2012年03月11日公開|トヨタ
やっぱりアルファードとなるとでかいです。
これで202だったら・・・
ぞっとします。
幸いにもゴールドパールクリスタルシャインというお色で、程度も非常によくほっとしました。
もともとはスポーツカーなどにお乗りだったそうですが、事情によりこちらに御乗換えとのことです。
さすがに今までの車とは違い、もったりとした乗り味で運転する楽しさは皆無とのことですが、移動手段と割り切りなおかつ快適な移動空間と割り切ればこのクラスの1BOXは快適でしょう。
だとしても、後席以降の乗員にとってであり運転手にはほとんど恩恵はないでしょうが・・・
しかし最近目に付くのが、この手の大型1BOXで高速道路を我が物顔で走るバカ!
ハイブリットでも200ps、上級クラスともなれば280psもの馬力がありますから確かにアクセルを踏めば下手な乗用車以上にスピードが出ます。
車体のでかさを利用して前走車を威圧しながらあおりまくるバカ!
車の重量と、重心の高さの恐ろしさが分かっていません・・・
ABSだのトラコンだのの装備があったとしても高速道路を160km/h近いスピードで走っていれば、間違いなく止まれませんしステアリング操作でよけることも不可能です。
この手の運転をしている人に限って、今までスポーツ性能の高い車などは乗ったことがなく、車自体が持つ運動性能や物理力学が理解できておらず、車の限界が理解できていません。
こちらのオーナー様のように以前はスポーツカーにお乗りの方は、
そこの違い1BOXの恐ろしさが分かられていますから、最近のハイパワー1BOXの無謀な運転を見て“頭おかしい”とやはりお感じだそうです。
車は大きくなればなるほど、パワーがあればあるほど凶器となってしまいます!
アクセルを踏んでスピードが出るのは、ドライバーの腕とは関係ありませんから、過信しすぎないようにご注意を!
いたるところカメラだらけです。
たしかにこれだけの車格ともなると、ミラーによる目視だけではかなり感が必要ですから、運転がいまいちの方は危険でしょうから便利なアイテムではありますが、
逆にこのようなハイテクに頼りすぎると運転技術は育たなくなってしまうでしょうね。
ハイテクは確かに便利ではありますが、依存しすぎることは危険な場合もありますし、人間そのものの感覚を衰えさせる可能性もありますから、ほどほどが一番です。
やはり日本車・日本人の好みはウッドですね!
しかし、本物か偽物かのこだわりはあまりないようです。
たしかに偽物・フェイクでも良い部分はたくさんあります。
しかし問題は3のデザインが自在とい所にあるような気がします。
これは良い面も当然ありますが、
特にトヨタ・日産はデザインの自在性からあまりに奇抜な模様や色に振りすぎの様な?
新しいうちは確かにインパクトがありますから、“かっこいい”と感じる部分は否定できませんが、これは逆に“飽き”にも通じる部分でもあります。
またあまり奇抜なものは安っぽさにもつながる恐れがあります。
なぜ輸入車は、フェイクを使ってもあまり本物とは違う意匠性にしないのか?
此処を考えてみるべくでしょう。
このシルバーのセンタートリム新しくなりました?
定かではありませんが、以前よりだいぶ良くなったような気がします。
ただ不思議なのはなぜ此処はウッド調としないのか?
悪くはないのですが、ちょっと落ち着きにかけるような気もします・・・
この部分のステップの作り方微妙です・・・
内装と合わせた素材色なのはいいですが、このような内装色の車ですとかなり汚れが目立つような?
滑らないようにカーペットが入っているのもいいのですが、やはり汚れが・・・
どうせここまでやったなら、汚れたり傷ついた時に簡単に交換できるように作られていれば万全なのですが、どうも見る限りちょっと大事価格も結構する様な気がします。
シートはトヨタのこの手の素材と色は非常に個人的には大好きです。
ファブリックの質感はトヨタは非常にいいと思いますし、耐久性も併せ持っています。
革=高級という図式はちょっと違うと思います!
ファブリックの技術は国産車は“世界一”だと思います。
ちょっと違うかもしれませんが、アルカンターラだって日本の発明品ですからね!
しかも輸入車のほとんどが採用しているほどですから!
メーターかなりいいです!
デザインも質感もかなりのものですねー
トヨタにしてはハイテクを前面に出していないのが正解でしょう。
個人的には好みですね!
めちゃくちゃ程度良いです!
ほとんど傷らしきものは存在しません。
新車もすべてこうだったら良いのですが・・・
残念ながらそうはいかないところが、磨き屋が儲からないみそです!
