2012年05月20日公開|フォルクスワーゲン
弊社には珍しくめちゃくちゃ若い女性のお客様です!
これがまたかわいいのですわ!
さすがにお年はお聞きしてませんが、20代前半でしょうね?
にも拘らず、ご自身で新車をご購入されたそうです!
今どきの女性で、車に興味があるのは珍しい。
お母様と一緒にご来店いただいたのですが、また親子でのコーティング選びの会話が微笑ましく、久々になごめる風景でした。
いろいろ迷った末、当初のご予算は多少オーバーしてしまいましたが、ほとんど洗車はされないとのことで、それでもきれいが保て、
コーティングや塗装が傷みにくいガラスコーティング×光触媒のWコートとなりました。
いつも思うのですが、女性は洗車は嫌いですね・・・
確かに手洗い洗車は大変ですししかも濡れますから、私でもあまりしたくはないですから・・・
だったらGSで洗ってもらえば?
と思いますが、GSって結構女性にはくつろげないところみたいです。
雰囲気もそうですが、待っている間の暇つぶしが意外とできない。
村上君改善の余地あり!
女性客獲得のための策を練ってみれば?
さすがにシンプルです!
ドイツ車の中でも特にフォルクスワーゲンはシンプルですが、全然安っぽく見えないところは、素材の質感と使い方がうまいというところでしょう。
メーターリングにメッキをあしらってあるだけでだいぶ違います。
スイッチパネル&センターコンソールもいたってシンプル!
若い女性でこのようなスタイルを好むのは珍しいでしょう。
個人的にはこのセンス良いと思います!
将来が楽しみ?
今の国産軽自動車のほうが一見豪華のようですが、作り込の良さや素材感では全くポロとは比較にならないですね。
確かにちょっと前のポロはかなりシンプルさが安っぽくも感じさせられるところがありましたが、そこら辺の改善ができてきています。
上級グレードであるハイラインは、
ステアリングとシフトノブはレザー仕様となっています。
国産車のレザーとは違い、鞣しも非常にしっかりしていますし、色合い肌触りも非常にGOOD!
今はやりのステアリングスイッチなどがついていないのも個人的には好印象です。
やはりきちんと作られています!
チャラチャラとした意味のない素材で派手に見せ、高級感を出そうとするような邪道な作りはされていません。
正に車作りの基本に忠実に作られています。
飽きのこない内装です!
シートも特に変わった素材は使われていませんが、質感の高さはドイツ車特有のものです。
見た目のインパクトよりもシートの本分はすわり心地にあります。
これが日本車にはない・・・
おそらくレクサスと比較してもポロのシートのほうがシート自体の出来の良さは上でしょうね!
輸入車、特にドイツ車に乗られた経験がない方が初めてドイツ車で長距離ドライブをされていうことは、
「疲れないねー、腰が全然痛くならない!」
100人中100人が必ずいう言葉です!
お持込いただいた時はドロドロの状態で、汚れや付着した虫や花粉などで気が付きませんでしたが、洗車をしてみるとなんと5mm以上の大きさで塗装は剥げています・・・
飛石痕にしてみては大きすぎる?
先日もポルシェであった塗装ブリスターかも?
ご納車からまだ1か月しかたっていないのにこれではあまりに悲しすぎる・・・
というわけで、お付き合いはありませんが一応ディーラーの営業マンに連絡を入れて対応をしていただこうとTELしてみましたが、
「そんなこと言われても・・・」
と非常に不親切というか、迷惑がるだけ・・・
「取りあえずクレームになるかどうかだけでも見て判断してほしい。」
とお願いしても、
「人が今週はいないので、無理です。」
「取りあえず施工を進めてください。」
とのことで、施工終了後にお客様がディーラーに持ち込むこととなりました。
問題は施工を進めるにはこの塗装が剥げている部分をどうするか?
という選択肢がありますが、塗装が剥げた状態のままコーティングを施工してディーラー確認に持ってきてほしいとのディーラーからの指示だそうです。
これって親切、不親切?
先日のプリウスと同じで、納車から1か月ですがこの通り傷だらけ・・・
偶然かどうか購入された会社も同じ・・・
これって偶然?
残念ながらこの状態では磨きの新車割引適応できません・・・
申し訳ございません。
やはりスクラッチはすごい量、これは洗車でつけた可能性が大ですね!
さすがにこの状態では納車はしないでしょう?
たぶん?
問題なのは線傷・・・
かなり深いものが相当量付いてしまっています。
ご自身で洗車はしないとのことですので、GSでつけた傷?
