2012年02月19日公開|フォルクスワーゲン
このたび神奈川県よりなんと2台続けてのご依頼をいただきました!
ここまでご信頼をいただけたことは感謝・感謝以外の何物でもありません。
2台ともお引き取りでのご対応だったので、当然キャリアカーで伺ったのですが、帰りには山梨県内で初めて走行しているレクサスLF-Aを見ることができましたが、
意外と実物は普通でした・・・
正面から見るといかにもレクサス、スーパーカー的押し出しの強さは感じませんし、全体の印象もランボルギーニ風というか、トランスフォーマー風というか、絶対的オーラを感じませんでした。
普通に走っている速度域だったこともあるでしょうが、フェラーリ・ランボルギーニ・ポルシェの様な戦闘的な排気音も聞こえず、
「意外と普通の車だなー」
という印象です。
もうちょっと角の立った作りなら魅力的なのですが・・・
やはりトヨタが作ってしまうと優等生になってしまうのですかね?
まだGT-Rのほうが角が立っているような・・・
そのてんこちらのポロGTIは見た目は普通いかにもフォルクスワーゲンですが、
外見とは全く違った過激さを秘めています!
現行フォルクスワーゲンの中では売り上げ台数は別としても、一番人気のようです!
1.4Lでありながら、ツインチャージにより176PSをたたき出しています!
しかも車重は1.100kgしかありません!
これはホットな走りができるでしょう。
しかも7速DSGが組み合わされていますから、シフトミスもなく驚異的速さで変速が行われます。
国産車のようにただのATにカッコだけで着いているパドルシフトではなく、
まさにMTの様なブリッピングするパドルシフトです。
ただし、MTがないのはちょっと寂しいですが・・・
ボンネットダンパーはありません・・・
ちょっと悲しい気もしますが、価格もこの性能で300万円以下に抑えていますし、
1.100kgという車重に抑えるためには過剰装備なのかもしれませんね。
それほどボンネットも重くないですし、不便さもさほどありませんから問題はありません。
車格的にも一昔前のゴルフの大きさがありますので、絞るところは絞る必要があるのでしょう。
最近は輸入車・国産車問わず、ステアリングにスイッチてんこ盛りですが、潔く何もありません!
シンプルでいいですねー
革巻きステアリングに赤いステッチ、これも最近のスポーツモデルの定番ですね!
またステアリング底部が直線状になっているのも最近多くみられますが、これはどのような理由によるものなのでしょうか?
メーターも此れと言って凝ったデザインではありませんが、シンプルさがかえってスポーティーさを際立たせています。
ここ等辺はやはり経験・伝統のなせる技なのでしょうね!
GTI専用ペダルですが、デザイン機能ともにいいつくりです。
車格が大きくなったことでペダルの配置にも余裕ができたことは、操作性の向上には大きなメリットです。
アルカンターラと合成革による、コンビシートですが質感は非常によく作られています。
ホールド性も保ったうえで、着席時の窮屈感も感じさせない優れたシートです。
輸入車特にドイツ車のシートは非常に優れたものが多く、長距離運転でも腰の痛みを感じずに済みます。
ここれ辺もまだまだ国産車では追いつけていない部分です・・・
この部分も究極的にシンプルです!
しかし安っぽくは見えません。
が、300万円ということを当てはめてしまうと、
欧州他社に対してはかなり地味な感じはぬぐえません・・・
しかし今までのポロと比較した場合はかなり素材感などは改善されたと感じます。
不況の影響か、今まで好調だったフォルクスワーゲンの売れ行きもだいぶ鈍化してきたそうですので、ここでびっくりするようなホットモデルR32の様なものを出してもらいたいですね。
2月5日にご納車とのことで、まだほとんど走行もされておらず洗車もされていないと思われますが、すでに多少の水染みと傷はかなりの量が見うけられます。
ポロGTIはほとんど受注生産に近く、在庫車両がある状態ではありませんから、
水染みはおそらく納車サービスで行ったポリマーが原因で付いたものと思われます。
問題は傷です!
日本での在庫期間はほとんどないはずですし、フォルクスワーゲンは本国出荷時からフルラップされた状態がディーラーまで取られることがありません。
つまりPDIでの作業に磨きはなく、基本的にはファーレン販売網のディーラーでは納車磨きは行わないはずです・・・
しかし上左の写真は明らかにポリッシャー傷!
ということは、
本国出荷時にこの状態で出荷したか?
PDIで塗装補修を行ったか?