いくら程度がいいといっても塗装波が存在することには変わりはありませんから、
結局は02磨きコースの3段階のバフリングは省くことはできません。
多くのお客様は“新車が一番塗装の状態は良い”と思われていますが、確かに悪いわけではありませんが、本来の発色にはなっていないのです。
本来の発色は塗装の平滑ができて初めて現れるもので、新車の塗装には細かな塗装波が存在するため光が乱反射してしまい本当の色・艶・光沢は表れてはいないのです。
その状態に幾らコーティングを施工したとしてもコーティング特にガラスコーティングに関しては意匠性の大幅な違いは出てくることはありません。
中には磨きを行わなくとも大幅な意匠性の変化をするコーティングも存在しますが、これは表面反射をするように作ってあったり、有機物の光沢・艶の反射であったりしますので、
作り物あくまで見せ掛けでしかありません。
往々にしてこのようなコーティング剤は耐久性には欠ける場合が多いようです。
ただしこれが悪いと決めつけるべきものでもありませんから、予算や再施工サイクルなど個々の考え方によってはありですね!
膜厚はこのクラスとしては順当な125μ。
トヨタのパールしかも程度は最高ですから、磨きは塗装波の研磨が主目的となります。
今回は磨く面積は広いものの、傷を追う作業は皆無だったため非常にスムーズに作業が進みました。
すべての新車がこのようなクオリティーで納車してくれれば、というよりもするべきでしょうね!
最近は特に輸入車ディーラーなどは納車ルームなるスペースが作られ、
水銀灯で照らしてお客様にボディーの点検をしていただいてから納車するシステムが増えているようです。
此れってすごいことですよね!
と思っていましたが・・・
実はこれは罠!
納車時にこのようなスペースで点検をしていただくことによって、
納車後の傷のクレームを避けるための方法です。
後日なんかのきっかけで傷を発見してディーラーに、
「納車時には気が付かなかったけれど、ボディに傷があるのですが?」
と言ってみても、
「納車時にご確認いただいた際にご納得いただいていますし、その時点では傷は確認できなかったことですから、ご納車後についた傷だと思いますよ。」
これで終わり。
何が罠かと言いますと、すべてのディーラーがそうではないかもしれませんが、水銀灯の光の波長が通常のものと比べ長い波長、蛍光灯に近いものを使用することで傷が見えないようにしているようです。
一般的水銀灯は、太陽光の日中の波長とほぼ同等のものです。
以前ある高級外車ディーラーの納車ルームで、お客様と一緒に納車点検に立ち会ったことがありますが、
「さすがこのディーラークオリティー高いなー!」
と感心し、いざ弊社の調色用水銀灯で照らしてみるとびっくり・・・
線傷と磨き傷はしっかりと残っていました!
ここまで行くとプロでさえ騙されちゃいますね・・・
しかしこのお車は弊社の水銀灯の下で見ても傷はありませんでしたから、本当に傷はなくその結果磨きは非常にスムーズに完了することができました。
磨き後膜厚は122μ、研磨膜厚は3μの研磨となりました。
塗装波を取り去り塗装面を平滑にしてあげることで、本来のゴールドパールクリスタルシャインの色が鮮やかになりました。
TOYOTA トヨタ アルファード ハイブリッドX コーティング終了
ここの所新車といえどもなかなか手ごわいお車が多かったですが、今回は非常に楽をさせていただけました。
とはいってもこの大きさですからそれなりに体力はは消耗しましたが・・・
傷がない分仕上げに集中でき、コーティングもじっくりと施工できました。
体力的というよりも精神的余裕ですかね!
残念ながらご納車の前日が季節外れの大雪だったため、おそらくご自宅についた時にはしぶきを受けてかなり汚れてしまっていたでしょうが、
コーティング未施工車と比較すれば“格段に汚れていない”状態だったと思います。
ガラスコーティングの利点は、このように汚れにくくなることと、洗車の際の汚れ落ちが良いために手洗い洗車でもかなり楽に洗うことができることです。
これだけ大きい車ですとこの部分はかなり重要です。
水道水の水質の悪さをご心配されていましたので、天気の良い日の拭き取りだけはお気を付け下さい。
車輛クラス:クラスX
施行コース:マーベラスフィニッシュ・プレミアム ガラスコーティング+02磨きコース(軽度の磨き)
施工料金:141.817円税込(お持込お引き取り割引-10%・新車割引磨き-10% 適応)
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