とはいってもわずか1か月、
しかもそんなに何回も洗っていないでしょうから半分くらいは納車段階であった傷の様な?
判りませんけどね。
今となっては・・・
前回のプリウスもこのポロも納車時には納車ルームは無く、
水銀灯での傷の確認はでき無い設備のディーラーで購入されています。
待ちに待った新車の引き渡しで、気分が高揚しているところにこのような環境では傷の確認などまともにできるわけはありません。
ましてや“新車に傷などあるはずがない”という思い込みもあるでしょう。
しかし悲しいかなそれは単なる“思い込み”です!
納車時にはめんどくさがらずにきちんと傷の確認をしてください。
後で傷云々を言っていっても“クレーマー”扱いされて嫌な気分に陥るだけですから!
今回この状態ですと本来は02プラス磨きコースで、きっちり傷を落とし切りたいところですが、すでにコーティング選択の段階で予算オーバーですのでそれはかないません・・・
02コースでできるだけの傷は無くするように頑張ります!
しかし膜厚厚いです、202μもあります!
ということは、クリアーはセラミックや水性ではないのかも?
だとしてもこれだけの厚みがあれば材質いかんは関係ないですね!
塗装の材質がセラミック・水性・油性かは別として、非常に硬い塗装です。
実際のところの硬度は判りませんが、磨いた感触的にはメルセデスやBMWよりも硬いかも?
其れに助けられてでしょうが、あれだけ派手についていた傷もほとんどは1~2μ程度の傷でしたので、ファーストカットの磨きでほとんど消えました。
が、数本残った線傷は、傷の深さから見て洗車の際のゴミの咬み込み傷か、
なにか硬いものでこすった傷でしょうが、おそらく5μ以上はあるでしょう。
部分的に強く磨いてこれらの傷も磨きとることは可能ですが、
これを行うと周りとの肌感に差が出てしまう恐れがありますので、このような濃色新車では逆に行わないほうがいいでしょう。
大事なのは数本ある傷ではなく、全体の肌感のバランスです!
最終膜厚は写真を撮り忘れてしまいましたが、3μの研磨でしたので、施工前の傷の状態からすると意外と少ない研磨膜厚で済みました。
Volkswagen フォルクスワーゲン ポロ TSI ハイライン コーティング終了
お引き取りにはお母様のほかにも、お父様までいらっしゃって下さり、完成したお車をご覧になり、
「すごくきれいになった、すごいねー」
と感激いただきました。
うれしい限りです!
この後先に問題となったボンネット部分の塗装剥離部分をディーラーで見てもらいに行くそうですが、ちょっと心配・・・
数時間後お客様からTELが、
「3人に見てもらいましたが、全員に飛石だといわれてしまいました・・・」
とのことでしたが、私からすると非常に不親切!
お客様の心情は全く考慮されていません。
別に取敢えず写真を撮って取りあえずメーカーに塗装トラブルで上げてあげればいいじゃないですか。
それで結果飛び石という判断が出たとしてもそれは納得することだと思います。
またコーティングの際にタッチペンを入れないで施工するように指示しているので、結局はこのまま長期間塗装の剥げを放置することはできないので、早いうちにタッチペンを入れて補修コーティングを行う必要が出てきてしまいます。
またお客様は出費です・・・
このようなことにならないようにディーラーには弊社に現車確認に来てほしいと頼んだのに・・・
購入からまだ1か月、せめてこのようなフォロー位はしてあげるべきでしょう!
ホントお客様の気持ちは“無視”です。
売るまでは調子のいいこといっておだてまくりますが、売ってしまえば知らんぷり・・・
本当にトヨタ系販売会社には毎回姿勢に疑問を感じさせられます。
せっかくの新車がこれ以外にもディーラー側の不誠意な対応で、非常に購入されたことを後悔されているようですが、その気持ちを引きずってもせっかくの新車が楽しくなくなってしまいます。
此処は気持ちを切り替えて、せっかく購入されたポロを楽しみましょう!
なにかありましたらまたお気軽にご相談ください。
車輛クラス:クラスM
施行コース:マーベラスフィニッシュ・チタンコンビネーション ガラスコーティング×光触媒ボデイコーティング+02磨きコース(軽度の磨き)
施工料金:88.619円税込(女性割引-10%・お持込お引き取り割引-10%・新車割引磨き適応外・濃色車割増磨き+10%・輸入車割増磨き+10% 適応)
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