2012年07月03日公開|メルセデスベンツ
現行Cクラスになってから、カルサイトホワイトのお車が爆発的に増えています。
先代までですとあまり似合っていなかったですが、この形になり逆に一番品のいいカラーとなったようです。
今までは輸入車では白のお車が比較的少なかったですが、現在はベンツに限らずポルシェ・フェラーリ・ランボルギーニ・ベントレー・ロールスロイス・マセラティ・アストンマーティンなどは特に白が増えているようです。
今まではスポーツカーなら派手な色、高級車では濃色特に黒が多かったのですが、
これって結構当たり前すぎて個性には欠けている選択でした。
つまり個性の主張に乏しい!
たしかに白というとそれ以上に個性がないような印象もありますが、輸入車の白は国産車と違いかなり車種によりはっきりした違いがあり、単に白の車というのではなく車輛の個性をより引き立たせるような色合いを作り出しています。
そういう私も実は白の車は今まで購入したことが1台もありません。
“つまらない色”
という印象が正直ありましたが、次購入する車では白はかなり選択肢にはなっています。
といっても当分買えるわけもないですが・・・
ちなみの昨年購入の選択肢にあったジネッタG12白だったのですが、実は購入しなかった理由は白だったことも一因です。
矛盾していますが、これは私のジネッタと色のイメージが一致しなかったためです。
ケントスピードさん次のジネッタG12新車オーダーはオレンジにしましょう!
そうしたらもしかしたら買うかも?
このウッドトリムはブラックアッシュウッドですが、最近のベンツはブラックウッドが主流となっていますが、このブラックアッシュの模様はあまりいただけません・・・
最近の国産車と模様が似ていませんか?
どちらがマネをしているのかは判りませんが、まねをするほどいいとは思えません。
暗いところで見ると模様が埃のように見えるのですが・・・
何回も書いているような気がしますが、このメーターは何回みてもいいですねー
シルバー・白・黒の組み合わせが地味でもあり派手でもあり、微妙な組み合わせです。
各メーターサイズのバランスも非常に安定感があります!
ここ等辺はさすがベンツ!
国産車にはないセンスです。
バリバリの新車、ディーラーから直接おいでになられたお車ですが、
すでに多少の水染みがボデイにでき始めています。
メーカーからディーラーに送られてくる時点ではトップ部分の塗装には保護フィルムが張り付けられてくるのですが、
それを剥いで数日しかたっていないにもかかわらずすでに軽度の水染みが付いてしまったのです。
これはメーカーやディーラーの管理状態が悪いとい訳ではなく避けられないことです。
何百台という車が船から降ろされモータープールで管理され、さらに積載車で各ディーラーに搬送され、数日間ディーラーで作業のため保管されます。
この間ほとんどは露天保管となります。
いくらベンツといえどもすべて屋根付き保管は無理なことです・・・
場所は限られていますからねー
しかし今回のお車は傷に関してはかなり程度は良く、
トップ部分にはほとんど目立ったレベルでは傷はありませんでした。
ただし側面は保管中などに人の服の擦れで付いてしまう程度の傷は20~30本くらいは付いてしまっています。
ただし軽いスクラッチの線傷ですから、跡形なくなくなるでしょう!
先に触れた軽度の水染みも、この段階では付着を起こしているだけですのでポリッシャーをかければきれいになくなるでしょう。
硬いベンツの塗装ですので、そう簡単には水染みや傷は塗装に致命的ダメージは与えないことは間違いありません。
膜厚もCベンツとしては平均値の115μが確保されています。
予想取り付着し始めの水染みは跡形なく消えています!
もっとも磨いているのですからこの程度が処理できなければ“サギ”と言われてしまいますね・・・
側面にあった線傷もなくなりました!
これで一安心。
研磨膜厚も1μと最近のベンツとしては非常に楽に磨き上げることができました。
と思っていたら・・・・・
なんとリアバンパーに凹みがあります!
しかも三か所・・・
初めは船の中での接触の補修痕かと思いましたが、どうも違います。
バンパーの成型過程での問題のようです・・・
一般的にメルセデスだからクオリティーが高いと思われがちですが、それはある意味思い違いです。
クオリティーの価値観の考え方が日本人とは違うのです。
日本人の考えるクオリテーは表面的な部分に主体が置かれ、目に見える部分を重要視しています。
しかし輸入車、
特にドイツ車に関しては車自体の性能などを含めた車としての本質的なものがクオリティーとして考えています。
たしかにこれがメルセデスでもSクラスレベルになればあり得ないでしょうが、本国や欧州でのCクラスの位置図けは国産車で言えばカムリクラス、いわゆる一般車の部類となってしまいます。
これに欧州の外見的クオリティーの要因を当てはめればこれでもありとなってしまうのです。
このお車が入庫中にいらっしゃったお客様、今お乗りのお車が初めて購入された輸入車です。
このお車新車購入直後は、
「此れで新車、バンパーのちりも左右で2mmくらい違う!」
「内装のちりも誤差がある!」
「高いお金を出して此れか?」
としきりに怒られていましたが、今では“この時思ったことがバカのよう”に思うとおっしゃっています。
今では、
「輸入車というものをトヨタの様な基準で判断しても意味がない!」
「細かいことを気にするならトヨタ車を買うべきだね!」
と変わりも変わりました。
このバンパーの不良部分もご覧になって一言、
「気にしてもしょうがないね、車の本質には影響ないから!」
とのことでした。
輸入車乗るならこの割り切り必要ですね!
Mercedes-Benz メルセデスベンツ C250 BlueEFFICIENCY
ステーションワゴン アバンギャルド コーティング終了
今回からご依頼いただいたマーベラスフィニッシュ ガラスコーティングが改良品の新製品となりました!
成膜膜厚設計が50%ましとなりましたので、非常に膜厚感があり艶にも深みを感じさせます。
当然膜厚が増えた分摩擦耐久性は上がりますので、効果持続期間も長くなりました。
巷では施工保証期間や効果持続期間などを○年などとはっきり明言しているところが多く見受けられますが、これっておかしな話だと思いませんか?
駐車環境や洗車頻度・回数や走行距離など車によりその置かれている状況は様々です。
それを同じ効果を同じ期間保証できるわけはありません。
弊社ではお客様にはあくまで目安としてご案内するようにしています。
たとえばこのマーベラスフィニッシュ ガラスコーティングの場合、屋根付き駐車で洗車は手洗い月2回で年間走行距離20.000km以内として2~3年くらいが目安の耐久性となると考えます。
ただしこれも地域により酸性雨の強さや、水道水のペーハー、高速道路の使用頻度などいろいろな細かな条件の違いによりかなり違ってくるでしょう。
コーティングは施工することで、
未施工の車と比較すれば格段に塗装に対してのダメージは低減できますが、ダメージを全くなくすことはできません。
当然傷も汚れも付着します!
ということはコーティングが犠牲被膜となり塗装を守っているということになります。
つまりコーティングの一番大切な役目は、塗装を守り自身がその身代りになっているということです。
複利としてメインテナンス性の向上や、より深い艶や強い光沢などが加わってきます。
これ等の効果をいかに持続させるかは、あくまでお客様の管理の仕方次第です。
頑張ってこのコーティング効果を持続させてください。
車輛クラス:クラスL
施行コース:マーベラスフィニッシュ ガラスコーティング+02磨きコース(軽度の磨き)
施工料金:89.355円税込(新車割引磨き-10%・ソリッド塗装割増磨き+10%・輸入車割増磨き+10% 適応)
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