車磨き研究所の施工ギャラリー
ＴＯＹＯＴＡ トヨタ ヴァンガード 240Ｓ 4ＷＤ
2012年04月22日公開｜トヨタ
先日プラドの新車を施工させていただいたお客様の奥様のお車もご依頼いただきました！
ありがたいことです！
しかし２台とも“悪魔の２０２”なのは困ったことです・・・
さすがにお客様も幾らかっこいい色だとは言っても、管理の難しさや気を使いながら使用しなければいけないわずらわしさから、
「次回の新車ご購入からは黒は選ばない！」
と“改心”したそうです！
“賢明な決断”です。
このお車新車ご購入から４年弱、奥様の専用車でありながら駐車場でぶつけられたことはあっても一回もぶつけたことがないそうです！
女性でこれはすごいです！
うちの家内もかなり運転はうまく、左ハンドルからジープ・スパーカーまで平気で乗り回しますが、それでも３年に一回くらいはぶつけます・・・
お仕事がかなりの緊張感が必要なお仕事をされていてミスが許されませんから、緊張感や注意力の持続をされることに慣れていらっしゃるのでしょう。
大体ぶつけたりこすったりは、だろうや不注意によるものですから・・・
トヨタの車としてはいいセンスのメーターです！
シンプルですが立体感がありスポーティーさと見やすさが両立された良いメーターです。
乗用車のコテコテしたメーターよりよっぽど良いと思いませんか？
此処もいいですねー
デザイン・機能性ともに無駄がなくいいつくりです！
乗用車より相対的にＳＵＶとかのほうがきちんと作られているような気がします。
と思ったら、質・機能・装備を充実させることで今までの高級という概念を変えた車だそうです。
と褒めましたが、先日のムラーノと同じでこの部分のあまりのデザイン性と質感の無さにはがっかりしてしまいます・・・
こののっぺらぼうさ、何とかならないのですかね？
この部分のダサさは国産車は特に大型・高級車ほど目につきます・・・
素材を変えるなり、シフトゲージの形を変えるなり、エッジに何かつけるなりちょっとしたことだけでだいぶイメージが変わるはずですが？
このデザインは良いです！
素材質感的にはまだまだですが・・・
ただし均整のとれた飽きのこないきれいな作り込がされています。
やはり乗用車よりも良いような！
使用年数からするとかなり程度は悪いかも？
傷も深いものが多いですし、水染みに至ってはトップ部分はかなりクレーターになってしまっています・・・
線傷の長く深いものはおそらく雪落としや雪ずれなどで着いたものでしょう。
こればかりは露天駐車の雪国では避けられません・・・
もっともこれが２０２で無かったらここまで目立たずにはすんでいるのですが。
２０２に限らず、黒ソリッドをきれいに乗るためには、車庫保管・こまめな行き届いた管理など最低限条件が整えられない限り、日々みすぼらしくなっていく様を見ていくこととなってしまいます。
ディーラーの営業マンの、
「うちの車は耐スリ塗料（スクラッチシールド）ですから、傷は非常に入りにくくなっていますから心配はないですよ！」
などの営業トークは信じてはいけませんよ！
全く関係なく傷はどんどん入ります。
しかも磨けない（磨き辛い）塗装ですので、一度傷だらけになったものはそう簡単には治りません。
ポリマーなどで傷を隠してごまかすくらいが関の山です・・・
新車であってもこの手法がディーラーの常套手段ですからねー
今回はかなり状態がヘビーなこともあり、また膜厚も新車レベルの１３２μが確保できていますので、０２プラス磨きコースでリセット磨きスタートです！
ただし水染みクレーターは目立ちにくくするレベルで、完全に除去は無理でしょう・・・
他作業もしながらではありますが、磨きに足かけ五日も掛かってしまいました・・・
というのも、２０２耐スリ塗装は傷や水染みを早く落そうときついバフリングをすると熱が入り簡単にポリッシャー傷が入って行ってしまいます。
一度熱を上げた状態で入れてしまった磨き傷は耐スリクリアーの特性として蓋をされてしまい磨きとることが困難となってしまいます。
そのため非常に弱いバフリングで少しずつ少しづつ磨いていくしかありません。
結果５μの研磨で見違えるほどきれいにはなりましたが、
当然５μ以上の深さの傷は残ることになります。
またトップ部分には鳥糞・花粉・樹液の様な物で塗装が酸化されてしまった部分もかなりあり、上の写真の白く見えるところがその部分です。
さすがにこのようなところは、塗料自体が酸化され縮んでしまっているので、磨きでは改善することはできませんが、この後ガラスコーティングを施すことにより表面が保護されますから、これ以上の症状悪化をかなり防ぐことは可能となります。
このような部分をこれ以上放置していれば、イオンデポジットクレーターも全く同じですが、異常なない塗装面よりもくぼんでいますからさらに不純物がそこに堆積してどんどんと症状を悪化させていってしまいます。
車をきれいに長くいい状態で維持したいと考える場合、
こまめに管理を繰り返し放置状態にならないようにすることと、ＤＩＹメンテナンスでは対処できない症状が発生してきたら、
早めにプロショップ（専門店）で処置してもらうことが重要です。
早い段階の処置であれば、完全回復も可能でしょう！
ただしそれなりのランニングコストもかかりますから、そこのバランスは自身のこだわりと懐具合との兼ね合いでしょうね・・・
日常使用のお車でしたらそれなりの妥協・あきらめも大事です！
ＴＯＹＯＴＡ トヨタ ヴァンガード 240Ｓ 4ＷＤ コーティング終了
見違えるほどきれいになりました！
これだけビカビカのヴァンガード２０２はめったにいないでしょう。
これをチャーミングな奥さんが運転していたら目立つこと請け合い！
“何者”
て感じでしょう。
しかし所有車輛が総て２０２とはこれは管理が大変です！
しかも２台ともでかい・・・
これからの季節は雨が降ったら即乾燥、これの繰り返しで雨染みができやすくなってしまいます。
固着してしまう前に雨染みを洗い流したりなどのメインテナンスが必要となります。
大変ですが、ソリ黒をきれいに乗るには必要なことです。
頑張ってください！
ＰＳ：プラドの状態時間のある時で結構ですから一度見せてください。
車輛クラス：クラスＬＬ
施行コース：マーベラスフィニッシュ・スノーガード ガラスコーティング+０２プラス磨きコース（傷取り磨き）
施工料金：９７．４６１円税込（リピーター割引-２０％・お持込お引き取り割引-１０％・ソリッド割増磨き+１０％・濃色車割増磨き+１０％・トヨタ耐スリ割増磨き料金改定前予約のため非適応 適応）
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