となりますが、ボディ全体に洗車傷も入っていたことから推測すると、
おそらくPDIで補修がなされた可能性が高いと思われます。
またリアクォーターパネルのバンパー近くにはこのような傷がありますので、リアバンパーも補修された可能性があります。
輸入車の場合数か月間の船で運ばれてきますから、積み下ろしや航海の途中で傷つくことはある意味当然のことです。
このこと自体は避けることができませんのでしょうがありませんが、問題は補修をしたらきちんと直し補修を受けた痕跡がないようにすることです。
しかし国産メーカーやディーラーと同じく、輸入車インポーターやディーラーも年々利益は薄くなり、結果として“手間を省く”ということが当たり前となってきてしまっています。
手間をかければ利益は少なくなり、手間をかければ販売価格を上げざろう得なくなります。
まさに蟻地獄状態です!
世界的不況・デフレの影響でしょうね!
しかしほとんどの傷は致命的な傷ではありませんから、本来の新車のクオリティー以上には02磨きコースでも回復可能だと思います。
し、そうすることが弊社の使命ですから!
磨き前膜厚は132μ、ソリッドということもあり多少厚めの膜厚です。
かなり目立っていた傷もきれいに磨き上げることができました!
このように部分的に深い傷は、一般的磨きでは局部的に集中した磨き方をすることで、その部分の肌感が周りと違ってしまうことが多いようですが、
弊社の磨きはこの程度の傷でしたらそのようなことは起こりません。
これは特殊なポリッシャーとバフ・コンパウンドを使用して、さらに特殊な磨き方法を駆使することにより実現できるようにシステム化された磨きです。
ただやみくもに磨いているだけではありませんよ!
磨き終了後膜厚は128μ、研磨膜厚は4μでした。
新車としてはちょっと多めの研磨膜厚となってしまいましたが、傷の量と深さからすると妥当な数字です。
しかし、ボンネット・ルーフ・左フロントフェインダーに各一本ずつの線傷は磨きとることはできませんでした。
しかしこの傷もエッジの処理はされていますから、
まず使用環境の中では傷があることは確認できないレベルにはなっています。
これ以上局部的に磨きを行うと、さすがに部分的に肌感が違ってきますので、
新車としての全体の雰囲気を優先させてここまでといたしました。
Volkswagen フォルクスワーゲン ポロ GTI コーティング終了
キャンディーホワイトのソリッド塗装が一段と艶やかになっています!
磨き前は線傷とポリマーの影響か、ちょっと黄色味がかった色でしたが、磨きあげることで青みが増し本来のすっきりした白の色が再現されました。
そこに今回ご注文いただきました親水系ハイエンドコーティング剤マーベラスフィニッシュ・プレミアムハイブリッドを施工することで、驚異的艶を手に入れました。
この艶感はスノーガード系の延長線上にあるものですが、その艶感のとろけるような濡れた感じは明らかに何枚も上手です!
このたびはそれ以外にも、エクセペル・ペイントプロテクションフィルムでの施工のご依頼もいただきました。
施工箇所は、ドアカップ5か所とサイドステップ4か所となります。
ご依頼に際してオーナー様からご心配頂いたことに、
「以前他社のフィルムで施工した際、フィルムで施工した部分の塗装が沈んでしまったことがあった。」
とのことでしたが、エクセペルのフィルムではそのような事象は起きたことは確認されておりません。
またサイドステップなどは、お客様のご要望によりプロテクト範囲も極端に広くならない限りは基準価格範囲でお好みの範囲でご指定いただけます。
ただし極端な凹凸や複雑な三次曲面の場合には施工できない場合もございます。
これにてご依頼いただいた1代目の施工は終了し、現在2台目の施工を行っております。
引き取り納車の際も差し入れをいただくなどご心配をいただきありがとうございました。
ご依頼いただいた上に大変感謝しております。
しかしただでさえ高額な施工を2台もいただいておりますので、これ以上のご心配はしないでくださいね!
現在施行中のお車、ご期待に添えるようにきっちりリメイクいたします。
車輛クラス:クラスM
施行コース:マーベラスフィニッシュ・プレミアムハイブリッド ガラスコーティング+02磨きコース(軽度の磨き)+エクセペル・ペイントプロテクションフィルム(ドアカップ×5か所・サイドステップ×4か所)
施工料金:197.400円税込(輸入車割増磨き+10%・ソリッド塗装割増磨き+10%・納車引き取り基本料 適応)
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