2012年03月31日公開|メルセデスベンツ
久々のEクラスです!
が、ただのEクラスではありません。
世界初のミリ波レーダーによる安全運転を非常に高い次元で実現するパッケージが搭載されています。
これだけの機能が搭載されています。
このシステムの価格は38万円この機能でこれは安いでしょう!
この部分が長距離レーダーとなります。
これ以外に近距離レーダーが前に2つ後方に2つ装備されたいます。
真横からの衝突以外はほとんど自動的に対処してくれます。
ドライバーがいなくても走る車もそう遠くはないかも?
実際航空機や船舶ではそのレベルですからね!
しかも戦闘機に至っては無人で戦闘が行える所にまで到達していますから恐ろしい限りです。
もしかしてターミネーターも近い?
この矢印の三角形、ミラー死角の後方から近づく車をリアの近距離レーダーが感知すると赤く点灯して危険を知らせます。
知らせるだけではなくさらには衝突の危険が迫るとブレーキを制御することで進行方向すらも変え衝突を回避します。
つまり左右前後のブレーキの利きを変えることで、ドライバーの意思とは関係なく車は回避行動をステアリングを動かすことなく可能にします。
これは高速道路の流入時や多車線でのレーンチェンジには安心な装備です。
しかしこれ等の安全装備きちんと作動してくれればいいですが、誤作動したらどうなるの?
と一抹の不安を感じます・・・
スバルが安全運転サポートシステムをいち早く導入しましたが、
ここまでの技術となると大人と子供以上の差をつけられてしまいました。
ま、確かに車輛価格が3倍以上違いますからこのような部分でも差がつくのは当然かもしれませんが、安全・命はお金で買うものということですね!
もっとも車格が大きくなればなるほど、価格が高くなればなるほど安全性は高いといことは基本的には車ができたときから始まっていることですから当然と言えば当然!
“仏の沙汰も金次第”
しかし新車の程度はお金では買えなくなっているようです・・・
すべてとは言いませんが、
ここ最近のメルセデスの程度の悪さは非常に際立っています。
コストダウンもしかり、新車の程度までトヨタのまねですか?
これではメルセデスベンツの名が泣きます・・・
1.000万円近い乗り出し価格の車でこれはないでしょう!
ボディ全体写真のような傷があります・・・
白っぽく見える赤丸部分、これ全部洗車スクラッチ!
ここまでバンパーが傷だらけのベンツの新車は、先日施工したCクラスのクーペとこのお車位・・・
ホントにこのお車新車、ベンツですか?
年度末なので入れ替えが多いことを想定して事前に大量在庫を抱えていた長期在庫車なのか、PDIやディーラーでの作業や洗車で傷を入れてしまっているのか、
どちらにしてもこれでは1000万円の価値はとても感じられません。
さすがに膜厚だけは通常のように116μはありました。
これも適当だったらメルセデスベンツという会社自体も信用できなくなってしまいます。
取りあえず一安心!
このお車も先日のCクラスクーペの赤と同じように、
通常のベンツの新車の倍以上の時間をかけての磨きとなりました。
ソリッドレッドやブラックの塗装色で程度が悪いと、傷はだれの目においてもはっきり確認できてしまいますので磨き屋にとっては最悪のパターンです。
大変な以上=難しい=腕が試される、という構図になりますのである意味やりがいはありますが、磨けど磨けどその先のパネルも傷又傷、“忍耐力と根気”の勝負です。
しかしくじけずに磨きあがった時の達成感はこのような御車の場合は非常に大きなものがあります。
本来であれば02コースは3工程の磨き!
各工程で同一箇所3回までの研磨を標準としていますので、合計9回の磨きが最大回数となります。
しかしこのような状態のお車ですととてもこれだけでは磨き上げることは不可能となり、
深い傷は傷一つ一つを個別に磨いていくこととなります。
しかしこのような磨き方は1パネルの中でも研磨量に差が出てくるため厳密にはいいことではありません。
意匠性を優先するのならば、
たとえ新車であっても程度によっては02プラスなどアップグレードした磨きを行ったほうがより仕上がりは良くなります。
問題はご予算です・・・
オプションやドレスアップなどに予算が割かれ、最後が磨き&コーティングとなりますからなかなか程度に応じて磨きのコースを変更がしていただけないのが現実です。
しかし意匠性のかなめは塗装の艶や光沢でありますから、できましたらこの部分のご予算はケチらないでください!
このお車の磨き後膜厚はデーターが壊れてしまい画像はありませんが、5μの研磨となりました。
新車としては02コースでの研磨厚の限界研磨厚ですので、
塗装のためにもできれば02プラスで施工したいところです。
Mercedes-Benz メルセデスベンツ E350
BlueEFFICIENCY AVANTGARDE コーティング終了
年度末ぎりぎりで施工予約が山積みの中、想定外に時間がかかることになり夜なべに次ぐ夜なべとなりましたが、納得のいく仕上がりにすることができました!
正直、
「もうこのくらいにしておこう・・・」
とか、
「そこまでこだわらなくても、どうせ一般人には傷は見えないから。」
などと心の中で悪魔のささやきは屋外の暗闇の中から聞こえてきます(イメージ)。
しかしその一方で、
「ほらまだ傷あるよ!」
「妥協してここ等は傷まないの!」
とライティングの中から天使の声(イメージ)も聞こえます。
眠いは腹減ったなどさらに追い打ちをかけますが、ここが踏ん張りどころ!
自信でも納得いくレベルまで仕上げることができました。
ご納車も約半日の余裕をもって終了することができ、
最終確認も余裕をもってすることができ年度末最終日ご納車の1台として有終の美を飾ることができました。
自画自賛しすぎ?
苦労して仕上げたお車の1台です、大事にお乗りください。
車輛クラス:クラスL
施行コース:マーベラスフィニッシュ ガラスコーティング+02磨きコース(軽度の磨き)+ガラスホイルコーティング(前面のみ×新品)
施工料金:105.105円税込(新車割引磨き-10%・濃色車割増磨き+10%・輸入車割増磨き+10% 適応)
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