2012年08月10日公開|プジョー
弊社ツーリンググループのロータスチーム常連様です!
何時も奥様同伴でいらっしゃって熱い走りを披露してくれています。
ご夫婦ともども長身で、特に奥様はスタイル抜群、性格も非常におっとりした方で、見るからにお似合いのご夫婦です。
ご主人は月の大半を海外出張で過ごされる多忙な毎日をお送りのようですが、そのご褒美でしょうか会社からのプレゼント“専用の社用車”です!
この世間が不景気にあえいでいる中、好景気な会社もあるのですね!
お持込いただいた際も、台湾からお帰りになった足でそのままいらっしゃり、お引き取りの際にも、香港からのお帰りの足でお越しになりました。
此れだけ忙しく動かれていることが=会社の営業成績に反映されているのでしょう。
休みが何日あるかとか、残業はしたくないだとかいうような社員はいない会社なのでしょうね。
ステーションワゴンでこのようなラゲッジで操作出来るリアシート可倒ハンドルは意外と装備されていません。
これあると無しでは大違いです。
いちいち面倒な操作や、前にいったり後ろにいったりの無駄な動きが必要ありませんから。
デザイン的にも、素材的にも特筆する様な部分はありませんが、普通にいいシートです。
サポート形状も乗用車としてはきっちりしています。
安っぽいステッチもあえて入れていないことで、違和感を感じさせません。
実用車は実用車、この割り切りが必要ですね!
トリムはちょっと変わったデザインになっています。
しかし国産車のようにダサいフェイクで高級感を出そうとはせずに、単純にデザインとして作られていることが良いですね!
さすがセンスのフランス車!
車両価格からすると、非常にいいつくりです!
当然黒い部分はピアノブラックウッドなどではなく、プラスチックなのですが、全然安っぽく見えない!
曲面の作り方や、あしらうメッキの使い方、艶の出し方など、すべてのバランスが取れているからこそ、プラスチックであっても高級感が引き出せているのでしょう。
このつくり国産車も見習うべきですね!
シフトノブもこったつくりがされています。
にぎりの部分はアルミと本革のコンビ。
その下にわずかに光る赤いLEDがあります。
ヘッドライトのLEDは嫌いですが、このような部分のさり気ないLEDは良いですね。
センターコンソールにスイッチが少ない分、ステアリング周りのスイッチはてんこ盛りです・・・
これは良くない!
見た目や使いやすさの部分も疑問ですが、何よりホーン部分が肥大してしまっているために、ステアリング操作の邪魔になりそうです。
メーターも特筆するべきところがあるわけではないですが、メッキリングなどアナログ的装飾をすることで飽きのこないしかも安っぽくないデザインになっています。
メーターを奇抜にすると車自体のイメージすら壊してしまいますからね、
トヨタさん!
最近のプジョーはこの部分の作り、派手で凝っています。
あまり目につく部分ではないですが、ここにお金がかかっていると高級感が増します。
フェラーリやマセラティなどは逆にこのような部分“軽自動車”と思うほど安っぽいのと対照的です、
「いつも数千万する車で此れかよ・・・」
とみるたびに感じてしまうのは、私だけではないのでは?
ごつい複雑な作りのエンジンマウントです。
国産車ですとあり得ない作りですね・・・
この複雑な作りが、メインテナンスコスト増大の一因となっていくのでしょうが、逆に車自体の長期耐久性は増すでしょう。
根本的車作りの考え方の差ですね!
な、なんですかこのクーラントの色は?
泥水かと思ってしまいます。
新車でなければ間違いなくクーラント腐っていませんか?
と聞きたくなっちゃいますね。
なぜにして此の色なのでしょう?
ご納車から3か月が経過してしかもフランス車、ご入庫いただくまでは程度が心配でしたが、驚異的に傷はありません!
ポリマーで傷をごまかしているわけでも3か月経っていますからありません。
しかも膜厚も159μもあります!
ご入庫いただいた時のドロドロの状態から見て、もしかして1回も洗車してないのでは?
と思いましたが、お聞きしてみるとその通り!
しかしそれが逆に傷がない理由にもなっています。
いつも言っているように、洗車はお手入れのようで逆に痛めているだけ・・・
ということを証明するいい例です。
かといってここまで洗わないこともどうかとは思いますがね・・・
いくら程度が良いといってもさすがに練りプラの部分は傷だらけです!
どうしてこのように傷のつきやすい部分に、
あえて傷が入りやすくなおかつ磨けない素材の練プラを使うのか理解できません・・・
この傾向は特にドイツ車にみられますね。
傷も深く入りやすい素材ですので、完全に傷を無くすことはほとんど無理ですが、
それでも1/10以下にはなったでしょう。
目立つところだけに気になる・・・
磨き自体は非常に順調に進みました。
塗装表面状態も非常によく、コンパウンドの絡みもまったく起こしません。
ただし放置管理乗りっぱなしだっただけに、いたるところ鉄粉食い込みを起こしていて、ファーストカットではその都度トラップ粘土で鉄粉除去を行いながらだったのは結構ストレスでしたね・・・
この状態、
一冬越して来春まで放置でしたら塗装面は鉄粉の錆でえらいことになっていたでしょう・・・
磨き自体は滑面づくりが主な内容の仕上げとなりましたので、研磨厚は3μで済みました。
PEUGEOT プジョー 508SW Allure ディレクショナル・キセノンヘッドランプ&LEDポジショニングランプ コーティング終了
ご入庫時の状態からすると、別の車?
というくらいきれいになりました!
お引き取りにみえられたお客様も、
「こんなに変わるんだねー」
とびっくりなされていましたが、それ以前が汚すぎ・・・
一日最低でも高速道路を160㎞走られるそうなので、今までのように虫の付着は避けられませんが、除去の簡単さはコーティング効果でてきめんですので、
せめて時々はスチームくらいは当ててください!
あと1か月少々でツーリングとなりますが、エリーゼも洗ってやってくださいね!
このたびは3か月もお待たせいたしましてすみませんでした。
車輛クラス:クラスLL
施行コース:エクセレントフィニッシュ・ライト ガラスコーティング+02磨きコース(軽度の磨き)+スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティング(フロント基本セット×鱗落し)
施工料金:100.170円税込(お持込お引き取り割引-10%・新車割引磨き-10%・輸入車割増磨き+10% 適応)
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