかった関西方面のお客様にはこちらの大坂店 橋倉社長がご対応させていただきます。
とにかくまじめで几帳面な性格ですので、
「そこまでこだわるの?」
と言いたくなるほどの打ち込みようには、
毎日の施工で慣れが生じやすい本店スタッフも“カツ”を入れられたことは否定できません。
近日オープン予定の大坂店に負けない施行をめざし新たな気持ちで精進邁進いたします!
このたびはご依頼いただきありがとうございました。
車輛クラス:クラスM
施行コース:マーベラスフィニッシュ ガラスコーティング+02磨きコース(軽度の磨き)
施工料金:73.500円税込(新車割引磨き-10%・輸入車割増磨き+10% 適応)
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