2012年05月18日公開|ダイハツ
昨年施工させていただいた常連様のお車ですが、妹様に車を貸したら目の前でコンクリートブロックにバックしながら激突していったそうです・・・
バックカメラまで装備されているのになぜ?
単純にバックミラーもバックモニターも確認せず、思い込みや感だけでバックしてしまったのでしょうね。
バックソナーがあればもしかしたらぶつからなかったかも?
自走不能とのことで、キャリアで引き上げに伺ってみると、リアバンパーは裂け、インナーフェインダーが脱落してしまっていますが、幸いなことにリアクオーターパネルには損傷はありませんでした。
しかし提携板金工場に持ち込んでみると、なんとリアラテラルロッドが変形していて車軸がずれてしまっています・・・
タイヤもホイルも全く傷ついていないにもかかわらず、ここまで壊れるとは・・・
保険会社のアジャスター曰く、
「ダイハツの車はラテラルロッドは弱いですね、ちょっとの接触でも変形します。」
「単に強度不足ということもあるかもしれませんが、あえてこの部分が壊れやすくすることで、ほかへの損傷を防いでいる可能性のほうが大きいと思います。」
との見解でした。
お客様は、免責無しのフルセットの任意保険にご加入だったためレッカー費用や代車代・修理費等で30万円近い総額がかかることになってしまいましたが当然自己負担はゼロで済みました!
やはり任意保険は大事ですね!
今回の板金塗装による補修はリアバンパーのみでしたので、コーティングの補修範囲は隣接するパネルリアハッチ・左右リアクオーターパネルを加え4パネルとなります。
驚くべきは、約半年が経過しているにも拘らず傷はほとんどついていません!
さすがにゼロというわけにはいきませんが、リアハッチに写真で赤丸で囲った程度の傷しかついていません。
この部分はおそらく荷物を持ちながらハッチの開閉操作などをするためにつけてしまったものだと思われます。
しかし洗車管理の雑さから付けてしまったような傷は皆無です!
いかに気を使われて洗車されているかがうかがえます。
赤丸で囲われた傷はかなり深く残念ながら保険会社指定の02磨きコースでの研磨では取りきれませんでした・・・
しかしボデイカラーがパールホワイトということもあり、日常使用のレベルでは確認することはできないでしょう。
これが“悪魔の塗装202”だったならばり判りだったでしょうが・・・
やはりボデイカラーは単にかっこいいからというだけの理由で選択するのではなく、
後々の管理のしやすさなどを考慮して選択すべきですね!
当然ご自身の駐車環境や洗車の腕前なども考慮する必要があります。
乗り始めてから日々傷つき醜くなっていく愛車を見て頭を抱えても遅いですから・・・
DAIHATSU ダイハツ ムーブ カスタム RS 補修コーティング終了
補修もきれいに修了しお引き取りにはお客様にお越しいただきました。
やはりしっかりとカバーされた任意保険に入られていたことは、大正解です!
価格費用を心配せずに修理ができる、これは精神的にもお財布的にも車を乗る上で大事なことです。
弊社のお客様の中にも稀ではありますが、車両を購入することがいっぱいいっぱいで、車両保険に加入されていない状態で事故などに遭遇してしまい、
コーティング補修どころか自身の車の修理さえする費用の捻出がままならないというような例もありました。
これでは“本末転倒”です・・・
せっかく張り合いを持つために購入した車が、逆にストレスのもととなってしまいます。
車は無理してまで見栄で買うものではなく、身の丈の中で余裕をもって購入されることだ大事です!
当然月々のローンの金額と保険料も考慮して選択してくださいね!
このたびは遠距離よりお引き取りいただきましてありがとうございました。
もうじきほたる祭りも始まります。
お越しの際にはついでにお寄りください。
車輛クラス:クラスS
施行コース:マーベラスフィニッシュ・スノーガード ガラスコーティング(補修4パネル)+02磨きコース(軽度の磨き×4パネル)
施工料金:保険会社支払いのため未公開
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